TOPアメリカン・プロレスChikaraChikara 2010年 →Chikara:Chikarasaurus Rex: King of Show 7/25/10

Chikara:Chikarasaurus Rex: King of Show 7/25/10の分析


名勝負 なし
好勝負 なし

2枚、約3時間30分です。

@リンセ・ドラド、ティム・ドンスト、ピンキー・サンチェス、トゥルサスvs.ザ・コロニー、フライトメア
 先発ピンキーがヘタレるようにオープニング仕様、ファン・マッチ狙いですね。
 そのために赤蟻が孤立してもドラマチックにならない等
 独自の武器を最大限に発揮できてはいませんが、
 印象的なシーンを個々が生み出しておりトゥルサスもアピールできている。
 まあまあ良い試合。

 試合後ヴォコーダーが登場。
 それを見たピンキーは気が動転する。
 他のメンバーが目にする前にヴォコーダーは消えたため、ドラドらはお前がヴォコーダーだっただろ、とピンキーが気が狂ったとでも言うような扱い。

AShingo vs.イクイノックス
 早い段階で大技を使うなどShingoの考えている事にはついていけません。
 その後もスカッシュ・マッチのような色合いのまま終了。
 エネルギッシュなのは分かるがそれが伝わってこない微妙な内容です。
 少し悪い試合。

Bサラ・デル・レイ、デイジー・ヘイズvs.アメージング・コング、ライーシャ・サイード
 アメコンのデビューですがサイード付き。
 サラ、デイジーがヒールとして小細工に走るのでTVマッチのような感じですね。
 最後はサラ、デイジーがウィール・キック、ジャーマンと続けて
 アメコンからフォールを奪うもその価値は余りありません。
 悪い試合ではないがもっと出来るカードだけに惜しまれる。
 平均レベル。

CCIMA、望月成晃、スーパー・シェンロンvs.FIST
 前半は若干絡みで緩い部分も見られましたが、
 それぞれが自分の仕事をしっかりこなすので、
 途中からは6人とも他の相手の色合いを把握。
 その上で攻防を生み出す事が出来ています。
 終盤は完成度高かったですね。
 平均的な良試合。

 試合後FISTはアクマを追放、代わりにガルガーノを迎え入れます。

Dオシリアン・ポータル、ドレイク・ヤンガーvs.アンステイブル、コリン・デラニー
 リングも場外も気にせず相手を攻撃しあいます。
 ストーリーはいまいちに思えましたが、演者はちゃんと入り込んでいて良いラフ・ファイトでした。
 またヤンガーの起用が当たりましたね。
 Chikaraテイストを残しつつのハードコア・マッチへと仕上げるのに大きな貢献をしています。
 まあまあ良い試合。
 試合後OP、ヤンガーがダンス。

Eアーレス、クラウディオ・カスタニョーリvs.エディ・キングストン、トミー・ドリーマー
 BdKはドリーマーに遠慮して低レベルな孤立で迎え入れます。
 キングストンも我を殺してドリーマーのパートナーに徹します。
 終盤は悪徳レフェリー・ネタを活かして盛り上げます。
 楽しめるがドリーマーの接待以外の何物でもない内容。
 悪くない試合。

Fマイク・クァッケンブッシュ、ジグソウ、ハロウィックドvs.吉野正人、BxBハルク、土井成樹
 まずは適度なスピードで持ち技を見せて調整作業。
 特にミスもなくクオリティは高いですね。
 準備が整った所から一気にギアを上げていきます。
 工夫があったり、スケールが大きかったりと
 インパクトのある一発一発に着実なリアクションが起こります。
 一方的に連続で技が決まり、控えがわざとカット、介入していかないように見える所もありますが
 敢えて単純な打ち合いを避けて作り上げたのは評価できる。
 好勝負に届かずも中々良い試合。

総評
 内容はまずまずですが、ゲストが豪華すぎて逆に物足りなく感じる部分もありますね。
 (執筆日:9/10/10)
DVD Rating:★★☆☆☆

注目試合の詳細

なし

試合結果

@リンセ・ドラド、ティム・ドンスト、ピンキー・サンチェス、トゥルサスvs.ザ・コロニー、フライトメア
AShingo vs.イクイノックス
Bサラ・デル・レイ、デイジー・ヘイズvs.アメージング・コング、ライーシャ・サイード
CCIMA、望月成晃、スーパー・シェンロンvs.FIST
Dオシリアン・ポータル、ドレイク・ヤンガーvs.アンステイブル、コリン・デラニー
Eアーレス、クラウディオ・カスタニョーリvs.エディ・キングストン、トミー・ドリーマー
Fマイク・クァッケンブッシュ、ジグソウ、ハロウィックドvs.吉野正人、BxBハルク、土井成樹