TOPアメリカン・プロレスPWGPWG 2008年 →PWG:Dia de los Dangerous! 2/24/08

PWG:Dia de los Dangerous! 2/24/08の分析


名勝負 なし
好勝負 なし

総時間1時間45分です。

PWG王者ロウ・キーが怪我をしたためPWG王座を空位にし
王座を巡るワン・ナイト・トーナメントを開催。

@DDT4予選シリーズ:ロニン、スコーピオ・スカイvs.ヤング・バックス
 バックス、スカイが
 場を広く使った、センスあるスポットを絡めながら
 スピード感のある試合を。
 ロニンも体格のある者として存在価値がありました。
 中々良い試合です。

A予選:カール・アンダーソンvs.フランキー・カザリアン
 カズのサプライズ登場と言えば聞こえは良いが
 元々予定されていたのは羊で
 それに比べたら明らかな格下。
 試合は基本を忠実に守りながら構成。
 一流でも三流でもない彼らの実力がそのまま出ます。
 平均より少し上。

BDDT4予選シリーズ:ロス・ルチャスvs.ホック・ボンバリー、TJパーキンス
 ルチャ特有のムーブと
 凡バリー、TJのベビー、ヒール混合タッグ色が見所。
 平均レベル。
 
Cダフニーvs.キャンディス・ラレイ
 キャンディス人気にあやかり
 PWG史上初の女子マッチが行われました。
 両者まだまだ修練を積む必要がありますけれど
 真剣に取り組んでいる様子が伝わってきて
 悪くない試合でしたね。
 ところでダフニーはペイントをせず、
 髪の色も戻していますがミスチーフ・ファンのギミックから卒業したのでしょうかね?

D予選:ヒューマン・トルネードvs.ネクロ・ブッチャー
 前半が場外戦で後半はリングで椅子の攻防。
 ちょっといつも同じで飽きてしまいます。
 たまにで良いのでネクロにはデス・マッチ・ファイターともやって欲しいですね。
 ライアンとのゲリラ・ウォーフェアが行われた
 会場という事でトルネードがのってる気がします。
 平均的な良試合。

Eタッグ王座戦:ダイナスティ(ch)vs.インコアレンス
 ROHの中では打ちどまりの感があるデリリウスですが
 このChikaraで生まれたタッグで他団体にも出るのは良い事かもしれませんね。
 このタッグは彼らのユーモアを活かしながら安定した働きを見せています。
 まあまあ良い試合です。

FPWG王座戦、決勝:ロデリック・ストロングvs.ヒューマン・トルネードvs.カール・アンダーソン
 やはりエリーズ欠場はきつかったですね。
 トルネードとアンダーソンは3ウェイをするのに力不足。
 ストロングが1人で3ウェイの構築をしていますが
 最後は彼も同じ技を何回も出したりと次第点。
 フィニッシュも弱く新しい王者を決める試合とは思えない。
 11,12分の試合時間でも彼らにとっては長かったようで・・・。
 平均より少し上。

総評
 新王者が誕生する大会というのは魅力的だが
 中身がなくては・・・。
DVD Rating:☆☆☆☆☆

注目試合の詳細

なし

試合結果

@DDT4予選シリーズ:ロニン、スコーピオ・スカイvs.ヤング・バックス
A予選:カール・アンダーソンvs.フランキー・カザリアン
BDDT4予選シリーズ:ロス・ルチャスvs.ホック・ボンバリー、TJパーキンス
Cダフニーvs.キャンディス・ラレイ
D予選:ヒューマン・トルネードvs.ネクロ・ブッチャー
Eタッグ王座戦:ダイナスティ(ch)vs.インコアレンス
FPWG王座戦、決勝:ロデリック・ストロングvs.ヒューマン・トルネード(新チャンピオン!)vs.カール・アンダーソン