TOPアメリカン・プロレスCZWCZW 2013年 →CZW:Cage of Death XV 12/14/13

CZW:Cage of Death XV 12/14/13の分析


名勝負 なし
好勝負 CZW王座戦:ドリュー・グラック(ch)vs.クリス・ヒーロー

@CZW王座戦:ドリュー・グラック(ch)vs.クリス・ヒーロー
 ピュア・レスリングからスタート。
 あくまでレスリングをベースに
 エッセンスとして打撃と投げを織り交ぜていく内容です。
 だからこそ大きな不協和音も生まれず心地よいリズムが流れている。
 グラックは足狙いで一本気を通す一方で
 ドラゴン・スリーパーであったり他の技への意識も忘れていないのが良いですね。
 そこいらのレスラーなら一極攻めに固執して退屈な攻めに陥るところです。
 ヒーローに手放しで任せることなく
 最後までCZW王者として責任をもって試合を構築しました。
 逆にヒーローは試合構築がシツコく、まだ改善の余地がありましたね。
 ヒーローという強豪を相手に正統派の強みで見事に立ち合って見せました。
 こういう本格派にどんどん挑戦して欲しいですね。
 ぎりぎり好勝負。

 試合後MASADAが現れ挑戦表明。


Aスクランブル・マッチ:ジョー・ゲイシーvs.アズリエルvs.ARフォックスvs.アンドリュー・エヴェレットvs.チャック・テイラーvs.トニー・ニース
Bグレッグ・エクセレントvs.フライト・トレイン
Cタッグ王座戦:BLK OUT(ch)vs.ジューシー・プロダクト
Dキンバー・リーvs.クリスティーナ・フォン・エリー
E#1コンテンダーズ・マッチ:ザ・コロニーvs.アレックス・レイノルズ、ジョン・シルヴァー
Fクリス・ディキンソンvs.デイビー・リチャーズ
GOIK4(ジェイク・クリスト、デイヴ・クリスト、ネヴァ)vs.DJハイド、SOZIO、ビフ・ビューシック
Hワイアード王座戦:アレックス・コロン(ch)vs.シェイン・ストリックランド

Iケージ・オブ・デス:ダニー・ハヴォック、デヴォン・ムーア、ラッキー13vs.ドリュー・ブラッド、マット・トレモント、ロン・マーシス、
ローリー・モンド
 (一定時間ごとに選手追加。イリミネーション形式。場外転落でも脱落する。)
 ローリーが怪奇派ペイントを登場。
 出オチかと思いきや受けを意識しながら派手な受身を取って感心させます。
 意外に良い感じに仕上がってきていますね。
 とはいえローリーを他が超えた印象を残せなかったのはダメでしょう。
 伝説のCODと同じ試合ルールですが、
 スケール感が圧倒的に足りなかったことは否めない。
 場外に落として脱落させるスポットはどれもインパクトはあったんですけどね。
 後は最後に用意してきたサプライズ、ニック・モンドの復活。
 試合後ローリーとニックを絡ませるのは必然ながら
 それなら試合の中で絡ませても良かったのでは。
 試合中に攻撃しつつも試合後に認める展開であろうと
 デス・マッチならなんとでも持っていけそうな気がします。
 まあまあ良い試合。


DVD Rating:★★☆☆☆
 (執筆日:12/?/13)

注目試合の詳細

なし

試合結果

@CZW王座戦:ドリュー・グラック(ch)vs.クリス・ヒーロー
Aスクランブル・マッチ:ジョー・ゲイシーvs.アズリエルvs.ARフォックスvs.アンドリュー・エヴェレットvs.チャック・テイラーvs.トニー・ニース
Bグレッグ・エクセレントvs.フライト・トレイン
Cタッグ王座戦:BLK OUT(ch)vs.ジューシー・プロダクト
Dキンバー・リーvs.クリスティーナ・フォン・エリー
E#1コンテンダーズ・マッチ:ザ・コロニーvs.アレックス・レイノルズ、ジョン・シルヴァー
Fクリス・ディキンソンvs.デイビー・リチャーズ
GOIK4(ジェイク・クリスト、デイヴ・クリスト、ネヴァ)vs.DJハイド、SOZIO、ビフ・ビューシック
Hワイアード王座戦:アレックス・コロン(ch)vs.シェイン・ストリックランド
Iケージ・オブ・デス:ダニー・ハヴォック、デヴォン・ムーア、ラッキー13vs.ドリュー・ブラッド、マット・トレモント、ロン・マーシス、
ローリー・モンド