PWG:1.21 Gigawatts 3/21/08の分析
名勝負 | なし |
好勝負 | なし |
総時間1時間55分です。
キングストン、ネクロが欠場で今宵もカード変更続出。
@ブランドン・ボアハムvs.ネメシス
ボアハムのデビュー戦。
ボアハムとはいかなるレスラーかというと
取り敢えず顔が良い。
ロック・バンドでもやっていそうです。
そしてスワントーン・ボムをフィニッシュにする等飛びに見所がありますね。
試合は初顔合わせなので適度に軽く。
少し悪い試合。
ボアハムはPWGのジェフ・ハーディとなれるか。
Aキャンディス・ラレーvs.ルフィスト
こちらはPWGのミス・エリザベスがルフィストの苛烈な攻撃に晒されます。
となると俄然観客も熱気を帯びますね。
(意外にルフィストへも応援がありましたけれど)
平均レベル。
試合後トルネード、CCが現れると続いてヒーローが現れ次の試合へ。
Bクラウディオ・カスタニョーリvs.クリス・ヒーロー
黄金カードではありますが
抗争中という事で乱闘ベースに。
彼らの魅力が最大限に生きるスタイルではありませんし
ヒーローにはメイン・イベントが残っているので
そこまでじっくりやれませんでしたが
要所にスピード感ある攻防を混ぜてノレる試合に。
まあまあ良い。
試合後いつものようにレラー、CC、トルネードが現れますが
それに加えてルフィストが登場。
ルフィストがトルネード軍入りし継続参戦する事が発覚です。
Cタッグ王座戦:ダイナスティ(ch)vs.ケビン・スティーン、エル・ジェネリコ
ショッキング・ピンクのコスチュームに身を包んだ
ライアンがオープン・チャレンジを募った所
現れたのはジェネリコ、そしてスティーン。
この2人が襲いかかり試合開始。
一方的な展開が多かったのだが
その中でしっかりと試合を作っていましたね。
クライマックスはリングを広く使った攻防を見せます。
全員ダウンの中スパドラが現れ
チャンにサイコ・ドライバーを決めたのが決定代となり決着、と
両タッグができる最高の試合ではありませんが満足できるレベル。
中々良い試合でした。
しかし復帰したスパドラは相変わらず太っていました・・・。
ネクロ欠場で空いたメイン・イベントをトルネード、ルフィストvs.ヒーロー、キャンディスにすると発表。
DDDT4予選、4コーナー・エリミネーション・マッチ:ホック・ボンバリー、TJパーキンスvs.ロス・ルチャスvs.ロニン、スコーピオ・スカイvs.ヤング・バックス
スクランブル・タッグのような
はっちゃかめっちゃかな試合に。
要所では定番のタッグスポットを使用し只のスポット・フェストに終わらせていないのが良いですね。
平均的な良試合。
Eヒューマン・トルネード、ルフィストvs.クリス・ヒーロー、キャンディス・ラレー
Candice is Awesome!
2008年PWGのMVPに値する活躍を見せるキャンディスですが
今回はフェイス・ウォッシュなど顔面への容赦ない攻撃に
凶器攻撃をことごとく被弾して見せます。
最後には流血までして見せて・・・
本当に頑張っているなと感嘆するばかり。
そういう訳でお分かりの通り乱闘ベースになったのですが
致命的な問題が・・・
試合時間がなんと30分弱。
PWG自身も大会としての尺の短さが気になっているのでしょうけどこれは余りにも長すぎる。
このスタイルなら限界でも20分弱でしょう。
当然途中からだれてしまいましたね。
総合するとまあまあ良い試合程度に。
総評
メインが長かった事を除けば
完璧な位置に配置されたそれぞれの試合が
その位置としての仕事をしており
大会としてみればかなりのクオリティを誇っています。
DVD Rating:★★☆☆☆
注目試合の詳細
Eヒューマン・トルネード、ルフィストvs.クリス・ヒーロー、キャンディス・ラレイ入るなりルフィストがキャンディスに、ヒーローがトルネードに襲いかかる。
場外へ移行。
ヒーローがスリング・ショットでトルネードを観客席に投げ入れる。
椅子に座らせビッグ・ブーツ。
ルフィストキャンディスが強烈なフォア・アームズを打ち合う。
ルフィストが椅子攻撃。
ヒーローがリングから場外のルフィストの顔面にゴミ箱の蓋を投げる。
キャンディスがルフィストにゴミ箱の蓋を叩きつける。
ヒーローがトルネードに椅子を使ってのボストン・クラブ。
身動き取れないトルネードにキャンディスがドロップ・キック。
キャンディスがルフィストにフェイス・ウォッシュ。
ルフィストがキャンディスにブレーン・バスターを決める。
それを見てヒーローがルフィストに狙いを変え投げ飛ばす。
その隙に回復したトルネードがヒーローに襲いかかる。
ルフィストはキャンディスにゴミ箱の蓋攻撃。
椅子に座らせビッグ・ブーツを狙うも避けられる。
キャンディスがルフィストの腹に椅子を叩き込む。
リングではトルネードがヒーローの脚に椅子を叩きこんでいる。
ルフィストがキャンディスにクレイドル・スープレックス。
トルネードがキャンディスにフェイス・リフト。
続けてルフィストがフェイス・ウォッシュ。
キャンディスは完全にダウン。
トルネード、ルフィストがペースを握りヒーロー、キャンディスを痛めつけていく。
ヒーローが何とか反撃を試みるが2対1では分が悪い。
キャンディスが回復し盛り返してくる。
ロール・アップを返されたヒーローがコーナーの椅子に激突。
キャンディスがトルネードにグラウンド・サブミッションを決めるもルフィストがカット。
トルネードとルフィストがヒーローに連係攻撃を狙う。
ヒーローは防ぐとトルネードをルフィストに突っ込ませスピアーさせる。
言い合うルフィストとトルネードにキャンディスのダイビング・クロス・ボディがヒット。
カバーするもカウント2。
ヒーローがトルネードにローリング・フォア・アームズ。
キャンディスがエプロンから場外のルフィストにセントーン。
ヒーローがトルネードに椅子を投げまくる。
椅子を一箇所に集めるとパワー・ボムを狙う。
トルネードがリバース・スープレックスに返す。
リングではキャンディスがルフィストにDDTを決めカバー。カウント2。
ヒーローはトルネードを椅子を集めた所にのせるとステージからセントーン。
ルフィストがキャンディスにアイランド・ドライバー。
続いてトルネードがスピン・キックを狙う。
キャンディスが避ける。
ヒーローの右フックがトルネードにヒット。
カバーするもルフィストがカット。
キャンディスがルフィストを場外に連れて行く。
その間にヒーローがヒーローズ・ウェルカムを狙う。
トルネードは防ぐとネック・ブリーカーでカバー。カウント2。
ヒーローがトルネードに立てた椅子への逆アトミック・ドロップ。
ビッグ・ブーツも決める。
コーナー上へ。
トルネードがヒーローを捕らえる。
キャンディスがトルネードの脚にしがみつき妨害。
ヒーローがトルネードを殴り落とすとトルネードは腕を立てた椅子にぶつけてしまう。
キャンディスがトルネードの股間に椅子を突きたてる。
流石のトルネードもこれは利いた様子。
キャンディスはルフィストにも椅子を投げつけカバー。
しかしカウントは2。
トルネードはルフィストをコーナーに逆さ吊りにすると椅子を顔に押し当てる。
そこにルフィストが顔面へのドロップ・キック。
ルフィストは噛み付いてキャンディスを流血させる。
トルネードもキャンディスの額を殴りまくる。
41
ヒーローはトルネードを落とすとルフィストにビッグ・ブーツ。
続けてパイル・ドライバーを決めるも脚が痛む。
トルネードが戻って来て立てた椅子へのDNDを狙う。
ヒーローは防ぐとクラバート・スタナーを決め1,2,3!
15−42
CCが現れヒーローにリコーラ・ボム。
ヒーローをテープでロープに繋ぎ止める。
止めようとするレフェリーにも暴行。
キャンディスをコーナーのテーブルに寝かせるとルフィストが突進しテーブル葬。
ヒーローは何もする事ができない。
トルネードがヒーローの目の前でキャンディスにDND。
見るに耐えかねスタッフのエクスカリバー、TAROが手を出し追い払う。
テープを外されたヒーローはキャンディスの容態を確認。
ヒーローはトルネードとの一騎打ちを要求、PWG王座を奪ってやると言う。
試合結果
@ブランドン・ボアハムvs.ネメシスAキャンディス・ラレーvs.ルフィスト
Bクラウディオ・カスタニョーリvs.クリス・ヒーロー
Cタッグ王座戦:ダイナスティ(ch)vs.ケビン・スティーン、エル・ジェネリコ(新チャンピオン!)
DDDT4予選、4コーナー・エリミネーション・マッチ:ホック・ボンバリー、TJパーキンスvs.ロス・ルチャスvs.ロニン、スコーピオ・スカイvs.ヤング・バックス
Eヒューマン・トルネード、ルフィストvs.クリス・ヒーロー、キャンディス・ラレー