XPW:Best of XPW 2022の分析
名勝負 | なし |
好勝負 | KotDM王座戦、フォールズ・カウント・エニウェア:SHLAK(ch)vs.ネクロ・ブッチャー(8/13/22) |
@KotDM1回戦:ネクロ・ブッチャーvs.フードフット(4/9/22)
レジェンドのネクロに対してフードフットはちょっとブレーキを踏んでいますが、
その調整したレベルからラインを下回ることなくクオリティを維持していますね。
ネクロが眦から流血、
片方の眼窩が真っ赤に染まって雰囲気もあるので、
一度そのベースラインさえ許容すれば、
現役当時から弱めでも気にならず、
それよりもネクロらしさをじっくり楽しめる幸福感に包まれます。
観客をのせる要素とDMファイター同士のグーパン合戦などの攻防が
上手い塩梅でミックスされた19分もの試合。
最後の投げは崩れ気味でしたが、ネクロの燃焼試合が観れて嬉しかった。
中々良い試合。
(執筆日:6/?/22)
Aセイジ・シンvs.ルダーク・シャイタンvs.ミッキー・ナックルズ(8/13/22)
伏せて顔を寄せ合う女子会的シーンからのド突き合い。
リングに散らかった凶器をハードに使いこなし、
3ウェイ要素も楽な方には使いません。
セイジが鉄骨からビッグ・フライを見せる等スポットも用意していますが、
24分もの試合時間が冗長だったこおてゃ否めない。
しかし、そんな試合時間設定も気にせず
目の前の相手に対してラフ、ラフ、ラフ・ファイトを繰り広げる
3人はまさにデス・マッチ・ファイターって感じで良かったですね。
好勝負に少し届かず。
BKotDM王座戦、フォールズ・カウント・エニウェア:SHLAK(ch)vs.ネクロ・ブッチャー(8/13/22)
ICW-NHの旗揚げ戦以来の再戦。
あれから2年経ってネクロも48歳。
時の経過はネガティブな方向にしか働かないかと思っていたら度肝を抜かされましたね。
ゴングが鳴るなり拳のぶん回し合い。
顔にもヒットしますが気にせず殴り合います。
女子マネが入ってきてキャット・ファイトという
お約束を脈絡なく入れ込んで来たので、
あぁ休憩タイムだなと思っていたら、
その後も容赦ない攻め合いで、
これはちょっと休んだから出来るとか出来ないとか
そういうレベルではなかったですね。
観客にリングに椅子を投げ入れさせる名シーンもあり
想像以上に素晴らしいデス・マッチでした。
ぎりぎり好勝負。
(執筆日:6/?/22)
注目試合の詳細
なし試合結果
@KotDM1回戦:ネクロ・ブッチャーvs.フードフット(4/9/22)Aセイジ・シンvs.ルダーク・シャイタンvs.ミッキー・ナックルズ(8/13/22)
BKotDM王座戦、フォールズ・カウント・エニウェア:SHLAK(ch)vs.ネクロ・ブッチャー(8/13/22)