TOPアメリカン・プロレスECWECW 1999年 →ECW:3/26/99

ECW:3/26/99の分析


名勝負 なし
好勝負 なし

ビデオです。約2時間。

@スティーブ・コリノvs.スカル・ヴォン・クラッシュ
 前日とほぼ同じ内容ながら流れで少し見劣りしている。
 少し悪い試合。

Aスパイク・ダッドリーvs.サルEグラジアーノ
 いつも通り瞬殺。

Bノヴァ、クリス・チェッティーvs.ダニー・ドーリング、ロードキル
 連携技とハイ・フライングで盛り上げる事ができている。
 フィニッシュに只のダイビング・レッグ・ドロップとダイビング・ボディ・プレスとはいえ
 1コーナーからの2人同時飛び技を見せたのには驚きました。
 少し悪い試合。

 二冠王者タズのマイク・アピール。

Cランス・ストームvs.トミー・ドリーマー
 前日より更に短く。
 ストームのインサイド・ワークも
 ドリーマーの土俵である乱戦シーンに取り込まれ、観客席まで行く暇なし、という内容。
 少し悪い試合。
 試合後ドリーマーをリンチするストームに
 ダグラスが現れ襲いかかるも1対2で返り討ちにあう。

Dトレイシー・スマサーズvs.ジェリー・リン
 試合開始してしばらくするとRVDが登場。
 RVDがスマサーズにヴァン・ダミネーター。
 抗議するリッチはサブーがテーブル葬で排除。
 スマサーズにグイドーが襲いかかりフェード・アウト。
 RVDは俺はお前と試合したいんだ、と言って急遽この2人の試合が行われることに。

ETV王座戦:ロブ・ヴァン・ダム(ch)vs.ジェリー・リン
 #15。
 今回はわずか7分です。
 別に前の試合で動いた訳でもないんだけど・・・。
 いつもより短いという事で椅子を持った状態から突発的に始めて緊張感を高めたり
 よりスピードを意識して攻防を繰り広げていました。
 このように普段と違う視点で見つめ直したのは
 後々で何らかの役に立つかもしれないと思うのですが
 この試合自体に限っては粗さが目立ちどの要素も中途半端になった形です。
 しかも最後はサブーが入ってきて只の椅子付きレッグ・ドロップで幕。
 王者が試合を申し込んでおいて助太刀フィニッシュは無いよねぇ。
 盛り下がります。
 珍しい失敗試合です。
 悪くない試合程度。

Fスーパー・クレイジーvs.タジリ
 クレイジーは意図不明のミスをしたりと不調。
 しかしその分タジリが冷静に立て直して纏め上げましたね。
 悪くない試合です。

Gウォー・ゲーム:ダッドリーズ、ムスタファvs.ボールズ・マホニー、アクセル・ロッテン、ニュー・ジャック
 お金がないので天井も2つ目のリングもありませんけど
 5分、その後2分後とに入ってくるウォー・ゲーム形式。
 意外に流れは良く出来ています。
 ボールズvs.Dボーンでスタート。
 防ぎあいの後ケージにぶつけ合い流血。
 ババが入る。
 ボールズが巨漢として一時上回るも連携に押さえつけられる。
 アクセルは椅子、チェーンを持ち込む。
 ムスタファが入る。
 最後はお約束のニュー・ジャックがBGMと凶器をプラス。
 更に凶器を増やして熱狂へ。
 只結末が良くないですね。
 元から用意されていたテーブルを使わないまま決着。
 結局試合後にケージ上からテーブルへのダイブがあるのだけど
 わざわざテンションを切らす必要は無いでしょう。
 タッグ王座が賭けられている訳じゃないしボールズ組みの勝利ブックで問題ないはず。
 後は当然ムスタファ。
 ここで求められているのはでかくてインパクトある投げができる選手ですよ。
 普通にビッグ・ディックが入るべきだし、
 他所から持ってくるならウルフとかの方がまだ良い。
 ムスタファは空気過ぎました。
 平均より少し上。

総評
 コンパクトな大会と言えば聞こえは良いけど
 明らかに試合の伸び白を奪っています。
 (執筆日:9/24/09)
DVD Rating:☆☆☆☆☆

注目試合の詳細

なし

試合結果

@スティーブ・コリノvs.スカル・ヴォン・クラッシュ
Aスパイク・ダッドリーvs.サルEグラジアーノ
Bノヴァ、クリス・チェッティーvs.ダニー・ドーリング、ロードキル
Cランス・ストームvs.トミー・ドリーマー
Dトレイシー・スマサーズvs.ジェリー・リン
ETV王座戦:ロブ・ヴァン・ダム(ch)vs.ジェリー・リン
Fスーパー・クレイジーvs.タジリ
Gウォー・ゲーム:ダッドリーズ、ムスタファvs.ボールズ・マホニー、アクセル・ロッテン、ニュー・ジャック