TOPアメリカン・プロレスWCW 2000年→ WCW:Slamboree 5/7/00

WCW:Slamboree 5/7/00の分析


名勝負 なし
好勝負 なし

7,8、9は良い試合
なぜホーガンにクルーザー級のキッドマンが勝てると
ビショフが思ったのか説得力が足りない。
キッドマンはヘビー級相手に良い試合は出来ないし
相手がホーガンとくりゃ、捨て試合。

IWCW王座戦、トリプル・ケージ・マッチ:デイビット・アークウェット(ch)対ジェフ・ジャレット対DDP
 まず形式の説明。
 大中小のケージが積み重ねられていて勝利するには・・・
 セル1段目はリング内からラダーを使って登る。
 凶器満載の2段目セルは扉から出てセルを登る。
 3段目セルは入る必要はないが中にギターが幾つも入っています。
 そして3段目セルを登ると上空にベルトが吊り下げられていてそれを取ると勝利、という形式。
 WCWの狂気が生み出した物の中で一番面白いです。
 只予め用意された物を被弾していく、
 ほぼタフネスだけを要求する内容にならざるをえないのは否定できないですね。
 工夫するとしたら今回みたいに悪徳がなした王者アークウェットをにぎやかしとして加えるぐらいしかないんですよ。
 後は映画みたいにスティングが上空から降下してくるとか。
 ついでに言うと、一度相手が上がると邪魔されないので
 2段目まで本当は戦う必要の無いナンセンスな形式だが
 末期WCWはそこを突いてはいけないのがお約束。
 中々良い試合でした。
 (執筆日:10/4/09)
DVD Rating:★☆☆☆☆

注目試合の詳細

IWCW王座 戦、トリプル・ケージ・マッチ:デイビット・アークウェット(ch)対JJ対DDP

  アークウェット(DDP側)は逃げ回る。
  DDPはクローズラインを決め、
  アークウェイトにダイビン グ・ボディ・プレスを指示するも、自爆。
  DDPはラダーを持ち込もうとするも、JJがベースボール・スライド。
  DDPのアイリッシュ・ウィップにアークウェットが巻き込まれる。
  更にDDPが避けたためJJのクローズラインがアークウェットに決まる。
  DDPはJJに鉄柱を使ってのロー・ブローを決めるとラダーをリング上に立てる。
  JJは流血するもDDPに追いつきラダー中断からバック・ドロップ。
  しかしDDPも負けじとラダーを登るJJを捕まえパワー・ボム。
  ラダー上で殴り合うが、DDPは天井に捕まりJJを蹴り落とす。
  DDPが凶器が壁にぶら下がっているセコンド・ケージに。
  ペンチ でドアのチェーンを切るも、
  その隙を狙ってJJが襲いかかりゴミ箱に椅子で攻撃。
  DDPも椅子で反撃し、アイリッシュ・ウィップでケージの壁が倒れる!
  更にボディ・スラムでJJをテーブル葬!
  JJとDDPがセカンド・ケージ外で殴り合っている隙に  
  アークウェイトはサード・ケージまでたどり着く。
  どこからともなくマイク・オーサムが現れDDPを襲撃!
  必殺技を仕掛けようとするが、
  サード・ケージの上まで登り切ったアークウェットを見て動きが一瞬止まる。
  DDPはその隙を見逃さずロー・ブローからダイヤモンド・カッター!
  アークウェイトはもう痛い目に遭うのはこりごりだと思ったか
  ベルトを取るそぶりも見せず静観している。
  ギターが壁に掛かったサード・ケージまで2人は登ってくる。
  お互いギター攻撃を狙うも間一髪のところで避けられる。
  DDPは頭上のアークウェットにギターを渡す。
  JJはDDPにロー・ブロー!
  JJはギターを手に取り、DDPと同時に登っていく。
  アークウェイトは振りかぶり、ギターを打ち下ろすも
  その標的はなんとDDP!(この試合中DDPのせいで痛い目にあったせいか?)
  JJもギターでDDPをたたき落とす。
  JJが頭上のベルトを取り、新WCWチャンピオンに!
  マイク・オーサムがDDPにパワー・ボムをねらうもキャニオンが襲撃。
  しかしオーサムはキャニオンを花道に投げ落とす!
  オーサムもサード・ケージ上に登りJJの勝利を祝う。

試合結果

@クルーザー級王座戦:クリス・キャンディード(ch)対ジ・アーティスト
Aハードコア王座戦:テリー・ファンク(ch)対ノーマン・スマイリー対ラルファス
Bショーン・スタシャック対カ−ト・ヘニング
CUS王座戦:スコット・スタイナー(ch)対ヒュー・モラス
Dキャニオン対マイク・オーサム(ノー・コンテスト)
Eレックス・ルガー対バフ・バグウェル
Fシェイン・ダスラス対リック・フレアー
Gスティング対ヴァンピーノ
H(ゲスト・レフェリー:エリック・ビショフ):ハルク・ホーガン対ビリー・キッドマン
IWCW王座戦、トリプル・ケージ・マッチ:デイビット・アークウェット(ch)対ジェフ・ジャレット(新チャンピオン!)対DDP