TOPアメリカン・プロレスWWE 2000年 →WWE:Backlash 4/30/00

WWE:Backlash 4/30/00の分析


名勝負 なし
好勝負 WWF王座戦(レフェリー:シェイン・マクマホン):HHH(ch)vs.ザ・ロック

@タッグ王座戦:エッジ、クリスチャン(ch)vs.ロードドッグ、X-Pac
 ベーシックなタッグの中で
 DXによる孤立が良く観客から良い反応を引き出しました。
 両者ダウン時のスポットからの持って行き方は性急で
 もう少し時間を与えてあげても良かった、と思わせる内容。
 平均的な良試合。
 (執筆日:10/24/09) 

Aライト級王座戦:ディーン・マレンコ(ch)vs. スコッティ2ホッティ
 WORMの威力設定を見ても分かるように
 スコッティを軽く扱って作っている部分はありますが素晴らしい内容です。
 軽快な攻防は心地よく、マレンコによる脚攻め、要所のヒール・ムーブは密度を重くしている。
 フィニッシャーもかなりインパクトがある。
 スコッティの生涯最高試合にして
 ライト級王座の歴史の中でトップと位置づけられる試合です。
 好勝負に少し届かず。
 (執筆日:10/24/09) 

4試合目はDVD「ハードコア」にも収録されていたはず。良い試合です。

Fヨーロピアン王座戦:エディ・ゲレロ(ch)vs.エッサ・リオス
 ルチャ出身のエディがコントロールしても尚緩い部分が幾つか見られますね。
 リズムが早くハードなムーブもあるので悪い試合じゃないんですが
 このカードならもう少し確かな内容になっても良いはず。
 チャイナ、リタの介入も普通。
 平均レベルです。
 (執筆日:10/24/09) 

GIC王座戦:クリス・ベノワ(ch)vs.クリス・ジェリコ
 少しぎこちないものの
 それもぶつかり合いの一環と感じさせる程のハード・ファイトです。
 場外への投げやトペ自爆、鉄階段のスポットと意欲的なスポットを中盤で出すと
 その後は2人の競争心を感じさせる攻防。
 クロス・フェイスとウォール・オブ・ジェリコを頂点として
 いつ終わっても説得力のある重みのあるニア・フォールの連続でした。
 最後のチープ・フィニッシュは残念ながら内容故、他の試合よりはあり。
 好勝負に少し届かず。
 (執筆日:10/24/09) 

HWWF王座戦(レフェリー:シェイン・マクマホン):HHH(ch)vs.ザ・ロック
 随一のパンチャーの対決だけにキレのある打撃で
 レスリングを代行し序盤を作れていますね。
 これだけ拳一発で気持ちをのせれると
 フレアー並みの一進一退を生み出せるのも納得です。
 ただ大きな流れの作り方に関してザ・ロックはやや未熟な所がありますけどね。
 展開としてはシェインをレフェリーにしながらも
 HHHがわざとらしくシェインの目を逸らしながらヒールの運びを見せたのが素晴らしかったです。
 クライマックスにおいて台本のウェイトが大きいのが気になりますが
 これはWWEの売りでもありますから不問。
 試合後にオースチンがバス付トラックで登場したように
 深い意味はなくてもインパクトがあって面白ければ良し。
 ぎりぎり好勝負。
 (執筆日:10/24/09) 
DVD Rating:★★★☆☆

注目試合の詳細

Aライト級王座戦:ディーン・マレンコ(ch)vs. スコッティ2ホッティ
  マレンコがいきなり殴りかかる。
  スコッティは避けると殴りつけていく。
  ロープに振るとバック・エルボー。
  ロープに振るとショルダー・スルー。
  クローズラインを決めるとカバー。カウント2。
  ロープに振ろうとする。
  マレンコは防ぐとニー。
  背に担ごうとする。
  スコッティがアーム・ドラッグに切り返すとドロップ・キック。
  カバーするもカウント2。
  殴りつけるとコーナーに振ろうとする。
  振り返されるとスコッティはコーナーを使って裏に回りバックを取る。
  マレンコが逃れヘッド・ロック。
  スコッティがバック・ドロップに切り返す。
  跳びおきるとムーン・ウォークでアピール。
  その隙を突いてマレンコが殴りかかる。
  コーナーに振ろうとする。
  スコッティが振り返しモンキー・フリップを狙う。
  マレンコは受け止めるとアトミック・ドロップを狙う。
  スコッティは着地して防ぐと殴り倒す。
  殴りつけるとコーナーに振る。
  ブルドッグを狙う。
  マレンコがカウンターでクローズライン。
  エプロンに出たスコッティを殴りつける。
  ターン・バックルを外すとそこにぶつける。
  場外に下りるとスコッティを腰からエプロンにぶつける。
  リングに戻すと蹴りつける。
  コーナーにもたれさせると脚を蹴りつける。
  スコッティがパンチでやり返し打ち合う。
  スコッティが体勢を入れ替えパンチを連発。
  レフェリーが引き離す。
  その隙を突いてマレンコが低空ドロップ・キック。
  レッグ・ロック。
  脚にエルボー、ニーを落としながらレッグ・ロック。
  場外に出ると引っ張って鉄柱にスコッティの脚をぶつける。
  もう1発。
  リングに戻ると脚を取って倒しレッグ・ロック。
  スコッティは起き上がると延髄切りを狙う。
  マレンコは避けるとエルボー・ドロップ。
  ロープに走り脚へのニー。
  レッグ・ロック。
  ロープを掴んで威力を強化する。
  レフェリーが気づいてブレイクさせる。
  マレンコはスコッティの脚を蹴りつける。
  蹴りつけて倒す。
  脚を蹴りつける。
  ニー・クラッシャー。
  スコッティがけんけんして延髄切り。
  両者ダウン。
  スコッティがマレンコの腹にパンチ。
  殴りつけてアイリッシュ・ウィップ。
  脚をマットに叩きつける。
  脚へのスライディング・キック。
  脚をロープに絡めると蹴り飛ばす。
  足を掴んで倒し4の字を狙う。
  スコッティは蹴り飛ばしてコーナーにぶつけるとスクール・ボーイ。カウント2。
  マレンコがフォア・アームズで倒す。
  脚を蹴りつける。
  ロープに振る。
  スコッティが蹴りを放つ。
  マレンコは受け止めると突進して道連れ、場外落下。
  マレンコが先に起き上がりエプロンに上がる。
  スコッティが足を引っ張りエプロンに叩きつける。
  リングに戻すとコーナー上にのぼる。
  マレンコがスコッティの体勢を崩す。
  スーパープレックス。
  殴りつけようとする。
  スコッティは避けるとバック・スライド。
  マレンコはカウント2で返すとテキサス・クローバー・リーフを狙う。
  スコッティがインサイド・クレイドルに切り返す。カウント2。
  マレンコがスコッティをコーナーに振ってぶつけると持ち上げる。
  スコッティの拳を食らいながらもバック・ドロップを決める。
  パワー・ボムを狙う。
  スコッティは後ろに逃れるとフェイス・バスター。
  そしてWORMを決める。
  マレンコは近づいてきたスコッティを、ズボンを掴んでコーナーにぶつける。
  スクール・ボーイを決めるとロープに脚をかける。
  カウント2でレフェリーに気づかれる。
  ブレーン・バスターへ。
  スコッティが後ろに逃れバックを取る。
  マレンコがバックを取り返す。
  スコッティがバック・エルボーを放つ。
  避けられるもDDTを狙う。
  マレンコがニーをいれダブル・アーム・パワー・ボム。カウントは2。
  コーナーに振ると突進。
  スコッティはカウンターで蹴りを入れると突進。
  マレンコがカウンターでパワー・スラム。カウント2。
  ロープに振ろうとする。
  スコッティが防いで持ち上げようとする。
  マレンコがずらしてスコッティをロープの上にたたきつける。
  コーナー上に上る。
  スコッティが捕まえスーパープレックスを狙う。
  マレンコがDDTに切り返し1,2,3!
  マレンコが王座防衛! 


GIC王座戦:クリス・ベノワ(ch)vs. クリス・ジェリコ

   一進一退の攻防を見せる。
  ベノワは顔をひっかきジャーマンにいく。
  ジェリコはロープを掴み3連発だけは防ぎ、トベ・アトミコを避ける。
  ベノワはコーナーやロープ、鉄階段を使ってジェリコを痛めつけていく。
  ジェリコはアブナミドル・ストレッチから逃れるとライオン・サルトを決める。
  何とかフォールに行くがカウント2。
  ジェリコはブルドッグを決める。
  ベノワはスプリング・ボード式ドロップ・キックを払い避けるとコーナーに飛び乗る。
  ジェリコはベノワの体勢を崩すとバック・ドロップ。
  更に連発のパワー・ボム。
  フォールに行く一瞬の隙をつきベノワがクロス・フェイスに!
  ジェリコは何とか脚をロープにかけるがベノワは執拗に狙う。
  だがジェリコはウォール・オブ・ジェリコへと持って行く!
  ベノワはロープに逃れる。
  ジェリコのフライング・フォア・アームがレフェリーに誤爆。
  すかさずベノワがベルト攻撃を決めフォールするがカウントは2!
  ベルトの上にブレーン・バスターを決めダイビング・ヘッド・バットへ!
  しかしジェリコがベルトをベノワにぶつけて防ぐ!
  レフェリーは反則裁定をとりベノワの防衛。
  ジェリコはレフェリーにウォール・オブ・ジェリコを決める。
   

HWWF王座戦(レフェリー:シェイン・マクマホン): HHH(ch)vs.ザ・ロック
  軽く言葉を交わす。
  中央で立会いHHHが殴ろうとする。
  ザ・ロックがガードし殴りつける。
  殴り合い。
  HHHがニー。
  コーナーにもたれたザ・ロックを殴りつけていく。
  ザ・ロックがやり返し連続で殴りつけ押し込んでいく。
  後ろで手を上げてからの殴りへ。
  HHHはガードするとザ・ロックをコーナーに投げ殴りつけようとする。
  ザ・ロックはガードすると殴り倒す。
  殴り倒す。
  ロープの反動を利用してバック・エルボー。
  ロープに振りクローズラインを狙う。
  HHHは避けると蹴りからぺディグリーを狙う。
  ザ・ロックがリバース・スープレックスに切り返す。
  コーナーにもたれたHHHを蹴りつけていく。
  シェインがザ・ロックを引き離す。
  ザ・ロックがクローズラインへ。
  HHHは避けるとネック・ブリーカー。
  両者ダウン。
  HHHが一足早く立ち上がりヘッド・ロックへ。
  ザ・ロックがバック・ドロップに切り返す。
  殴りつけロープに走る。
  HHHはかわすと同時に場外に投げる。
  場外に下りると鉄階段に叩きつけ実況堰の上に落とす。
  リングに戻るとシェインの注意をわざわざ引く。
  その隙にビンスがザ・ロックを鉄柱にぶつけリングに戻す。
  HHHはシェインとハグしてからカバー。カウント2。
  ターン・バックルにぶつけると蹴りを入れていく。
  ザ・ロックがパンチ。
  殴り合い。
  HHHは押されかけるやニー。
  ロープに振りクローズラインへ。 
  避けられクローズラインを狙う。
  これまた避けられるもハイ・ニーを決める。
  カバーするもカウント2。
  マウント・パンチ。
  ブレーン・バスターを決める。
  ニー・ドロップと続ける。
  何度もカバーするがカウント2。
  殴りつけていく。
  ザ・ロックが殴りつけていきロープに振ろうとする。
  HHHは振り返すとスリーパー。
  ザ・ロックの体が崩れる。
  シェインがチェックを入れるも3回は腕が落ちない。
  HHHがロープに脚をかけて強化。
  外すとシェインがロープを使ってない事を確認。
  チェックする。
  ザ・ロックは起き上がるとバック・エルボー。
  殴りつけロープに走る。
  HHHがカウンターでクローズライン。
  カバーするもカウント2。
  コーナーにもたれたザ・ロックを殴り蹴りつける。
  かかってこいよと挑発し10カウント・パンチへ。
  ザ・ロックがスタンガンに切り返す。
  ザ・ロックが起き上がり殴りつけていく。
  ロープに振ろうとする。
  HHHが振り返しクローズラインを狙うも避けられる。
  同時にクローズラインを狙い相打ち。
  シェインがダウン・カウントを数え始める。
  HHHに起きろと声をかけている間にビンスがザ・ロックにベルト攻撃。
  HHHが這ってカバーする。
  シェインが高速カウントするもカウントは2。
  HHHは何とか起き上がったザ・ロックを殴りつける。
  ザ・ロックは体勢を入れ替えHHHをコーナーにもたれさせると殴りつけていく。
  後ろに手を上げてから殴りつける。
  コーナーに振ろうとする。
  振り返されるも耐えてアックス・ボンバー。
  勢いをつけてコーナーに振るとHHHは一回転して転落。
  ザ・ロックは場外に下りるとクローズライン。
  実況席の上に落とす。
  リングに戻す。
  ロープに振りショルダー・スルーを狙う。
  HHHがカウンターでフェイス・バスター。
  ザ・ロックが近づいてきたHHHに蹴りをいれDDT。 
  カバーするもシェインはカウントしない。
  ザ・ロックがシェインに迫り殴り落とす。
  HHHがクローズラインでザ・ロックを落とす。
  場外に下りるとザ・ロックを鉄階段にぶつける。
  実況席のカバーとTVを外す。
  ザ・ロックを実況席にもたれさせて殴りつけていく。
  そして実況席上のぺディグリーを狙う。
  ザ・ロックがロー・ブローで逃れる。
  ロック・ボトムの体勢。
  止めろといってきたシェインとまとめてのロック・ボトムで実況席葬。
  ザ・ロックは起き上がるとHHHをリングにいれ近寄る。
  ビンスがリングに入り背後から殴りつける。
  ザ・ロックはビンスをにらみつける。
  手をかけようとする。
  HHHが背後からロー・ブロー。
  ぺディグリーを決める。
  しかしレフェリーのシェインはダウンしている。
  ビンスはセカンド・レフェリーを呼べと身振り。
  ブリスコ、パターソンが駆け込んできてカウントするもカウント2。
  ブリスコ、パターソンが殴る蹴る。
  2人が押さえつけたザ・ロックをHHHが殴りつける。  
  マウント・パンチ。
  ビンスは椅子を手にする。
  HHHが押さえたザ・ロックに椅子を叩きつける。
  ザ・ロックを起こそうとする。
  そこにオースチンが椅子を持って登場。
  駆け寄ってきたHHHに蹴りを入れ椅子攻撃。
  ブリスコ、パターソンにも。
  リングに入るとビンスの前に立ちふさがったシェインに椅子攻撃。
  ビンスにも椅子攻撃。 
  椅子を持って入ってきたHHHに蹴りを入れると椅子攻撃。
  そして去っていく。
  リンダがへブナーを連れて入ってくる。
  リンダは立ちふさがったステフを突き飛ばして倒す。
  リングにはHHH、ザ・ロックの2人。
  HHHが起き上がり椅子攻撃を狙う。
  ザ・ロックはカウンターでスパイン・バスター。
  エルボー・パッドを外すとピープルズ・エルボー。
  カバー。
  ヘブナーが入り1,2,3!
  ザ・ロックが新チャンピオンに!
  ザ・ロックが王座を掲げてアピールしている。
  そこにオースチンの入場曲がヒット。
  オースチンがトラックでバスを引っ張り現れる。
  リングに入るとザ・ロックにビールを渡す。
  2人は乾杯してビールを飲む。

試合結果

@タッグ王座戦:エッジ、クリスチャン(ch)vs.ロードドッグ、X-Pac
Aライト級王座戦:ディーン・マレンコ(ch)vs.スコッティ2ホッティ
Bビッグ・ボス・マン、ブル・ブキャナンvs.アコライツ
Cハードコア王座戦:クラッシュ・ホーリー(ch)vs.ボブ・ホーリーvs.サタンvs.タズvs.ジェフ・ハーディーvs.マット・ハーディー
Dビッグ・ショーvs.カート・アングル
ET&Avs.ダッドリー・ボーイズ
Fヨーロピアン王座戦:エディ・ゲレロ(ch)vs.エッサ・リオス
GIC王座戦:クリス・ベノワ(ch)vs. クリス・ジェリコ(DQ)
HWWF王座戦(レフェリー:シェイン・マクマホン):HHH(ch)vs.ザ・ロック(新チャンピオン!)