TOPアメリカン・プロレスECWECW 2005年 →ECW:Hardcore Homecoming Reunion Tour 9/16/05

ECW:Hardcore Homecoming Reunion Tour 9/16/05の分析


名勝負 なし
好勝負 なし

2枚組み約1時間55分です。

トッド・ゴードンが挨拶しているとアルフォンソが登場。
ゴードンがアルフォンソをロー・ブローで黙らせオープニング・マッチへ。

@ブルーミーニーvs.トレイシー・スマサーズ
 レフェリーを含めたコメディーとダンス・シーンが散見されるも
 ミーニーにできる事はそれだけなので他は駄作です。
 悪い試合。

Aクリス・チェッティvs.ダニー・ドーリング
 執拗なヘッド・ロック戦法に出るもグラウンド・ヘッド・ロックをミスするという失態を見せます。
 この時のYou Fuck Up!チャントが一番大きな反応だと感じる程の凡戦で悪い試合。

 ピットブル#1とグランジが相棒に対してコメント。

Bロードキルvs.ニュー・ジャック
 ナチュラル・ボーン・キラーズの著作権上の問題か、
 ボリュームをかなり抑えているため雑音状態になっています。
 レフェリーに鎖鎌を止められる事もあって
 ハードコア度は薄く、最後はそれをレフェリーのせいにして八つ当たりするフィニッシュ。
 ひどい試合でした。

Cライノvs.レイヴェン
 ライノが、レイヴェンがTNAの外のBCWで王者から降ろされた事に言及しましたが何の得があるんでしょう。
 この2人はTNA所属なのでTNAを敵とする訳にもいかないし・・・。
 試合は場外乱闘にいったのは良い物の観客数は少ないし
 カメラは遠方だしと誤魔化されようがない代物で、
 リングに戻ってからも時間の無駄でした。
 ひどい試合。

Dシェイン・ダグラスvs.ジェリー・リンvs.サブー
 ダグラスは体調がかなり悪いようですね。
 ストーリーも特にないので、わざとらしさが見えているだけでなく
 リンとサブーのハードコアな絡みまで乖離して見える、という脚の引っ張りぷり。
 フランシーンとアルフォンソの争いだったりテーブルも出てきますが
 完全にシーンの寄せ集めでした。
 これならダグラスが楽できるストーリーを考えるか、
 いっそダグラスが抜けるかすべきでした。
 悪い試合。

Eテーブルズ・マッチ:チーム3Dvs.イアン・ロッテン、ボールズ・マホニー
 3Dが反ビンスのマイク・アピールをするも反応はいまいち。
 一方のイアンはIWAシャツを着て登場し引き立て役に回ります。
 さて試合ですが3Dはロートル・ファイトでイアン、ボールズだけが流血。
 Get the Tableをパクった挙句にやられたりと甲斐の無い努力を見せています。
 悪い試合。

Fシンガポール・ケイン・マッチ:ジャスティン・クレディブルvs.サンドマン
 竹刀を避け合った後ジャスティンが提案してレスリングを行うも、
 場外戦後にリングに戻った所で竹刀を解禁。
 ラダーを追加して最後はリングに椅子を投げ込ませて幕というもの。
 展開として完成されている分、
 軽く手を抜いているように思えたし最後の椅子投げは観客の少なさからインパクト不足でした。
 平均レベル。

 記述するに値しない特典が幾つかあります。

総評
 中々持って救いようの無い内容でした。
 (執筆日:6/21/09)
DVD Rating:★★★☆☆

注目試合の詳細

なし

試合結果

@ブルーミーニーvs.トレイシー・スマサーズ
Aクリス・チェッティvs.ダニー・ドーリング
Bロードキルvs.ニュー・ジャック
Cライノvs.レイヴェン
Dシェイン・ダグラスvs.ジェリー・リンvs.サブー
Eテーブルズ・マッチ:チーム3Dvs.イアン・ロッテン、ボールズ・マホニー
Fシンガポール・ケイン・マッチ:ジャスティン・クレディブルvs.サンドマン