TOPアメリカン・プロレスECWECW 2005年 →ECW:Hardcore Homecoming November Reign 11/5/05(2DVD)

ECW:Hardcore Homecoming November Reign 11/5/05(2DVD)の分析


名勝負 なし
好勝負 タイペイ・デス・マッチ2:イアン・ロッテンvs.アクセル・ロッテン

ジェリー・リンvs.サイコシスvs.フベントゥー・ゲレラ(XPW)

WWAウェルター級王座戦、3本勝負:レイ・ミステリオJr(ch)vs.フベントゥー・ゲレラ(Tijuana 3/16/96)

2枚組み総時間約時間(本編1時間40 分)です。
Hardcore Homecoming An Extreme Reunion、
Forever Hardcoreとセットで
Hardcore ForeverというBOX版が販売されています。

このタイトルには1枚組みのオリジナル版
2枚組みの全国版があります。
全国版はTNAの物言いでメイン(チーム3Dvs.ファンク、サブー)と
舞台裏等のちょっとした特典が未収録の代わりに
特典試合が収録されています。

@ブルー・ミーニーvs.ダニー・ドーリング
 ひどい試合。
 盛り上がっただけで良しとしなければいけないのでしょうけど。

 妊婦のドーン・マリーが顔見せです。

Aボールズ・マホニーvs.クローナス
 試合ができないので
 殴り合いの流血試合を。
 それなりに迫力だけはあったかなと。
 少し悪い試合。

Bマット・ハイソンvs.CWアンダーソン
 ハイソンはスパイク・ダッドリーです。
 LSDチャントを受けたスパイク、
 本当にやっているのではと思わせる程がりがりで、
 必要以上に受けっぱなし。
 アンダーソンが上手いので
 何とか平均レベルとなりました。 

 神風鉢巻を逆さまに巻いたファンクが
 ハードコア・ホール・オブ・フェイム入り。
 (けれどメインは未収録・・・)

Cタイペイ・デス・マッチ2:イアン・ロッテンvs.アクセル・ロッテン
 タイペイ・デス・マッチの割には
 フォーク、ホッチキス(舌へのドル札打ち込みとか)といった他の凶器が多彩で
 拳の攻撃が少なめのような気がしますけれど
 素晴らしくハードな攻撃を受け合い
 イアンとアクセルならではの見事なバイオレンス&ブロッド。
 これは好勝負でした。 

Dドッグ・カラー・マッチ:シェーン・ダグラスvs.ピットブル#1
 両者の体調の悪さは隠せません。
 しかし試合形式を利用して
 それなりに頑張ったと思います。
 平均レベル。

Eケージ・マッチ:PJポラコvs.ジェリー・リン
 PJはジャス ティン・クレディブル。
 両者手馴れたもので
 テンポ良くケージ・スポットの攻防を入れ
 ケージからテーブルへの落下に
 暗転からのサプライズ乱入と
 中々良い試合でした。 


ディスク2
@ブルー・ミーニーvs.トレイシー・スマサーズ(Hardcore Homecoming(以下HH)House Show)
 HH1とほとんど同じ内容。

Aダニー・ドーリング、ロードキルvs.クリス・チェッティ、CWアンダーソン(HH House Show)
 これまたHHと同じカード。
 悪い試合。

Bイアン・ロッテンvs.ボールズ・マホニーvs.ニュー・ジャック(HH House Show)
 差し替えされているものの
 中々どうしてシンクロしています。
 これもニュー・ジャックは使っていたとか聞きます。
 中身は予想通りの殴り合いに
 イアンがホッチキス攻撃を受け
 最後はニュー・ジャックの高所ダイブ。
 満足いく内容ですが
 まったく3ウェイの意味はなかったので
 イアンvs.ニュー・ジャックでよかったです。

Cジェリー・リンvs.ジャスティン・クレディブル(HH House Show)
 このカードは安定してますね。
 只売りとはいえ攻防が多すぎで
 全体的な流れがやや軽いかなと思います。
 平均的良試合。

Dサブーvs.アル・スノウ(ECW 1993)
 ミスもあるし粗いしフィニッシュも弱い。
 サブーが自虐ファイト見せているので
 何とかなっていますけど少し悪い。
 試合後のファンクとスノウの絡みもきっちり収録。

E ジェリー・リンvs.サイコシスvs.フベントゥー・ゲレラ(XPW)
 彼らにしては1 つ1つのムーブが粗いのでは
 と首を傾げるものの
 流石はECW勢といった所で
 連鎖とか3ウェイ・ムーブを上手く使っています。
 ぎりぎり好勝負。

FWWAウェルター級王座戦、3本勝負:レイ・ミステリオJr(ch)vs.フベントゥー・ゲレラ(Tijuana 3/16/96)
 Desperados Del Ring seriesのDVDより。
 挑発からグラウ ンドで始めたりダイブ後仕切りを入れたりと
 プロレスとルチャをブレンドした試合運びが見られます。
 95年時の挑戦と創造性は然程感じ取れませんが
 数多くのダイブを収められるように作り相手への意識、前振りも加えている等
 全体的な完成度は明らかに高くなっています。
 只遠方視点だという事を考えても
 もう少し頭より先に体が反応してしまうような感覚を覚えないのは残念です。
 ある種完成されているが故の単調さを感じます。
 最後も乱入祭りで賛否両論ありそうです。
 評価としては文句なしに好勝負。
 
Gクリス・ベノワvs.2コールド・スコーピオ(ECW 1993)
 ベノワが余裕の キャリー。
 一方のスコーピオ、悪く言えば身体能力の高さを見せただけ。
 中々良い試合でした。

HXPW王座戦:シェイン・ダグラス(ch)vs.ヴィク・グリムス(XPW)
 この2人にしては荷が重い時間設定でしたが
 グリムスが体を張って
 小細工も色々ほどこしていたので悪くないです。

隠しトラック
 ディスク2
 メニューのExtraで↓↓でクリック
 普通にパブリック・エネミーvs.ピットブルズの試合です(なぜか所々で音楽が入る)。

総評
 特典試合が予想以上に充実していたとはいえ
 やはりメイン・イベントは見たかったですね。
 BOXの安さを考えると文句を言えた義理ではないんですけど。
DVD Rating:★★★☆☆

注目試合の詳細

Cタイペイ・デス・マッチ2:イアン・ロッテンvs.アクセル・ロッテン
  イアンは拳を避けると低空ドロップ・キックで倒す。
  拳の破片を押し付け流血させる。
  アクセルがロー・ブローから腕にフォークを突きたてていき流血させる。
  額にも突き たて流血させる。
  パンチを浴びせる。
  イアンも反撃しお返しのフォーク攻撃。
  股間へ首へのフォーク攻撃。
  アクセルを落とすと腕に破片を押し当てる。
  アクセルが椅子攻撃で反撃。
  フォークを額に突きたてる。
  イアンもやり返す。
  リングに戻るとイアンがヒットキスを手に取る、
  アクセルは奪い取るとイアンの舌にお札を打ち付ける。
  そしてそのお札を引っ張って取る。
  頬にもお札を打ち付ける。
  イアンは奪い取ると股間にホッチキス攻撃。
  腕にお札を打ちつける。
  イアンは画鋲を取り出して撒く。
  そこへのパワー・ボムを狙う。
  アクセルはリバース・スープレックスに返しボディ・プレス。カウント2。
  イアンが画鋲へのブレーン・バスターを決める。
  イアンは椅子を4脚まとめて立て、そこへの雪崩式の技を狙う。
  アクセルが逃れでてパワー・ボムで1,2,3!


Eジェリー・リンvs.サイコシスvs.フベントゥー・ゲレラ(XPW)
  生意気なフービーが目を付けられる。
  フービーは先手を取るも、すぐにダブル・クローズラインで落とされる。
  サイコシスが不意をついて握手からリンを丸め込む。
  リンは返すと素早い攻防をして握手。
  そこにフービーがスプリングボード式ドロップ・キック。
  フービーがサイコシスを投げ落とす。
  リンが不意をついてフービーにゴーリー・スペシャルを決める。
  逃れられるもバック・ブリーカーからボストン・クラブ。
  サイコシスが戻って来てリンにリバースDDTを狙う。
  フービーがサイコシスにネック・ブリーカーを決め連鎖。
  サイコシスとフービーの攻防。
  そこにリンがサイコシスにサンセット・フリップを決め連鎖ジャーマン。カウント2。
  ロープ・ワークからリンがサイコシスにパワー・ボム。
  フービーがカット。
  サイコシスがフービーを抱え上げる。
  そこにリンが飛んでブルドッグ。
  サイコシスがカバーするもリンがカット。
  サイコシスがリンを打ち上げると、
  その先のコーナーにいたフービーがリンをミサイル・キックで撃墜。
  フービーがカバーするもサイコシスがカット。
  サイコシスが技を決めればフービーも技を決める。
  その隙にリンが回復しフービーにロープを使ってのレッグ・ドロップ。
  サイコシスがリンに襲い掛かる。
  コーナー上へ。
  リンが起き上がり肩車する。
  そこにフービーがスプリングボード式に飛んでハリケーン・ラナ。
  カバーするもリンがカット。
  フービーがリンにロープ悪用のカバーもカウント2。
  シャープ・シューターを決める。
  リンは何とかロープを掴む。
  リンをコーナーに乗せドロップ・キックで落とす。
  サイコシスがフービーに殴りかかりスーパープレックスを狙う。 
  戻ってきたリンがサンセット・フリップで連鎖。
  2人をカバーするもカウント2。
  リンはショルダー・スルーでサイコシスを落とそうとする。
  サイコシスはエプロンに着地するとロープを使ってジョー・ブリーカー。
  フービーがリンを踏み台にブランチャ。
  フービーはリンにスプリングボード式ドロップ・キック、ドライバーを決めカバー。
  サイコシスが飛び技でカット。
  サイコシスはフービーをコーナー上に持っていくと
  トップ・ロープからのボディ・スラムのような技へ。
  しかしフービーが空中で切り返しスラムにするもカウントは2。
  フービーはリンに攻め込むもカウント3は奪えない。
  ならばとフービー・ドライバーを狙う。
  リンは逃れると飛びついてきたフービーを捕らえクレイドル・パイル・ドライバーで1,2,3!


FWWAウェルター級王座戦、3本勝負:レイ・ミステリオJr(ch)vs.フベントゥー・ゲレラ(Tijuana 3/16/96)
  ミステリオが握手を求める。
  フービーは張り手で応える。
  ミステリオは唾を吐きかける。
  フービーがロープに押し込むと張り手。
  ミステリオはコーナーに押し込むと張り手。
  ミステリオがバックを取り倒す。
  サーフボード・ストレッチ。
  フービーは脚のロックをほどいて起きあがるとヘッド・ロックに返す。
  アーム・ドラッグで倒してグラウンド・ヘッド・シザース。
  ミステリオは倒立から跳び起きて逃れる。
  ミステリオが脚をかけて倒しレッグ・ロック。
  フービーは逃れると担ぎ上げてたたきつける。
  チン・ロック。
  ミステリオは逃れると脚にニー・ドロップ。
  レッグ・ロック。
  観客の声を受けもう1回。
  レッグ・ロック。
  観客の声を受け3発目へ。
  フービーは避けて自爆させる。
  両手を掴むと背から前に持ってくる。
  脚をかけて倒す。
  ミステリオはフービーの腹に足を当て飛び上がるとモンキー・フリップ。
  両者の肩がつく。
  カウント2でブリッジ。
  起きあがるとフービーが足をかけ倒す。
  ミステリオは腹に足を当て飛び上がるとボディ・シザースからアーム・ドラッグ。
  フービーがロープに走る。
  ミステリオはモンキー・フリップで落とすと横のセカンド・ロープからトペ・アトミコ。
  両者リングに戻る。
  フービーは組むと見せかけ蹴りつける。
  ロープに振りクローズラインへ。
  ミステリオは避けるとヘッド・シザース。
  突進。
  ショルダー・スルーを食らうもエプロンに着地。
  髪を掴んで倒すとコーナー上から飛びヘッド・シザース。
  フービーがロープに走る。
  ミステリオが足を蹴り払うとフービーはロープをすり抜け転落。
  ミステリオはエプロンに出るとアラビアン・プレスで追撃する。
  セコンドがフービーをリングに入れる。
  ミステリオがコーナー上へ。
  フービーは素早く駆け寄り雪崩式エレクトリック・チェアーの体勢に。
  ミステリオが雪崩式パワー・ボムに切り返す。カウントは2。
  フービーが垂直落下式ブレーン・バスター。
  カバーするもカウント2。
  ロープに振ろうとする。
  ミステリオは振り返すと蹴りかかる。
  フービーはスライディングで避けるとソバット。
  突進。
  ショルダー・スルーを食らうもエプロンに着地。
  スプリングボード式スピン・キックを決める。
  カバーするもカウント2。
  ならばとドラゴン・スープレックスを決め1,2,3!
  フービーが先取する!

  ミステリオが組むと見せかけ蹴りつける。
  ヘッド・ロック。
  ロープに振られショルダー・タックル相打ち。
  両者跳び起きる。
  ミステリオがハリケーン・ラナ。
  カバーするもカウント2。
  コーナーに振ろうとする。
  フービーが振り返し突進。
  避けられ一回転してコーナーに激突する。
  ミステリオはエプロンのフービーにコーナー上からヘッド・シザースを決めセコンドにぶつける。
  スライディング・キックを決めるとエプロンまで上げロープの上に横にする。
  ミステリオがダイビング・レッグ・ドロップを決める。
  雪崩式ハリケーン・ラナを決めカバーするもカウントは2。
  ならばとガット・レンチ・パワー・ボムで1,2,3!
  
  ミステリオがいきなりコーナーのフービーに突進。
  フービーはかわすと腹を蹴りつける。
  パワー・ボムを狙う。
  耐えられるも持ち上げパワー・ボム。
  スワントーン・レッグ・ドロップを決めカバー。カウントは2。
  殴りつけると再びコーナー上へ。
  ダイビング・レッグ・ドロップを狙う。
  ミステリオは避けるとパワー・ボム。カウントは2。
  首4の字。
  ロープに振りスピン・キック。
  場外に逃れたフービーにスライディングの動きからヘッド・シザース。
  椅子を投げてぶつける。
  両者リングへ。
  フービーが低空ドロップ・キック。
  雪崩式ハリケーン・ラナを決めカバーするもカウントは2。
  パワー・ボムを狙う。
  ミステリオがハリケーン・ラナに切り返す。カウントは2。
  肩車される状態へ。 
  フービーがエレクトリック・チェアーに切り返す。
  そしてドラゴン・スープレックスを狙う。
  ミステリオはロープに逃れる。
  フービーがトルネードDDTを決めカバー。カウントは2。
  ソバットで落とすとブランチャへ。 
  ミステリオのセコンドがミステリオをどかして避けさせるとフービーのセコンドに誤爆。
  ミステリオがトペ・コンヒーロで追撃する。
  フービーをリングに戻すとエプロンに上がる。
  フービーがリング内へのブレーン・バスターを狙う。
  ミステリオも耐え場外に投げようとする。
  フービーのセコンドがミステリオの足を引っ張りエプロンにぶつける。
  セコンド同士が乱闘に。
  気を取られたレフェリーをフービーが後頭部からクローズライン。
  ミステリオがフービーにミサイル・キック。
  雪崩式ハリケーン・ラナを狙う。
  フービーは押し上げて防ぐと着地したミステリオに飛び技を狙う。
  ミステリオがパワー・ボムに切り返す。
  フービーのセコンドが入ってきてレフェリーにDDT。
  気づいていないミステリオはフービーにラ・ケプラーダ。
  フービー軍がミステリオをリンチ。
  ミステリオ軍はフービー軍を追い出すと4人揃ってブランチャにダイビング・ボディ・アタック、トペ・コンヒーロ。
  フービー軍が復活しミステリオをリンチ。
  コナンが現れバットでフービー軍をしばく。
  ミステリオ、ミステリオ軍と共にフービー軍をやっつけていく。
  復活したフービーがそれを見て逃げようとする。
  ミステリオが捕まえリングに引き戻す。
  コナンがミステリオにバットを渡す。
  コナンらが振ったフービーにミステリオがバットをぶつける。
  ミステリオがフービーにアラビアン・プレスを決めると
  コナンがレフェリーを起こし1,2,3!
  ミステリオの防衛!

試合結果

@ブルー・ミーニーvs.ダニー・ドーリング
Aボールズ・マホニーvs.クローナス
Bマッ ト・ハイソンvs.CWアンダーソン
Cタイペイ・デス・マッチ2:イアン・ロッテンvs.アクセル・ロッテン
Dドッグ・カラー・マッチ: シェーン・ダグラスvs.ピットブル#1
Eケージ・マッチ:PJポラコvs.ジェリー・リン
@ブルー・ミーニーvs.トレイシー・スマサーズ(HH House Show)
Aダニー・ドーリング、ロードキルvs.クリス・チェッティ、CWアンダーソン(HH House Show)
Bイアン・ロッテンvs.ボールズ・ マホニーvs.ニュー・ジャック(HH House Show)
Cジェリー・リンvs.ジャスティ ン・クレディブル(HH House Show)
Dサブーvs.アル・スノウ(ECW 1993)
Eジェリー・リンvs.サイコシスvs.フベントゥー・ゲレラ(XPW)
FWWAウェルター級王座戦、3本勝負:レイ・ミステリオJr(ch)vs.フベントゥー・ゲレラ(2−1)(Tijuana 3/16/96)
Gクリス・ベノワvs.2コールド・ スコーピオ(ECW 1993)
HXPW王座戦:シェイン・ダグ ラス(ch)vs.ヴィク・グリムス(XPW)