TOPアメリカン・プロレスPWGPWG 2004年 →PWG:Kee_ The _ee Out of Our _ool! 3/27/04

PWG:Kee_ The _ee Out of Our _ool! 3/27/04の分析


名勝負 なし
好勝負 なし

1枚約2時間です。

カバナとピアースがシナの真似をしてアピール。

@ディスコ・マシーンvs.チャールズ・マーキュリー
 軽く腰攻めを絡めている事ぐらいしか言う事の無い、変哲のない悪い試合。

Aプーマvs.リッキー・レイヤース
 緊張感ある立ち上がりから
 ポイントで良い切り返しを見せて試合を構築していきました。
 マスクを剥いだのもヒートを高める手として成功しています。
 只その後素顔が戦ったのは気に入らない。
 やはりマスクは大切にしないといけません。
 まあまあ良い試合。

Bバラード・ブラザーズvs.ブライアン・ダニエルソン、サモア・ジョー
 アメドラ、ジョーという豪華タッグの相手としてバラード・ブラザーズは・・・。
 それなりにはできていますが余りに格が違いすぎて
 スカッシュ・マッチでない事に不自然な物を覚えてしまう。
 最後はアメドラ、ジョーの仲が悪化しての変則フィニッシュ。
 平均レベルです。

Cコルト・カバナvs.ベイビー・スリム
 黒人+巨体という塩要素を2つ備えたスリム。
 カバナが引っ張って見れるようにはなっています。
 少し悪い試合。 

DPWG王座戦:アダム・ピアース(ch)vs.ボビー・クアンス
 ピアースは思ったより上背があるので体格差も見せた方が良かったですね。
 ピアースがヒールで煽った、だけで王座戦には軽すぎる内容です。
 女子マネが上がってきただけでレフェリーをがカウントを止めるのも変。
 チープ・フィニッシュだとしてもしっかりしないと。
 少し悪い試合。
 試合後カズがピアースを襲撃。
 椅子を手にするもカバナの登場により逆に椅子攻撃を食らってしまう。
 その後それぞれの仲間が出てきて乱戦になるもセキュリティーに引き離される。

Eフランキー・カザリアンvs.スパンキー
 先ほどの椅子攻撃は特に前振りでも何でもないみたいですね。
 試合はカズの執拗なヘッド・ロックと
 スパンキーのフレアーばりのデッドリー・ドライブ・スポットと面白い立ち上がりでしたけれども
 カズは初手パンチというのが多く流れを無理矢理に作っている感じがあります。
 また試合時間も短め。
 平均レベルです。 

Fタッグ王座戦:ジョーイ・ライアン、スコット・ロスト(ch)vs.クイックシルバー、クリス・ボッシュ
 権利の無視こそありましたが
 タッグ・スポットとロストへの腰攻めを使って
 構築していったのは良い方向性にありますね。
 只これが王座交代劇とは信じられない。
 その狙いにしても10分無い試合時間にしても・・・。
 平均より少し上。

Gゲリラ・ウォーフェア:スーパー・ドラゴンvs.スコーピオ・スカイ
 スカイがリングに持ってきた椅子を
 手に取ろうとして踏みつけられる等実際には使用しない形で利用していったのは上手い
 素晴らしい導入部分でした。
 スカイもスパドラのムーブを使ったりして
 これが攻め対攻めだという事を分かっています。
 只中盤以降は思ったより上がっていかなかった。
 1つは最初のラダー・シーンでスパドラが攻めずに少し落ちた点。
 もう1つはテーブルの使い方。
 不発に終わって終盤テーブル葬が決まるけれど
 ここはもうテーブル葬X2回で突っ走りたい所だった。
 やはり攻め対攻めなので溜めが利かないんだよねぇ。
 また両者顔が完全に隠れたマスク・マンのために
 お互いの攻めが透過する部分があったのも影響しましたね。
 ハードでスパドラの魅力は出ていましたけれど惜しまれる内容でしたね。
 好勝負に届かずも中々良い試合。
 
総評。
 セミとかも短めでなるべくしてメインのみとなった感じ。
 スパドラ・ファン且つハードコア戦が好きじゃなかったら普通にスルーでしょう。
 (執筆日:5/7/09)
DVD Rating:★☆☆☆☆

注目試合の詳細

なし

試合結果

@ディスコ・マシーンvs.チャールズ・マーキュリー
Aプーマvs.リッキー・レイヤース
Bバラード・ブラザーズvs.ブライアン・ダニエルソン、サモア・ジョー(DQ)
Cコルト・カバナvs.ベイビー・スリム
DPWG王座戦:アダム・ピアース(ch)vs.ボビー・クアンス
Eフランキー・カザリアンvs.スパンキー
Fタッグ王座戦:ジョーイ・ライアン、スコット・ロスト(ch)vs.クイックシルバー、クリス・ボッシュ(新チャンピオン!)
Gゲリラ・ウォーフェア:スーパー・ドラゴンvs.スコーピオ・スカイ