TOPアメリカン・プロレスCZWCZW 2011年 →CZW:Deja vu 6 11/5/11

CZW:Deja vu 6 11/5/11の分析


名勝負 なし
好勝負 なし

@イリミネーション・スクランブル・マッチ:アレックス・コロンvs.サイモン・セッズvs.スティッチ・シーファーvs.アーロン・エクストリームvs.シュガー・ダンカートンvs.ハイザイアvs.アーロン・エピックvs.BJウィットマー
A#1コンテンダーズ・トーナメント1回戦:ライアン・マクブライドvs.ラティン・ドラゴン
B#1コンテンダーズ・トーナメント1回戦:ジョナサン・グレシャムvs.ドリュー・グラック
C#1コンテンダーズ・トーナメント1回戦:ARフォックスvs.ウーハー・ネイション
 AIWでもやっていましたし数え歌になっているんでしょうね。
 両者が競い合うようにハイ・インパクトな技を繰り出し、
 ショーをスティールしましたがウーハー・ネイションがデビューという事で
 良質な攻防を産み出せる両者の関係性をそのままで良しとして
 戦いのバックグラウンドを描く事を怠り、技を見せる事により重きを置いてしまってはいる。
 まあまあ良い試合。

Dウルトラヴァイオレント・ルールズ:サミ・キャリハンvs.DJハイド
Eメサイア・オブ・ザ・ニュー・エイジ(ダスティン・レイズ、リッキー・シェイン・ペイジ)vs.アイリッシュ・エアボーン

FCZW王座戦:デヴォン・ムーア(ch)vs.スコッティ・ヴォルテックスvs.ドレイク・ヤンガー
 オープン・チャレンジにヤンガー、次いでスコッティが名乗り出て3ウェイに。

GUVU王座戦、バーブド・ワイヤー・マッドネス:MASADA(ch)vs.マット・トレモントvs.ネクロ・ブッチャーvs.ダニー・ハヴォック
 これといったものはないが複数人いることで一応見れる。
 トレモントが積極的に有刺鉄線に身を投じ、
 その対価としてネクロに拳の打ち合いで勝りさえします。
 しかしこれでネクロがKOされレフェリー・ストップは馬鹿げている。
 今のネクロではこのくらいの扱いで適当だけれども普通にフォールを取る形で済ませるべきで
 こんな鼻につく演出はBull Shitチャントを受けるのも必然。
 またネクロ越えを果たしたトレモントがあっさりハヴォックにやられます。
 CoDで対決が決まっているとはいえ流れをぶち壊しにしますね。
 上げて下げてはいけません。
 やるならそのトレモントをハヴォックが更に上回る形を見せないと。
 時間をかけて丁寧に描けないならこんな1試合にまとめたのが間違いという事です。
 そして最後のハヴォックvs.MASADAですが今までのは何だったのか、というぐらい
 まったりとリスタートさせゲンナリさせます。
 剃刀付ボードも危険に見せたいのだろうが、
 防ぎあいがここまで長ったらしければ興味を失う方が先。
 2つのシングルに分ければ良かった。
 それでもましになったとは思えないけれど。
 平均レベル。

総評
 現状Jr王座が一番重みのあるベルトですが
 かといってトーナメントをしかも複数回に分けてやる程余裕のある状況ではないでしょう。
 メインも失敗だし、唯一見応えあるネイションvs.フォックスの数え歌もAIWの方が良かったのでスルーすべき大会。
DVD Rating:☆☆☆☆☆ 
(執筆日:1/14/12)

注目試合の詳細

なし

試合結果

@イリミネーション・スクランブル・マッチ:アレックス・コロンvs.サイモン・セッズvs.スティッチ・シーファーvs.アーロン・エクストリームvs.シュガー・ダンカートンvs.ハイザイアvs.アーロン・エピックvs.BJウィットマー
A#1コンテンダーズ・トーナメント1回戦:ライアン・マクブライドvs.ラティン・ドラゴン
B#1コンテンダーズ・トーナメント1回戦:ジョナサン・グレシャムvs.ドリュー・グラック
C#1コンテンダーズ・トーナメント1回戦:ARフォックスvs.ウーハー・ネイション
Dウルトラヴァイオレント・ルールズ:サミ・キャリハンvs.DJハイド
Eメサイア・オブ・ザ・ニュー・エイジ(ダスティン・レイズ、リッキー・シェイン・ペイジ)vs.アイリッシュ・エアボーン
FCZW王座戦:デヴォン・ムーア(ch)vs.スコッティ・ヴォルテックスvs.ドレイク・ヤンガー
GUVU王座戦、バーブド・ワイヤー・マッドネス:MASADA(ch)vs.マット・トレモントvs.ネクロ・ブッチャーvs.ダニー・ハヴォック