TOPアメリカン・プロレスPWGPWG 2004年 →PWG:Tango & Cash Invitational Night Two 1/25/04

PWG:Tango & Cash Invitational Night Two 1/25/04の分析


名勝負 なし
好勝負 準決勝:Xファウンデーション(ジョーイ・ライアン、スコット・ロスト)vs.ダブル・ドラゴン(ブライアン・ダニエルソン、スーパー・ドラゴン)

@2回戦:クイックシルバー、クリス・ボッシュvs.Xファウンデーション(ジョーイ・ライアン、スコット・ロスト)
A2回戦:ハヴァナ・ピットブルズ(ロッキー・ロメロ、リッキー・レイヤース)vs.ダブル・ドラゴン(ブライアン・ダニエルソン、スーパー・ドラゴン)
B2回戦:サモア・ジョー、プーマvs.ストロングスタイル・サッグス(ホミサイド、B-Boy)
C2回戦:アイアン・セインツ(サル&ヴィトー・トマセーリ)vs.CMパンク、クリス・ヒーロー

D準決勝:Xファウンデーション(ジョーイ・ライアン、スコット・ロスト)vs.ダブル・ドラゴン(ブライアン・ダニエルソン、スーパー・ドラゴン)
 ブライアンのサブミッションを初めとした小技、
 スパドラのクラブ・ストンプを初めとする持ち技による見せ場が光ります。
 またそれをそのまま組み合わせた連携スポットも魅力的です。
 Xファウンデーションは地味だけに相手とスポットの奪い合いをすることなく
 試合運びのリズムにだけ注力することができています。
 スパドラxライアン、ブライアンxロストの一進一退の打ち合いから
 各チームの追い込み、連携スポットをバランスよく織り交ぜた終盤でした。
 個のレスラーとして発展途上の2003年において
 まさにこういう内容に仕上げることが好勝負への唯一の道です。
 ぎりぎり好勝負。

E準決勝:CMパンク、クリス・ヒーローvs.ストロングスタイル・サッグス(ホミサイド、B-Boy)
FPWG王座戦、イリミネーション・マッチ:フランキー・カザリアン(ch)vs.ベイビー・スリムvs.M-Dogg 20 vs.ジョニー・ストーム
 試合後ピアースが襲撃しテーブル葬。

G初代タッグ王座戦、決勝:ダブル・ドラゴン(ブライアン・ダニエルソン、スーパー・ドラゴン)vs.ストロングスタイル・サッグス(ホミサイド、B-Boy)
 SSTがタフ・マンだからと大きく受けないので
 ダブル・ドラゴンの能動的なスポットに欠けます。
 準決勝では他ならぬXファウンデーションが受け持っていた役回りを担当していますね。
 しかしホミサイドはアピール不十分。
 B-Boyは頑張っていますが、そのスポットが流れにおいて最適のタイミングとは言えません。
 結局、タッグの展開を担うスポットはダブル・ドラゴンによるものですしね。
 最後も単なる打ち合いでフィニッシュも印象化されず、決勝としては弱すぎる。
 平均より少し上。
 
総評。
 準決勝は好勝負だが他はいまいちで、
 こういう大会を開くにはまだまだ力不足でした。
 (執筆日:2/9/12)
DVD Rating:☆☆☆☆☆

注目試合の詳細

なし

試合結果

@2回戦:クイックシルバー、クリス・ボッシュvs.Xファウンデーション(ジョーイ・ライアン、スコット・ロスト)
A2回戦:ハヴァナ・ピットブルズ(ロッキー・ロメロ、リッキー・レイヤース)vs.ダブル・ドラゴン(ブライアン・ダニエルソン、スーパー・ドラゴン)
B2回戦:サモア・ジョー、プーマvs.ストロングスタイル・サッグス(ホミサイド、B-Boy)
C2回戦:アイアン・セインツ(サル&ヴィトー・トマセーリ)vs.CMパンク、クリス・ヒーロー
D準決勝:Xファウンデーション(ジョーイ・ライアン、スコット・ロスト)vs.ダブル・ドラゴン(ブライアン・ダニエルソン、スーパー・ドラゴン)
E準決勝:CMパンク、クリス・ヒーローvs.ストロングスタイル・サッグス(ホミサイド、B-Boy)
FPWG王座戦、イリミネーション・マッチ:フランキー・カザリアン(ch)vs.ベイビー・スリムvs.M-Dogg 20 vs.ジョニー・ストーム
Gタッグ王座戦、決勝:ダブル・ドラゴン(ブライアン・ダニエルソン、スーパー・ドラゴン)vs.ストロングスタイル・サッグス(ホミサイド、B-Boy)(初代チャンピオン!)