SDW:Pro Wrestling Stars Before The Big Time!の分析
名勝負 | なし |
好勝負 | なし |
1枚、約1時間35分です。
@オースチン・エリーズ対ショーン・デバリ
スピード感を出そうとしているが無味乾燥な攻防。
またデバリのリズムが悪すぎます。
悪い試合。
Aレニー・レーン対ケン・アンダーソン
レニーは実力が無いから珍妙なキャラに頼り試合を壊すという悪循環。
ケンは主導権を握れるレベルに無いし。
ひどい試合。
Bデレク・セイント・ホームス対コルト・カバナ
ホームスは受身含め行動の完成度が低すぎ。
カバナは支配する格にない様子。
ひどい試合です。
Cマグナス・マキシマス対レニー・レーン
マキシマスはWWEのバム・ニーリーだそうです。
誰だっけ。
調べる気も起きない。
レニーはベビーフェイスになって
Aよりも良くなったけどまし、といった方が正確なレベル。
悪い試合です。
DODB対ケン・アンダーソン
ケンは感情をのせられる程には成長しているので
ODB相手でも見れる物にはなっている。
しかしフィニッシュがODBの彼氏乱入というもの。
負けは負けだし、その後ケンを余り痛めつける訳でもないし中途半端ですね。
悪い試合。
ESDW王座戦:レニー・レーン(ch)対オースチン・エリーズ
レニーは再びヒールになっていますが
ベビーフェイスの経験が活きて前よりは良いですね。
キャラが弱くなっているのでヘタレ要素を入れたら良いんですが。
エリーズはヒールそのままなのでヒール対決で盛り上がらず。
エリーズがベルト攻撃で早々にレニーを流血させ支配したので
レニーはベビーフェイス寄りになりますが
王座を持っているという事はそれだけヒールとしてアピールしてきたという事でね。
悪い内容ではないが大して面白くもないです。
少し悪い試合。
FTV王座戦、TLCマッチ:エース・スティール対CMパンク(4/28/01)
パンクの初期傑作は発掘しきったと思っていたけれどこんな物が出てくるとはね。
見事に30分弱のTLCを仕上げています。
レスリングから始まると、ラダーを入れようとするも防がれ荒くなります。
後はラダー、椅子、テーブルと順に追加、
セットしたテーブルを温存できるぐらいにしっかりと構築が出来ています。
相手が師匠のエースという事で切り返しが概して上手くいっているし
エースのヘタレっぷりが弱ければ積極性で埋めてサポートする。
どうしても細かい部分は粗いです。
序盤のレスリングで丸め込みの応酬をするような勝利条件との背反、
エースの一定で緩急に乏しい立ち振る舞い、
中途半端なインパクトのセコンド介入、
調整のためにわざとらしくなったりおかしくなったりする部分etc。
しかしキャリアの浅いパンクがこんな物を作り上げていく驚き、
ラダーを使った過激なバンプ(最後は特大ラダーから場外の2段テーブルへ落下)への敬意が圧倒的に上回っています。
やりたい事を完成と言えるレベルではないものの全てやりきった内容です。
パンクの最初の傑作&エースのシングル・ベストに挙げられる素晴らしい試合。
好勝負に少し届かず。
総評。
パンク・ファンの皆様、久々に掘り出し物です!
(総評日:4/14/10)
DVD Rating:★☆☆☆☆
注目試合の詳細
なし試合結果
@オースチン・エリーズ対ショーン・デバリAレニー・レーン対ケン・アンダーソン
Bデレク・セイント・ホームス対コルト・カバナ
Cマグナス・マキシマス対レニー・レーン
DODB対ケン・アンダーソン(DQ)
ESDW王座戦:レニー・レーン(ch)対オースチン・エリーズ
FTV王座戦、TLCマッチ:エース・スティール対CMパンク(新チャンピオン!)(4/28/01)