TOPアメリカン・プロレスどインディー →NWA NL:A Phenomenal Anniversary:2 Years of No Limits 4/28/06

NWA NL:A Phenomenal Anniversary:2 Years of No Limits 4/28/06の分析


名勝負 なし
好勝負 AJスタイルズvs.タイラー・ブラック

1枚組み約2時間15分です。

ハンド・カメラで取っているので視点が動き見てて疲れますね。

キャンディードへの追悼を行うも
カン、カン、カンって試合開始のゴングじゃないんだから。
10カウント・ゴングも知らないなんて心配な立ち上がりだ・・・。

@ シェイン・ホリスター、ジェイシン・ストライフvs.レディー・スリラーズ
 定番の只の腰振り男かと思いきや
 スリラーズは意外にタッグとして完成されてましたね。
 平均レベル。

Aザック・マクガイアvs.タイラー・クック
 入場のアピールでムーンサルトを失敗した割に中身はひどくない。
 悪い試合。

Bフアン・フォーニューvs.ジェレミー・ワイアット
 ラテンの雷の異名を取るフアンが微妙すぎますね。
 ワイアットの小悪党振りは見れる。
 悪い試合。

Cマイケル・ストライダーvs.ダリエン・サンダース
 両者腕攻めに拘って試合を作ろうと挑戦したのは良いですね。
 悪くない試合。

Dアイオワ州王座戦:マレク・ブレイブ(ch)vs.エリック・ヤング
 ヤングはチーム・カナダ・ギミックで参戦。
 キャンディードへの追悼の意味もあるんでしょうね。
 尻を丸出しにした後天を指してましたし。
 試合は良いとも言えないものの安定した内容になっています。
 平均より少し上。

Eエリック・プリースト、チャンドラー・マックルアーvs.ミシシッピ・マッドマン、ショートスタック
 マッドマンがデカブツでショートスタックはミゼット。
 ファン・マッチに近くなる訳ですが
 ちょっと全体的な構成に気を払わなさ過ぎです。
 悪い試合。

FNWA MH王座戦:ダニー・ダニエルズ(ch)vs.ライアン・ボズ
 ダニーが手下を使ってリンチしたり時間稼ぎばかりの内容。
 ボズが王座挑戦とか無理がありすぎて
 幻の王座奪取で体裁をつけようとしています・・・。
 ひどい試合。

GAJスタイルズvs.タイラー・ブラック
 今からすると凄いカードですね。
 インディーの未来になったAJと
 インディーの未来となるであろうタイラーの対決です。
 タイラーはまだシングルとして開花していないとはいえ
 潜在能力を引き出すことに関してはAJにまかせて外れ無し。
 AJが上手く試合をコントロールしながらタイラーに機会を与えると
 タイラーは求められている以上の素晴らしい動きを見せました。
 決して引かずに一進一退の攻防を見せた終盤は本当に見応えがあり
 フィニッシュもまた良いですね。
 ぎりぎり好勝負。

総評 
 思ったよりできる選手もいたけれど
 メインが素晴らしい試合になったという事実だけで十分。
DVD Rating:★☆☆☆☆

注目試合の詳細

GAJスタイルズvs.タイラー・ブラック
  AJがコーナーに押し込むもクリーンに離れる。
  タイラーがコーナーに押し込みクリーンに離れる。
  レスリングの攻防。
  AJがロープに逃げる。
  仕切り直し。
  アーム・ドラッグを打ち合う。
  タイラーがアーム・ドラッグをかわしスクール・ボーイ。カウント2。
  AJのクローズラインを避けサンセット・フリップを狙うも手が離れる。
  仕切り直し。
  AJがロー・キックからヘッド・ロック。
  タイラーがヘッド・ロックに返す。
  ロープに振られたタイラーはボディ・シザースで飛びつく。
  AJは前に降ろして防ぐとアーム・ドラッグで腕を取る。
  タイラーがAJをロープに振る。
  伏せたAJを飛び越えると止まりグラウンド・ヘッド・ロック。
  AJがグラウンド・ヘッド・シザースに捕らえる。
  タイラーはすり抜けるとヘッド・ロック。
  AJがタイラーをカバーに持っていく。
  3度目で外すと腕を取る。
  アーム・バー・テイク・ダウン。
  タイラーは置きあがるとグラウンド・ヘッド・ロックに返す。
  AJは起き上がるとロープに振る。
  タイラーのショルダー・タックルを受け止めるとロープに走ったタイラーにドロップ・キック。
  タイラーはたまらず場外に出る。
  AJがブランチャで追撃。
  リングに戻しカバー。カウント2。
  ロープに振りバック・ブリーカー。
  カバーするもカウント2。
  ブレーン・バスターを決めカバー。カウント2。
  タイラーがAJの腹を殴りつける。
  AJがタイラーを担ぎ上げネック・ブリーカー。
  カバーするもカウント2。
  ムタ・ロックを決める。
  ターン・バックルにぶつける。
  コーナーに振り突進。
  タイラーがショルダー・スルーに返す。
  エプロンに着地したAJがスプリングボードを狙う。
  タイラーがドロップ・キックで落とす。
  ムーンサルトで追撃する。
  リングに戻しカバー。カウント2。
  ボディ・スラムにセントーン。
  カバーするもカウント2。
  チン・ロック。
  AJは起き上がるとロープに振りボディ・リフトを狙う。
  タイラーが後ろに逃れバックを取る。
  AJが逃れようとバック・エルボーを打っていく。
  タイラーは避けるとノーザンライト。カウント2。
  ファイヤーマンズ・キャリーからスタンディング・ムーンサルト。カウント2。
  AJがタイラーを殴りつけていく。
  ロープに振ろうとする。
  タイラーが防ぎフォア・アームズ。
  AJがペイレイ・キックで両者ダウン。
  AJはクローズラインを避けるとバックを取る。
  タイラーがバックを取りハーフネルソンに移行しようとする。
  AJがハンマー・ロックに返しその状態でバック・ドロップ。
  カバーするもカウント2。
  ネック・ブリーカーからのカバーもカウント2。
  ならばとスタイルズ・クラッシュを狙う。
  タイラーは逃れるとバックを取る。
  AJはバック・エルボーを決めるとロープに走る。
  タイラーもロープに走る。
  AJがハリケーン・ラナを狙う。
  タイラーがその動きを利用してパワー・ボム。カウントは2。
  コーナーのAJに突進。
  AJはバック・エルボーで迎え撃つと一回転してのリバースDDT。
  カバーするもカウント2。
  コーナーに向かおうとする。
  タイラーが脚を掴んで邪魔をする。
  AJをコーナーに押し込みショルダー・ブロック。
  雪崩式の技を狙う。
  AJは殴りつけるとパワー・ボムの体勢に持っていく。
  タイラーが抵抗して逃れスーパープレックス。
  カバーするもカウントは2。
  AJを起こそうとする。
  AJが不意を突いてフォア・アームズ。
  ローリング・ラリアットへ。
  タイラーは避けてロープに走るとビッグ・ブーツ。
  スタンディング・シューティングスター・プレスにつなげるもカウントは2。
  ならばとフィッシャーマンズ・バスターを狙う。
  AJは防ぐとスタイルズ・クラッシュを狙う。
  タイラーは着地するとフィッシャーマンズ・バスターの体勢に持っていこうとする。
  AJは逃れると蹴りつけダブル・アームから持ち上げスタイルズ・クラッシュ。
  カバーに持って行き1,2,3!
  AJの勝利!
  AJはタイラーを認め握手。
  タイラーがAJと観客に感謝し終了。

試合結果

@シェイン・ホリスター、ジェイシン・ストライフvs.レディー・スリラーズ
Aザック・マクガイアvs.タイラー・クック
Bフアン・フォーニューvs.ジェレミー・ワイアット
Cマイケル・ストライダーvs.ダリエン・サンダース
Dアイオワ州王座戦:マレク・ブレイブ(ch)vs.エリック・ヤング
Eエリック・プリースト、チャンドラー・マックルアーvs.ミシシッピ・マッドマン、ショートスタック
FNWA MH王座戦:ダニー・ダニエルズ(ch)vs.ライアン・ボズ
GAJスタイルズvs.タイラー・ブラック