WWE:Judgement Day 5/19/02の分析
名勝負 | なし |
好勝負 | なし |
一試合目は良い試合。
Cスティーブ・オースチンvs.リック・フレアー、ビッグ・ショー
ビッグ・ショーはnWoの入場曲で登場。
白黒の映像はレトロな雰囲気もありビッグ・ショーの驚異的な体躯が光ります。
試合はフレアーがやられ芸を見せる一方で
ビッグ・ショーは小さく受ける。
尤も受け方の技術はないので選択の結果ではなく必然ですけどね。
この強烈に差別化された2人とオースチンが
トルネード式に入り乱れて序盤から大きく盛り上がりました。
3人ともコンディションは良くなく動けないからこそ
反射神経がカバーできる範囲内となっていて
贅沢にトルネードの戦いに身を投じることができている。
一度仕切ったもののオースチンがトップ・スターとして
振る舞い・アピールで盛り上げていて
完全に試合としては切られているのに熱は維持されていましたね。
試合に対する思わぬ期待感が持続していました。
その後は通常タッグ形式の展開でしたが
オースチンとフレアーが意外に繊細な攻防を繰り広げる。
観客もチョップ連打に掛け声を挙げるなど良い雰囲気でした。
ビッグ・マッチではないものの
個性が輝くようしっかり練られているな、と好感を抱く一戦。
平均的な良試合。
(執筆日:3/13/12)
D髪切戦:エッジ対カート・アングル
前回とは異なり自由度の高い構築。
エッジが手を重ねた事でそれが出来るようになったのは好ましい事です。
しかし残念ながら見劣りします。
要所部分では使いまわしているだけにその印象は強い。
カートがより観客を見ていたり、髪切り戦ならではの意識が見られたのでよしとしましょう。
後半。
前回のようなぴったりはまった物ではありませんが
エッジの意欲を買うに値する素晴らしい攻防。
切り返しが全体的に成功していて盛り上がりで前回を上回りました。
もう少しエッジが追い込まれるべきだがフィニッシュのチョイスは良い。
好勝負に少し届かず。
(執筆日:10/29/09)
Eヘル・イン・ア・セル:トリプルH対クリス・ジェリコ
HIACなので乱戦スタートですが
ジェリコがこまごましたファイトでいまいち。
試合が進むにつれ様々な凶器が飛び出すので
当然ハードにはなっていき面白くはなっていく。
しかし凶器に比例した以上の物ではありません。
HIACは指針があるようで無いですからね。
ジェリコには向いていなかったように思います。
ただ素晴らしいラスト・マン・スタンディングを行った事を考えると
特別な物にならなかったのを向き不向きだけで片付けられない。
やはり2人の間での気持ちのやり取りが感じられなかったのは本人の責任です。
この試合が実質的にセルの上にのぼった最後のHIACですね。
平均的な良試合。
(執筆日:10/28/09)
メインのホーガンの試合が悲劇的にひどい。
ど ういうわけか、この製品は 非常に手に入りにくい状況になっています。
D、EがDVD化された今となっては入手にかかる手間と費用を考えると
最もパフォーマンスの悪い大会にランクされる。
DVD Rating:★☆☆☆☆
注目試合の詳細
D髪切戦:エッジ対カート・アングル組むとカートがフロント・ヘッド・ロック。
エッジがコーナーに逃れる。
カートがクリーンに離れる。
組むとカートがフロント・ヘッド・ロック。
エッジがロープに押し込む。
ロープに振る。
カートがショルダー・タックル。
ロープに走る。
エッジがクローズラインへ。
カートは避けると蹴りを入れロープに振る。
キッチン・シンクへ。
エッジがスクール・ボーイに切り返す。カウント2。
エッジはもう少しだったという手振り。
仕切りなおし。
組むと見せかけカートが蹴り。
殴りつけロープに振ろうとする。
エッジは振り返すとカートを場外に投げ捨てる。
スライディング・キックでフェンスにぶつける。
フェンスにぶつける。
リングに戻す。
カートは入ってきたエッジを踏みつける。
起こして殴りつける。
ロープに振ろうとする。
エッジは振り返すとショルダー・スルー。
カートの腕をロープに絡ませる。
ロープに走るとスピアー。
ロープに走る。
カートがカウンターで場外へのベリー・トゥー・ベリー。
カートは場外に下りるとエッジをリングに戻す。
踏みつける。
コーナーにもたれさせ殴りつける。
踏みつける。
注意してきたレフェリーを威嚇。
チョップ。
チョップ。
エッジが体勢を入れ替えチョップ。
コーナーに振ろうとする。
カートは振り返すと突進。
エッジがカウンターで蹴りを入れ突進。
カートがスパイン・バスターを決める。
カバーするもカウント2。
殴り倒す。
殴り倒す。
ロープにエッジの喉を押し当てる。
ストンピングの連打。
殴りつけロープに振ろうとする。
エッジは振り返すとバック・エルボー。
クローズラインへ。
カートは避けると蹴りをいれDDT。
カバーするもカウント2。
チン・ロック。
レフェリー・チェックが入る。
エッジは腕を上げると起き上がりバック・エルボー。
ロープに走ろうとする。
カートが髪をつかんで倒す。
起こすとブレーン・バスター。
カバーするもカウント2。
フロント・ヘッド・ロック。
エッジは起き上がると腹にパンチ。
チョップを浴びせロープに振る。
クローズラインへ。
避けられるもベリー・トゥー・ベリーを決める。
両者ダウン。
カートが殴りかかろうとする。
エッジがガードし殴りつける。
ロープに振ろうとする。
カートが振り返しクローズラインへ。
エッジは避けるとフライング・フォア・アームズ。
クローズライン。
ロープに振りニール・キック。
コーナーに振ろうとする。
カートが防ぎクローズラインへ。
エッジが避けリバースDDT。カウント2。
ロープに振ろうとする。
カートが振り返しベリー・トゥー・ベリー。
起き上がると突進。
エッジがカウンターでショルダー・スルー。
エプロンに着地したカートに低空ドロップ・キックを決め落とす。
ランニング・ブランチャを決める。
リングに戻す。
コーナー上へ。
カートが駆け上がっての雪崩式ベリー・トゥー・ベリーを狙う。
エッジが突き飛ばして落とす。
ミサイル・キックを決めカバー。カウント2。
起こそうとする。
カートが不意をついてバックを取りジャーマン。
カートは起き上がるとエッジを殴りつけジャーマンを狙う。
エッジがボディ・シザースで丸め込む。カウント2。
カートがクローズラインへ。
エッジは避けると蹴りを入れエジキューション。
コーナー上へ。
カートが駆け上がって雪崩式ベリー・トゥー・ベリー。
カバーするもカウント2。
クローズラインへ。
エッジは避けるとハイ・キック。
コーナーにもたれたカートにセカンド・ロープにのってからDDT。
カバーするもカウント2。
ロープに振ろうとする。
カートが振り返しクローズラインへ。
エッジは避けるとスピアーにいくも避けられレフェリーに誤爆。
カートがエッジにジャーマン。
椅子を取りにいく。
叩きつけようとする。
そこにスピアーがヒット。
カバーするもレフェリーは気絶中。
エッジはコーナーで待機しスピアーにいく。
カートがカウンターで蹴り上げる。
アングル・スラムを狙う。
エッジが後ろに逃れる。
クローズラインを避けるとスピアー。
カバー。
レフェリーが目をさますもカウントは2。
振り向いたカートを蹴りつけるとエジキューションを狙う。
カートは逃れるとクローズラインを避けてロープに走る。
そしてスピアー。
アングル・スラム。
カバーするもカウント2。
信じられない様子。
型紐を外すとアンクル・ロック。
エッジはロープを掴んで起き上がると延髄切り。
起こそうとする。
カートが不意をついてアンクル・ロック。
エッジがロープを掴もうとする。
カートが引き戻す。
エッジは反転して蹴り飛ばす。
ロープに跳ね返ってきた所を丸め込んで1,2,3!
エッジの勝利!
カートがエッジを殴りつけていく。
クローズラインへ。
エッジは避けると蹴りをいれエジキューション。
入場口横の特設ステージへ連れて行くが、カートは逃げ出す。
〜〜〜
バック・ステージで鬼ごっこは続く。
カートが不意打ちし逆に髪を切ってしまおうとする。
抵抗するエッジにアング ル・スラムを狙うが
エッジはスリーパーに返し気絶させる!
そしてバリカンでカートの髪を切っていく。
カットが終わると手刀を叩き込んでカートを起こす。
観客からはハゲ・コール。
Eヘル・イン・ア・セル:HHH対クリス・ ジェリコ
一進一退の攻防後HHHがジェリコをセルにぶつけていき腕から出血させる。
ジェリコは鉄階段状でのペディグリーをスリング・ショットに返すと
セルにHHHの額をこすりつけ流血させる。
ジェリコがラダーを持って突進するも
HHHは椅子を叩き付け吹き飛ばす。
ジェリコはラダー上へブルドッグを決めるも鉄階段攻撃を食らう。
ジェリコは椅子攻撃からカバーするもレフェリーは攻撃に巻き込まれ気絶中。
ジェリコはレフェリーに八つ当たりし流血させる。
レフェリーを手当てするため扉のチェーンをきる。
HHHがスレッジ・ハン マーの一撃からカバーするもカウントするレフェリーはいない!
2人はセルから出てくる。
ジェリコはスペイン語実況席上でペディグリー狙うも
HHHはDDTに返し実況席ごと破壊!
HHHが有刺鉄線付き角材を手にするのを見るやジェリコはセルの上へと逃げていく。
HHHもジェリコを追ってセルの上へ!
ジェリコは角材を奪い取るとHHHの背中に叩き付ける!
そしてウォール・オブ・ ジェリコ!
セカンド・レフェリーがセルの上にあがり意思確認。
HHHはなんとか逃れる。
ジェリコが角材を振りかぶるもHHHがロ−・ブロー!
ペディグリーはリバース・スープレックスに返されるも
ジェリコの脳天に角材を叩き込む!
カバーするがカウント2!
ならばとペディグリーを決める!
さすがのジェリコもこれは返せずカウント3!
HHHの勝利!
試合結果
@IC王座戦:エディ・ゲレロ(ch)対RVDA女子王座戦:トリッシュ・ストラタス(ch)対ステイシー・キーブラ
Bブロック・レスナー、ポール・ヘイマン対ハーディ・ボーイズ
Cスティーブ・オースチン対ビッグ・ショー、リック・フレアー
D髪切戦:エッジ対カート・アングル
Eヘル・イン・ア・セル:トリプルH対クリス・ジェリコ
Fタッグ王座戦:ビリー&チャック(ch) 対リコ、リキシ(新チャンピオン!)
G統一王座戦:ハルク・ホーガン(ch)対アンダーテイカー(新チャンピオン!)