ECW:12/26/97の分析
名勝負 | なし |
好勝負 | なし |
約2時間35分です。
@タイガー・マスクIV vs.グレート・サスケ
タイガーがMMAとは違ったリズムを持った緊張感を創出。
タイガーのサブミッションを要所に置きながら
サスケの類稀なるスピード感を織り交ぜます。
やや技が軽くなっている部分もありますが、
それは演者も分かっているようで必要なだけ数を打ち流れを作っていました。
登場してきたクレディブルにダイブを叩き込みショート・カットしたものの
終盤の技はエネルギッシュで説得力に溢れていました。
中々良い試合。
Aジェリー・リンvs.クリス・チェッティ
◆ジャスティンについてきたジェイソンと巨女ニコール・バス。
バスがジャスティンの相手パブロ・マルケスをパワー・ボムでKO。
ドリーマーが現れ、代わりにジャスティンと試合することに。
Bジャスティン・クレディブルvs.トミー・ドリーマー
◆ジョーイ・スタイルズがダッドリーズ、ニュー・ジャック、スパイクを紹介。
◆WWF派のコーディネーター、ランス・ライトがダイアモンドに首を宣告。
制裁のためにブラッカスをよこします。
Cポール・ダイアモンドvs.ブラッカス
ブラッカスがフルネルソンで瞬殺。
試合後タズが登場しブラッカスと相対します。
そこにRVD、サブーが乱入しタズに襲いかかります。
連鎖的に乱入者が現れ、それならメインで8マン・タッグを行なおうじゃないかとなります。
しかしアル・スノウとタズはチームを組みたくない様子でしたね。
Cタッグ王座戦:クリス・キャンディード、ランス・ストーム(ch)vs.FBI(リトル・グイドー、トレイシー・スマサーズ)vs.アクセル・ロッテン、ボールズ・マホニー
Dダッドリー・ボーイズvs.ニュー・ジャック、スパイク・ダッドリー
Eタズ、サンドマン、トミー・ドリーマー、アル・スノウvs.ダグ・ファーナス、フィル・ラフォン、ロブ・ヴァン・ダム、サブー
後から入場してきたWWF派のアルフォンソが、
タズがいないことを指摘しチーム・プレイヤーではないな、と吼えます。
そこから改めてタズが入場とにくい演出で試合はスタート。
ECW vs.WWF派の団体抗争ならではの大乱闘。
権利関係なしに乱闘して、一部が入れ代わり立ち代り
リングに上がって技を見せていくというスタイルですね。
サブーのハードコア・スポット後、
WWF派がリングを制圧するという明確な展開付けも素晴らしい。
ただ乱入してきたブラッカスを大勢で引き離し、
その後マネージャー絡みから締めてきたのは大雑把な印象を受けましたね。
良くも悪くもECWらしいメインでした。
中々良い試合。
総評
何故かWWFがECWに寛容だった奇妙な時期ならではのメインは一見の価値あり。
みちプロ参戦のオープニングも予想以上に見応えがありました。
(執筆日:2/2/12)
DVD Rating:★★☆☆☆
注目試合の詳細
なし試合結果
@タイガー・マスクIV vs.グレート・サスケAジェリー・リンvs.クリス・チェッティ
Bジャスティン・クレディブルvs.トミー・ドリーマー
Cポール・ダイアモンドvs.ブラッカス
Cタッグ王座戦:クリス・キャンディード、ランス・ストーム(ch)vs.FBI(リトル・グイドー、トレイシー・スマサーズ)vs.アクセル・ロッテン、ボールズ・マホニー
Dダッドリー・ボーイズvs.ニュー・ジャック、スパイク・ダッドリー
Eタズ、サンドマン、トミー・ドリーマー、アル・スノウvs.ダグ・ファーナス、フィル・ラフォン、ロブ・ヴァン・ダム、サブー