Evolve:Evolve 35 9/14/14の分析
名勝負 | なし |
好勝負 | ビフ・ビューシックvs.ザック・セイバーJr. |
@ジョニー・ガルガーノvs.ドリュー・グラック
Aティモシー・サッチャーvs.トレイシー・ウィリアムス
Bドリュー・ギャロウェイvs.ロデリック・ストロング
ロデリックがマイクで殴りつけスタート。
荒々しい打撃に対し、ドリューが長身を活かした大きなムーブで返り討ち。
受けもしっかり相手を大きく見せつつ同時にタフさも表現しています。
丁度良いバランスですね。
ハード・ヒットで凌ぎを削る中、ロデリックがエプロン技から主導権を握ります。
全力を尽くす中で細やかさが犠牲になっている面はありますが、
ドリューのポテンシャルが最大限に引き出され、
インディーでの生きる道が見えたといって良い程充実した内容です。
クライマックスが少しいまいちで伸びきらなかったので、
好勝負には少し届かなかったけれども。
Cビフ・ビューシックvs.ザック・セイバーJr.
セイバーが動きが押さえつけるレスリング。
ビフもそれを受け止めた上で、
完全にやられる形ではなく均衡感に持っていきました。
丸め込みの逃れあいで一気にライバリティーを作り上げると
匠の入り方をしたレスリングで観るものを感嘆させます。
セイバーが腕攻め。
ビフは定型に身を任せず緊張の一進一退を展開。
思いっきり力をかけたサンセット・フリップ・パワー・ボムを耐えたりと、
流という点では時に歪ではあるものの
リアルに全力を尽くすぶつかり合いには敬意が生まれます。
米欧の若きテクニシャンの対決として求めていた内容です。
ぎりぎり好勝負。
Dオープン・ザ・ユナイテッド・ゲート王座戦:ブラヴァド・ブラザーズ(ch)vs.プレミア・アスリート・ブランド(カレブ・コンレー、トニー・ニース)vs.ARフォックス、リッチ・スワン
Eオープン・ザ・フリーダム・ゲート王座戦:リコシェ(ch)vs.ウーハー・ネイション
ウーハーが十分に行動しない前に
リコシェが切ってパワー・ファイターとして定義付。
これは端折り過ぎた印象です。
ウーハーは投げてグラウンド・サブミッションという
教科書の基本をなぞる試合運び。
これまたDGの一戦ではリコシェが上手く反撃狙いからつなげていたんですけどね。
リコシェがダイブを決めて反撃を開始すると
脚を攻めながらの試合運びです。
リコシェが機動力を活かしてリードしていくと
ウーハーの多彩な技ともマッチしてきて多くの見所が生まれました。
若干、攻防作りが前にいきすぎて
戦いにのめりこむには至らなかったけれど。
良い試合ではありますが、メインとしてはやや物足りないか。
平均的な良試合。
(執筆日:9/?/14)
DVD Rating:★★☆☆☆
注目試合の詳細
なし試合結果
@ジョニー・ガルガーノvs.ドリュー・グラックAティモシー・サッチャーvs.トレイシー・ウィリアムス
Bドリュー・ギャロウェイvs.ロデリック・ストロング
Cビフ・ビューシックvs.ザック・セイバーJr.
Dオープン・ザ・ユナイテッド・ゲート王座戦:ブラヴァド・ブラザーズ(ch)vs.プレミア・アスリート・ブランド(カレブ・コンレー、トニー・ニース)(新チャンピオン!)vs.ARフォックス、リッチ・スワン
Eオープン・ザ・フリーダム・ゲート王座戦:リコシェ(ch)vs.ウーハー・ネイション