TOPアメリカン・プロレスWWE 2002年 →WWE:Survivor Series 11/17/02

WWE:Survivor Series 11/17/02の分析


名勝負 なし
好勝負 なし

@テーブル・エリミネーション・マッチ:スパイク&ババ・レイ・ダッドリー、ジェフ・ハーディvs.3ミニッツ・ワーニング
 エリミネーションという事でテーブルが何脚も出てきて派手です。
 しかしトルネード形式という事で試合を作る事は出来ず。
 もう少しフィニッシュの部分だけはしっかり練ってほしかったですね。
 最後のサプライズ・ゲストの登場だってピンチの演出が弱いです。
 一応盛り上がりとしてはオープニングの役割を十分果たしている。
 平均より少し上。
 (執筆日:10/29/09)

Aクルーザー級王座戦:ジェイミー・ノーブル(ch)vsビリー・キッドマン
 キッドマンの苛烈な攻めのテンポにノーブルも合わせます。
 場を目まぐるしく変えるので
 アクション量は十分にありつつ
 ワン・オブ・ゼムに技に埋もれず展開もあります。

 ダメージ感を通常より軽くしていますが、
 共通認識を持っているので全く問題ないですね。

 終盤も女子マネ絡めコーナー上技を使って盛り上げました。

 7分しかない中でクルーザー級の存在感を見せつけましたね。

 平均的な良試合。
 (執筆日:7/?/20)


3試合目は女子王座戦の中でもハード。

CWWE王座戦:ビッグ・ショー(ch)vs.ブロック・レスナー
 レスナーが腹を痛めているストーリーも加えて
 F5を決められるかどうかにのみ絞った
 王座戦としてかなり短い内容となっています。
 しかし今では考えられない椅子滅多打ちからのF5は迫力がありました。
 (執筆日:10/11/11)

DWWEタッグ王座戦、エリミネーション・マッチ:エッジ、レイ・ミステリオ (ch)vs.カート・アングル、クリス・ベノワvs.ロス・ゲレロス
 めまぐるしく動く中でゲレロスがすかしてくる。
 3チームの色が上手く混ざった内容です。
 しかし脱落後に1段落ちましたね。
 1回クライマックスがあった後ではゲレロスの地味さが目立ちます。
 もっと脱落を遅らせるか、ノン・エリミネーション戦にして
 6人で語るべき事を多くするべきでしたね。
 またフィニッシュ。
 ベルト攻撃なのは良いけど、エッジがそれでダウンしたミステリオの横を通って
 場外のチャボに殴りかかっている内に決まるのは只間抜けに映るだけです。
 見え方にもう少し気を使うべき。
 中々良い試合。
 (執筆日:10/29/09)

E世界ヘビー級王座戦、エリミネーション・チェンバー:トリプルH(ch)vs.ショーン・マイケルズvs.ケインvs.RVDvs.ブッカーTvs.クリス・ジェリコ
 既に失敗しているにも関わらずHHHとRVDという顔合わせでスタート。
 悪い予感的中でRVDが攻め過ぎ。
 バランスが悪く攻めと受けが合致していません。
 RVDはEチェンバーならではのBOXにのったり、
 飛び技を避けられてチェーンに飛びつくなどの動きを生み出していますが
 まるで焦らしが無くムーブだけですね。
 3番手で入ったジェリコはHHHと結託。
 これ自体は悪くないんですけどね。
 HHHがRVDの無茶なBOX上からのフロッグ・スプラッシュを食らい負傷するので
 スロー・スタートを選んだのは痛かったです。
 結局、多人数の統一も無いので前半は必殺技という華だけの前座扱いも同然でした。
 後半のHHH対HBK対ジェリコからが本番。
 HBKとジェリコが何とか持ち直すべく動き、
 流血と無機質に鈍く光る金属構造物という絵によって雰囲気だけは作り上げました。
 そしてHHHが似たムーブの繰り返しながら気力を振り絞って動いた事で
 クライマックスは結構盛り上がりましたね。
 HBKが王者に輝くというサプライズ・エンドも心を動かしました。
 終わりよければ全てよし、といえるレベルじゃないけれどメインとして格好はつきました。
 中々良い試合。
 (執筆日:10/29/09)

総評
 全て王座が移動、ハードコア度の高い内容で
 危機感を感じたWWEが力を入れてきた事が分かります。
 楽しめる内容でしたがDは3ウェイにする必要が無いし、
 Eは実験形式の域を出なかったのは残念。

DVD Rating:★★☆☆☆

注目試合の詳細

E世界ヘビー級王座戦、エリミネーション・チェンバー:トリプルH(ch)vs.ショーン・マイケルズvs.ケインvs.RVDvs.ブッカーTvs.クリス・ジェリコ
  RVD対HHHで試合開 始。
  組むとRVDがコーナーに押し込み殴り蹴りつける。
  ロープに振ろうとする。
  HHHが振り返しクローズラインへ。
  RVDは避けるとヒール・キック。
  蹴りを放つ。
  受け止められるもミュール・キック。
  ロープに振るとショルダー・スルーを狙う。
  HHHがフェイス・バスターに切り返す。
  ぺディグリーを狙う。
  RVDが鉄床へのリバース・スープレックスに切り返す。
  鉄床に出ると蹴りつける。
  チェーンにぶつける。
  ロープを使ってもう1発ぶつける。
  更にぶつける。
  流血したHHHを殴りつけショルダー・ブロック。
  バク転するとモンキー・フリップ。
  リングに戻ると鉄床のHHHめがけロープを越えてローリング・サンダー。
  クローズラインでリング内に戻す。
  ボディ・スラム。
  ジェリコに中指を立てるとジェリコのBOXの上にのる。
  ジェリコがチェーンごしにRVDの脚を引っ張る。
  捕まえようとHHHがコーナーにのぼってくる。
  RVDはHHHを殴りつけて体勢を崩す。
  ジェリコも蹴り倒す。
  コーナー上に降りると鉄床に立ったHHHにトペ・アトミコ。
  チェーンにぶつける。
  HHHがリングの中に転がりはいる。
  RVDはリングに入ると殴りつける。
  5分が経過しジェリコが加わる。
  RVDは入ってきたジェリコにスピン・キック。
  ロープに振るとショルダー・スルーを狙う。
  ジェリコが蹴り上げロープに走る。
  RVDがカウンターでスピン・キック。
  スタンディング・ムーンサルト。カウント2。
  コーナーに振ろうとする。
  振り返されるもカウンターで蹴り。
  コーナーに飛び乗るとそこからダイビング・サイド・キック。
  クローズラインで鉄床に出す。
  飛び技へ。
  避けられるもチェーンに飛びつく。
  そこから振り向きざまにクロス・ボディ。
  リングに入ったRVDにHHHがクローズライン。
  ジェリコがリングに入りRVDを蹴りつける。
  バック・ドロップ。
  踏みつけてカバーするもすぐ返される。
  RVDが2人を殴りつける。
  HHHをロープに振ろうとする。
  HHHは振り返すとクローズラインへ。
  避けられるもハイ・ニー。
  ジェリコがセントーンに続けカバー。カウント2。
  ジェリコが羽交い絞めにしたRVDをHHHが殴りつける。
  ジェリコはHBKを挑発。
  HHHがRVDを鉄床に投げ出す。
  2人は鉄床に出るとロープで勢いをつけてRVDをチェーンにぶつける。
  ジェリコがRVDを再び鉄床に投げ出す。
  2人で何度もチェーンにぶつける。
  リングに戻る。
  RVDをコーナーに振る。
  HHHがジェリコをそのコーナーへ振る。
  RVDはかわして鉄柱に激突させるとHHHにクローズライン。
  ジェリコにヒール・キック。
  HHHがRVDを殴りつけDDT。
  マウント・パンチ。
  5分経過しブックが入ってくる。
  ブックがジェリコを殴り倒す。
  HHHを殴り倒す。
  2人にハイ・キック。
  ジェリコをクローズラインで出す。
  HHHをクローズラインで出す。
  スピン・ルーニー。
  RVDが起き上がり向き合う。
  蹴りつける。
  殴り合い。
  RVDは蹴りつけるとロープに振ろうとする。
  ブックは振り返すとショルダー・スルーを狙う。
  RVDは背を通るとクローズラインを避けロープに走る。
  ブックがスピン・キックを決めカバー。カウント2。
  チョップ。
  ボディ・スラムを狙う。
  RVDは後ろに逃れ蹴りを放つ。
  受け止められるもステップ・オーバー・スピン・キック。
  カバーするもカウント2。
  コーナーに振ろうとする。
  振り返されるもカウンターでバック・エルボー。
  突進。
  ブックがスピン・キックを決めカバー。カウント2。
  HHHがブックを殴りつけロープに振る。
  クローズラインへ。
  ブックは避けると蹴りを入れシザース・キック。
  ジェリコが入ってきてブックを背後から殴りつける。
  RVDがジェリコにドロップ・キック。
  RVDがコーナーに上る。
  BOXの上にのぼる。
  HHHにファイブ・スター・フロッグ・スプラッシュ。
  ブックがRVDにミサイル・キック。
  カバーし1,2,3!
  RVDが脱落(13分半)!

  HHHもカバー。
  HHHが脚をロープにかける。
  ジェリコがブックにドロップ・キック。
  コーナーで足を押し当てる。
  コーナーに振るとブルドッグ。
  ライオン・サルトへ。
  避けられるも着地し突進。
  ブックがカウンターでスパイン・バスター。
  カバーするもカウント2。
  5分経過しケインが入る。
  ケインが2人を殴りつけていく。
  ジェリコをロープに振りショルダー・スルー。
  ブックを殴りつける。
  コーナーに振りクローズライン。
  ジェリコを鉄床に投げる。
  ジェリコを担ぐとチェーンに投げる。
  BOXのガラスに投げる。
  リングに戻るとHHHに地獄突き。
  ブックを殴りつける。
  ブックがケインにハイ・キックを狙う。
  ケインは受け止めると担ごうとする。
  ブックは逃れると蹴りを入れロープに走る。
  その先の鉄床にいたジェリコがロープ越しにロー・ブロー。
  ケインがブックにチョーク・スラム。
  HHHを殴り倒すと追って鉄床に。
  ジェリコがリングに入りブックにライオン・サルト。
  1,2,3!
  ブックが脱落(17分半)!

  ケインは流血したジェリコを鉄床に投げ出す。
  ジェリコはパンチを入れるとチェーンを登っていく。
  ケインが捕まえ殴りつける。
  リング内にミリタリー・プレス。
  近づいてきたHHHも殴り倒す。
  リングに入るとジェリコにブレーン・バスター。
  カバーするもカウント2。
  ロープに走るとエルボー・ドロップへ。
  ジェリコは避けると蹴りだす。
  HHHがコーナー上へ。
  ケインが殴りつけデッドリー・ドライブ。
  ジェリコの喉元を掴む。
  ジェリコは蹴りつけるとセカンド・ロープからドロップ・キック。
  5分経過しHBKが入る。
  ジェリコとケインを殴りつけていく。
  ジェリコをロープに振るとショルダー・スルー。
  ケインがHBKにクローズライン。
  ロープに振るとクローズラインを狙う。
  HBKは避けるとフライング・フォア・アームズ。
  ケインをコーナーに振ろうとする。
  ケインが振り返すとHBKは一回転。
  ケインがジェリコにネック・ハンギング・ツリー。
  HBKにチョーク・スラム。
  HHHにチョーク・スラム。
  コーナーから跳んできたジェリコにもチョーク・スラム。
  首を掻っ切る。
  HHHに目をつけた様子。
  ツームストンを狙う。
  HHHが後ろに逃れ押し飛ばす。
  その先にいたHBKがケインにスイート・チン・ミュージック。
  ケインがむくっと起き上がるHHHがケインに蹴りを入れぺディグリー。
  ジェリコがライオン・サルトにつなげ1,2,3!
  ケイン脱落(23分)!

  ジェリコがHBKに鉄床へのクローズライン。
  チェーンにぶつける。
  もう1発。
  HHHがリングに転がり入ったHBKを殴り倒す。
  ジェリコがHBKの額に拳を叩き込む。
  2人で拳を叩き込む。
  HHHがHBKをロープに押さえるとジェリコがヒップ・ドロップ。
  ジェリコはステップを踏む余裕を見せる。
  HHHはHBKを鉄床に投げ出すとチェーンにこすりつけBOXにぶつける。
  2人でHBKを殴りつける。
  ジェリコはHBKリングに殴りいれる。
  暴言を吐きかけながら蹴りつける。
  HBKも流血している。
  鉄床に出すとチェーンにぶつけようとする。
  HBKは防ぐとジェリコをチェーンにぶつける。
  もう1発。
  出てきたHHHを殴りつける。
  クローズラインでリング内に戻す。
  ジェリコに鉄床でのパイル・ドライバーを狙う。
  ジェリコがリバース・スープレックスに切り返す。
  HHHがHBKを殴りつけロープに振る。
  クローズラインへ。
  HBKは避けるとフライング・フォア・アームズ。
  跳びおきる。
  背後からジェリコがブルドッグ。
  ライオン・サルトにつなげるもカウントは2。
  再びカバーするもカウントは2。
  コーナーに振り突進。
  HBKはカウンターで蹴りを入れるとムーンサルト。カウントは2。
  ジェリコの両脚を取って倒すとボストン・クラブ。
  HHHはHBKに蹴りを入れるとDDT。
  カバーするもHHHが足を引っ張る。
  ジェリコが胸を突く。
  HHHも突き返し殴り合いに。
  ジェリコがロープに振ろうとする。
  HHHが振り返しクローズライン。
  ロープに振ろうとする。
  ジェリコが振り返しショルダー・スルーを狙う。
  HHHがカウンターでフェイス・バスター。
  カバーするもカウント2。
  コーナーに振る。
  ジェリコがセカンド・ロープに飛び乗り、そこから飛ぶ。
  HHHはカウンターで蹴りを入れるとぺディグリーを狙う。
  ジェリコが両足を取って倒しウォール・オブ・ジェリコ。
  HHHがロープを掴もうとする。
  ジェリコが引き戻す。
  そこにスイート・チン・ミュージックが炸裂。
  カバーし1,2,3!
  ジェリコが脱落(30分半)!
  
  HHH対HBK。
  殴りあう。
  HHHがスパイン・バスター。
  カバーするもカウント2。
  ロープに振るとショルダー・スルーを狙う。
  HBKが蹴り上げ突進。
  HHHは鉄床へのショルダー・スルーを決める。
  鉄床に出るとチェーンにぶつけようとする。
  HBKが振り返してHHHをチェーンにぶつける。
  ぺディグリーを狙う。
  HHHが両脚を掴んで倒しスリング・ショットでガラスにぶつける。
  リング内に投げ入れる。
  カバーするもカウント2。
  殴り倒す。
  HHHを支えに起き上がってきたHBKを殴りつけていく。
  HBKがガードし殴りつける。
  殴り合い。
  HBKが押しロープに振る。
  ショルダー・スルーを狙う。
  HHHがフェイス・バスター。
  クローズラインで鉄床に出す。
  鉄床でのぺディグリーを狙う。
  HBKが両脚を掴んで倒しチェーンへのスリング・ショット。
  リング内へのクローズライン。
  コーナーに上る。
  BOXの上にのぼる。
  そしてダイビング・エルボー・ドロップ。
  前奏を鳴らす。
  スイート・チン・ミュージックへ。
  HHHは受け止めると回転させ蹴りを入れる。
  ぺディグリーを決める。
  すぐにカバーにいけない。
  何とかカバーするもカウント2。
  レフェリーに抗議する。
  ならばと蹴りを入れもう1発狙う。
  HBKがリバース・スープレックスに切り返す。
  そしてスイート・チン・ミュージックで1,2,3!
  HBKが新チャンピオンに(39分半)!

試合結果

@テーブル・エリミネーション・マッチ:スパイク&ババ・レイ・ダッドリー、ジェフ・ハーディvs.3ミニッツ・ワーニング
Aクルーザー級王座戦:ジェイミー・ノーブル(ch)vs.ビリー・キッドマン(新チャンピオン!)
B女子王座戦、ハードコア・マッチ:トリッシュ・ストラタス(ch)vs.ヴィクトリア(新チャンピオン!)
CWWE王座戦:ブロック・レスナー (ch)vs.ビッグ・ショー(新チャンピオン!)
DWWEタッグ王座戦、エリミネーション・マッチ:エッジ、レイ・ミステリオ (ch)vs.カート・アングル、クリス・ベノワvs.ロス・ゲレロス(新チャンピオン!)
E世界王座戦、エリミネーション・チェンバー:トリプルH(ch)vs.ショーン・マイケルズ(新チャンピオン!)vs.ケインvs.RVDvs.ブッカーTvs.クリス・ジェリコ