TOPアメリカン・プロレスECWECW 1999年 →ECW:Hardcore Heaven 5/16/99

ECW:Hardcore Heaven 5/16/99の分析


名勝負 なし
好勝負 TV王座戦:ロブ・ヴァン・ダム(ch)vs.ジェリー・リン

@ECW王座戦:タズ(ch)vs.クリス・キャンディード
 試合後ダッドリーズがタズに3D。

Aタッグ王座戦:ダッドリーズ(ch)vs.ボールズ・マホニー、スパイク・ダッドリー
Bスペル・クレイジーvs.TAKAみちのく
Cヨシヒロ・タジリvs.リトル・グイドー
Dストリート・ファイト:ランス・ストームvs.トミー・ドリーマー

Eシッド・ヴィシャスvs.ジャスティン・クレディブル
 サブーが乱入し無差別攻撃でノー・コンテスト。

FTV王座戦:ロブ・ヴァン・ダム(ch)vs.ジェリー・リン
 #18。
 #17でなした大量の素材を武器に再び試合時間に挑戦します。
 仕切り直し時により観客を煽ったり、
 持ちネタを分割、一歩手前の足場を作ったりして対応していますが
 らしくない方向性でここまでは基本的には#17の劣化版です。
 元が異常なのでかなりハイ・レベルですけどね。
 10分経過時にアクシデントが起こります。
 場外へと落下したリンが顔面からマットの無い部分に落ち気絶するんですね。
 切り返しに関しては精一杯動けるが試合運びは苦しくてできない、という状況になります。 
 この窮地にRVDがアドリブで対応して上手く処理。
 一連の攻防を省いてRVDの技が決まる形で終わるようにしたり
 リンが動きやすい流れに持って入ったりします。
 その一方で目的の試合時間を削る事はせず
 雪崩式リバース・スープレックスや場外テーブルへのサンセット・フリップ・パワー・ボムなんて無茶に挑んでいく。
 この静かなエンスーシアズムが#12とは別の形で気持ちを伝え、
 それが時間の重みと交わる事でRVDvs.リンでありながら消耗戦、という#14で出来なかった事を成し遂げます。
 クライマックスもリンが最後の力を振り絞って動きのキレを上げ、
 RVDもフロッグ・スプラッシュを2発打つ形で応えたために素晴らしい物となりました。
 文句なしに好勝負。
 (執筆日:?/?/09)

GECW王座戦、フォールズ・カウント・エニウェア:タズ(ch)vs.ババ・レイ・ダッドリー

DVD Rating:★☆☆☆☆

注目試合の詳細

なし

試合結果

@ECW王座戦:タズ(ch)vs.クリス・キャンディード
Aタッグ王座戦:ダッドリーズ(ch)vs.ボールズ・マホニー、スパイク・ダッドリー
Bスペル・クレイジーvs.TAKAみちのく
Cヨシヒロ・タジリvs.リトル・グイドー
Dストリート・ファイト:ランス・ストームvs.トミー・ドリーマー
Eシッド・ヴィシャスvs.ジャスティン・クレディブル
FTV王座戦:ロブ・ヴァン・ダム(ch)vs.ジェリー・リン
GECW王座戦、フォールズ・カウント・エニウェア:タズ(ch)vs.ババ・レイ・ダッドリー