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GCW:Best of GCW 2023 part.3の分析


名勝負 なし
好勝負 デス・マッチ:ジョーイ・ジャネラvs.竹田誠志(7/18/23)

デス・マッチ:竹田誠志vs.マーシャ・スラモヴィッチ(7/19/23)

デス・マッチ:マット・トレモントvs.ビオレント・ジャック(8/19/23)

@デス・マッチ:ジョーイ・ジャネラvs.竹田誠志(7/18/23)
 身振りで技以外の部分で独自のアクセント。

 凶器だけでなく技の引き出しの多さも活かして
 それを組み合わせることで試合構築がより優れたものになっています。

 後半もこれでもかと大ボリュームな鬩ぎ合い。
 ここまでの熱戦になるとは思いませんでしたね。

 文句なしに好勝負。

Aデス・マッチ:竹田誠志vs.マーシャ・スラモヴィッチ(7/19/23)
 竹田はマーシャに凶器を叩きつけつつも
 自傷アピールを重ねることで
 マーシャに無理させ過ぎずに自然な攻防を実現。

 マーシャも壁にぶつからずに起伏をつけて貢献。

 必要十分なデス・マッチ過激度で効果的に演出。
 ワンサイドながら魅力的な流れでした。

 ぎりぎり好勝負。

Bデス・マッチ:マット・トレモントvs.ビオレント・ジャック(8/19/23)
 Freedoms vs.GCWということで
 ジャックは握手を拒否して中指立て外敵アピール。

 トレモントはGCWがホームではないものの
 レジェンドですからそんなこと関係なくGCWを背負って見せます。

 自分のスタンスを意識したポジジョンで攻防。
 トペコン・シーンは特に迫力ありましたね。

 終盤まで両者シャツを着たままですが
 それが気にならないほど熱量のあるデス・マッチ。

 最後のフィニッシュがややあっさり目ながら納得の一戦です。

 ぎりぎり好勝負。

Cジャック・カートウィールvs.ジョーイ・ジャネラvs.ジョーダン・オリヴァーvs.マーシャ・スラモヴィッチ(10/7/23)
 4ウェイをテンポ良く進行。
 難しい絡み方はせずリングを整理して進めます。

 ジャックは前半ピエロ役だったものの
 後半はこの形式に合ったレスラーとして爆発していましたね。

 おもちゃ箱のように楽しさに満ちた内容。

 平均的な良試合。

Dデス・マッチ:マンス・ワーナーvs.竹田誠志(10/8/23)
 ガラスなど迫力あるデス・マッチ・スポットを前半から織り交ぜます。
 通常の攻防もできる2人なので
 切り返し合いもあり攻防自体でも興味を引きますね。

 マンスがデス・マッチ根性を見せ、
 竹田と鏡合わせの大綱を見せたのは観客にも大うけ。

 最後は火炎ボード・スポットで締めくくりました。

 好勝負に少し届かず。
 (執筆日:10/?/23)