TOPアメリカン・プロレスROHROH 2016年 →ROH:Final Battle 12/2/16

ROH:Final Battle 12/2/16の分析


名勝負 なし
好勝負 タッグ王座戦:ヤング・バックス(ch)vs.ブリスコ・ブラザーズ

@リベリオンvs.アレックス・シェリー、クリス・セイビン、ドノヴァン・ダイジャック
Aサイラス・ヤングvs.獣神サンダー・ライガー
Bダルトン・キャッスルvs.コルト・カバナ
Cコーディvs.ジェイ・リーサル
D6人タッグ王座戦、トーナメント決勝:ザ・キングダムvs.リオ・ラッシュ、ジェイ・ホワイト、KUSHIDA

ETV王座戦:マーティ・スクール(ch)vs.ウィル・オスプレイvs.ドラゴン・リー
 今年のユーロの数え歌にメキシコのリーを入れるという面白いカード。
 序盤の演武はリーのタイミングがずれていますね。
 中盤以降はある程度修正されたものの
 国の違い以上にオスプレイ-スクールが合い過ぎているのがありますね。
 ハイ・フライが入り乱れる良質なチェーン・アクションでしたが、
 やっぱりオスプレイ-スクールの攻防が飛び切りで
 試合のクオリティだけでいうとシングルの方が良かっただろう、という
 結論になってしまったのは少し残念。
 10分にせず、もう少し時間をかければ生まれたものもあったかもしれないけれど。
 中々良い試合。

Fタッグ王座戦:ヤング・バックス(ch)vs.ブリスコ・ブラザーズ
 ジェイのROH王者時代からタッグとしては一歩引いた感のあるブリスコズ。
 全盛期に比べると勢いは落ちていますが
 控えの介入、2人同時のアクションと
 00年代タッグの魅力を遺憾なく発揮してくれます。
 バックスの定型に持っていくのかと思いきや、
 バックスの動きを外してブリスコズが主導権を握り続ける展開も
 ブリスコズでなければ中々できない選択ですね。
 そこいらのタッグなら間違いなくバックスに任せた方が鉄板ですから。
 立体的な合体技の攻防、衝撃のスーパー・キック連打フィニッシュ、
と楽しませてもらいました。
 ぎりぎり好勝負。

GROH王座戦、ノーDQ:アダム・コール(ch)vs.カイル・オライリー
 試合前にノーDQに変更になるも
 序盤は控えめな立ち上がりでコールのキャラ見せ。
 この試合の本骨頂はコールがフライング・ニーの
 カウンターとしてベルトを叩き付けてオライリーが流血してから。
 顔を真っ赤に染める流血量でドラマが生まれましたね。
 コールも流血し、果ては画鋲まで飛び出すハードコアっぷり。
 ただ一方で攻防自体が飛び切りのレベルか、
 攻防量が十分かと振り返ると首を傾げてしまうのも確か。
 流血、凶器の過激さで勝負する団体ではないですからね。
 もうひと頑張り欲しかった。
 好勝負に届かずも中々良い試合。

DVD Rating:★★★☆☆
(執筆日:1/?/17)

注目試合の詳細

なし

試合結果

@リベリオンvs.アレックス・シェリー、クリス・セイビン、ドノヴァン・ダイジャック
Aサイラス・ヤングvs.獣神サンダー・ライガー
Bダルトン・キャッスルvs.コルト・カバナ
Cコーディvs.ジェイ・リーサル
D6人タッグ王座戦、トーナメント決勝:ザ・キングダム(初代チャンピオン!)vs.リオ・ラッシュ、ジェイ・ホワイト、KUSHIDA
ETV王座戦:マーティ・スクール(ch)vs.ウィル・オスプレイvs.ドラゴン・リー
Fタッグ王座戦:ヤング・バックス(ch)vs.ブリスコ・ブラザーズ
GROH王座戦、ノーDQ:アダム・コール(ch)vs.カイル・オライリー(新チャンピオン!)