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GCW:Best of GCW 2023 part.5の分析


名勝負 なし
好勝負 デス・マッチ:ニック・ゲイジvs.葛西純(12/31/23)

@アンドレード・エル・イドロvs.ジョーイ・ジャネラ(12/9/23)
 ジャネラも過去にAEWにいたものの
 この試合の立ち位置的にはホームタウンヒーローvs.AEWスターといった感じか。

 それが対等に渡り歩いていく攻防に盛り上がります。

 オーソドックスなプロレスで特殊なことをせずとも地力で魅せる。

 後半も一進一退うまくまとめているが
 バランスを傾かせない中での30分弱は少し重い所もありますね。
 その中で4の字というフィニッシュも少し弱かった。

 好勝負に届かずも中々良い試合。

ANGI1回戦、ボーズ・オブ・ブルータリティ・デス・マッチ:シクロペvs.ヴァイオレント・ジャック(Nick Gage Invitational 12/30/23)
 ジャックがリングに入るなり襲撃しルードに。
 シクロペは受けに回ってテクニコに。

 デス・マッチとして体を張るのは勿論のこと、
 攻防のバランスが良いので引き込まれましたね。

 好勝負に届かずも中々良い試合。

Bデス・マッチ:ニック・ゲイジvs.葛西純(12/31/23)
 2002年のCZWが思い起こされる取り合わせですが、
 こうしてレジェンドになって一騎打ちが実現するとは。

 その拳、技自体には衰えがあり、
 ちゃんと蛍光灯を割れないこともありますが、
 冒頭からハイ・テンションで凶器を停滞することなく使っていきます。

 観客もこの遂に実現した一戦を楽しんでいます。
 試合の途中でハッピー・ニュー・イヤーを迎え盛り上がるシーンもありましたね。

 少し熱が落ちたかと思ってもジャスト・タイミングで画鋲や
 蛍光灯トラップ+気合受けを織り込み、
 実現して良かった、と思わせる熱量のある内容でした。

 ぎりぎり好勝負。

 (執筆日:1/?/24)