WWE:Great American Bash 7/20/08の分析
名勝負 | なし |
好勝負 | なし |
@WWEタッグ王座戦、4コーナー・マッチ:ジョン・モリソン、ミズ(ch)vs.フィンレー、ホーン・スワグルvs.エッジヘッズvs.ジェシー、フェスタス
それぞれ個性を出すには至らなかったが
ある程度楽しめる要素はある。
少し悪い試合。
AUS王座戦:マット・ハーディ(ch)vs.シェルトン・ベンジャミン
マットに怪我前の輝きが戻っていないのと
ベンジャミンの試合構築力にいまだ不安が残る、と感じさせられる試合ながら
一進一退の攻防が多めで楽しめなくはないですね。
しかし9分とか通常放送でもできるもんなぁ・・・。
平均レベル。
BECW王座戦:マーク・ヘンリー(ch)vs.トミー・ドリーマー
デラニーが裏切ったというだけの悪い試合。
デラニーはヒールもできる力を持っていますが
体格を考えるとそれを発揮できないでしょうねぇ。
Cクリス・ジェリコvs.ショーン・マイケルズ
普段見せない攻防なんかを見せ
クオリティの高いものになりましたが
フィニッシュ含め細部ではまだまだこの2人ならではの表現力を
活用する余地は十二分にあったかと。
やや期待外れの中々良い試合程度。
Dディーバ王座戦:ナタリアvs.ミシェル・マクール
ナタリアはあのアメコミの悪役的容姿じゃなくなったのが残念。
試合はレベルの差がありすぎて、ひどい試合に。
女子に関しては統一王座にしないとどうしようもない。
E世界ヘビー級王座戦:CMパンク(ch)vs.バティスタ
これ見て、おぉ〜予想以上の出来だ、と感じるなんて
我ながらどんだけ期待してなかったのだ、と思いますねぇ。
さて試合は体格差を上手く使って構築し所謂良い試合でしたが
懐疑的な見方をされている事を考えると
それよりも王者らしさを見せたかった。
例えパンクにキャリーされようと
スパスタ(レスラーではなく)としての商品価値を高めたのは明らかにバティスタの方ですからね。
しかしベビー対ベビーで
ケイン乱入というフィニッシュ、試合後バティにパワー・ボムを食らうという
筋書きが待っているので、どう頑張っても無理な気もしますが・・・。
平均より少し上。
Fニューヨーク・シティ・パーキングロット・ブロウル:ジョン・シナvs.JBL
クラッシュから入るのは良かったんだけど
単調なアクションで
それを打開する車を燃やしたり、重機を使用するスポットも
使い方が甘く、会場に入ってのフィニッシュも弱すぎる。
ついでに久しぶりの馬鹿試合の割りに客の反応も微妙です。
ファン・マッチとしてある程度評価しても悪くない試合といった所でしょう。
GWWE王座戦:トリプルH(ch)vs.エッジ
局所的には攻防や場外を使おうという意図、短い腹攻め、と
良い要素を見て取れるのですが
全体的には掴みの失敗から始まり、
その後も期待されるクオリティに到達する事無く
アリシア、ヴィッキー乱入のフィニッシュまで・・・。
エッジはスピアーを乱発する癖をいつになったら直してくれるんでしょう。
平均より少し上。
総評
トレード他抗争の後始末なんかで
微妙な大会となってしまいました。
そこまで悪い試合こそないですが・・・。
(執筆日:9/1/08)
DVD Rating:★☆☆☆☆
注目試合の詳細
なし試合結果
@WWEタッグ王座戦、4コーナー・マッチ:ジョン・モリソン、ミズ(ch)vs.フィンレー、ホーン・スワグルvs.エッジヘッズ(新チャンピオン!)vs.ジェシー、フェスタスAUS王座戦:マット・ハーディ (ch)vs.シェルトン・ベンジャミン(新チャンピオン!)
BECW王座戦:マーク・ヘンリー(ch)vs.トミー・ドリーマー
Cクリス・ジェリコvs.ショーン・マイケルズ
Dディーバ王座戦:ナタリアvs.ミシェル・マクール(初代チャンピオン!)
E世界ヘビー級王座戦:CMパンク (ch)vs.バティスタ(DQ)
Fニューヨーク・シティ・パーキングロット・ブロウル:ジョン・シナvs.JBL
GWWE王座戦:トリプルH(ch)vs.エッジ