TOPアメリカン・プロレスどインディー →NWA Florida:Jeff Peterson Memorial Cup Night Two 6/17/06

NWA Florida:Jeff Peterson Memorial Cup Night Two 6/17/06の分析


名勝負 なし
好勝負 なし

2時間5分です。

@敗者復活戦、4コーナー・マッチ:エル・ジェネリコvs.TJウィルソンvs.ジェイク・マニングvs.エリック・キャノンvs. TJマックvs.ヒューマン・トルネード
 なぜかトム・カーターが欠場。
 急遽敗者復活戦が行われる事に。
 こういうのでは恒例のダンスから始まりますが
 その後は勝手にドラゲー・ルールを適用し雑な物を。
 悪い試合。

A準々決勝:ラッカスvs.カナディアン・クーガー
 ラッカスもその気があるとはいえ
 試合として余りに体をなしていないので驚いた。
 酷い試合。

B準々決勝:ジョーイ・ライアンvs.ロッド・スティール
 女性客いじりとレフェリーいじりからなる
 全編コメディーでした。
 それなりに面白かったですね。 

C準々決勝:デリリウスvs.クレイジーK
 スポットとはいえこちらもコメディーが入ってますね。
 順番を変えたら良かったのに。
 そしてついでに全編コメディーにしたら良い。
 終盤のムーブとかどれも間が悪かったですね。
 悪い試合。

D準々決勝:TJウィルソンvs.ミラノ・コレクションAT
 敗者復活の相手という事でミラノが余裕で勝利。
 これならいっそスカッシュ・マッチにしても良かったかな。
 悪い試合。

E準決勝:ジョーイ・ライアンvs.ラッカス
 短く、あっさりとした試合でしたが
 上手くラッカスの魅力を押し出しています。
 平均レベル。
 
F準決勝:ミラノ・コレクションATvs.デリリウス
 ミラノがデリリウス・ワールドにつきあっているのは面白いですね。
 只真剣にやるにつれ下り坂になり終盤はいまいちでしたね。
 悪くない試合。

G決勝:ラッカスvs.ミラノ・コレクションAT
 元々試合時間は短めに設定されているだけに
 この決勝も10分に届かない試合時間。
 しかし若干無理矢理な感があるとはいえ
 両者の魅力を余す事無く圧縮して詰め込み
 決勝ならではの攻防も見せたので上出来と言えるでしょう。
 まあまあ良い試合です。
 
Hナフタリvs.ハボックvs.OGスカーフェイス
 なぜかTLCにキーボードまで出てくるハードコア・マッチに。
 しかし面子が面子だけに試合としては微妙です。
少し悪い試合。

Iブルース・サンティー、プリティー・フライvs.モダン・デイ・セオリー
 女子マネがレフェリーの目を逸らそうとするのをモーリーが阻止するのが一番の見所か。
 それにしてもこのスポットのタイミングは今だかつて無いほど場違いでした。
 ひどい試合。
 
Jレックス・ラベットvs.ビリー・キッドマン
 今夜は場外で長身マネージャーにクローズラインを食らう事を苦戦するきっかけに。
 キッドマンもトーナメントに参加したら良かったのにねぇ。
 悪い試合。

総評。
 トーナメントは面子からしたらこんなものでしょう。
 しかしその中で注目のミラノが一番の活躍を見せ、
 そして優勝という評価をされたというのはファンからしたら嬉しいですね。
 ついでに・・・とは言えないぐらい充実した
 ダニエルズvs.ストロングも収録されてますからね。
 良い大会ですよ。 
DVD Rating:★☆☆☆☆

注目試合の詳細

G決勝:ラッカスvs.ミラノ・コレクションAT
  両者握手を交わす。
  ミラノが優位にレスリングを進めヘッド・ロック。
  ロープに振られた所でショルダー・タックル。
  ロープに走る。
  ラッカスはカウンターでアーム・ドラッグを決めると
  ハリケーン・ラナにドロップ・キックで落とし側転ダイブを決める。
  リングに戻しカバー。カウント2。
  ダイビング・コークスクリュー・セントーンを狙う。
  ミラノは避けて自爆させるとドロップ・キック。
  ロープに腕を絡ませて締め上げる。
  ラッカスの腕をエプロンに鉄柱にぶつける。
  挑発的な言動を交えながら腕攻めを続ける。
  クローズラインへ。
  ラッカスは受け止めるとヘッド・バスターからネック・ブリーカー。
  そしてスタンディング・シューティングスター・プレス。カウント2。
  ハンドスプリング・キックへ。
  ミラノはブリッジして避けると延髄切り。
  クローズラインへ。
  ラッカスは避けるとハンドスプリング・キック。
  カバーにいくがカウントは2。
  ラッカスがSTOからアラビアン・プレス。カウント2。
  逆さ吊りにすると別のコーナー上へ。
  スプリングボード式セントーン・レッグ・ドロップへ。
  ミラノは避けて自爆させるとスプリングボード式セントーン。
  カバーするもカウント2。
  ATロックへ。
  ラッカスが丸め込みに切り返す。カウント2。
  ミラノがアーム・バー・テイクダウンからATロック。
  ラッカスがタップ!
  ミラノが優勝!
  ミラノにトロフィーが贈られる。
  ラッカスと握手してハグ。

試合結果

@敗者復活戦、4コーナー・マッチ:エル・ジェネリコvs.TJウィルソンvs.ジェイク・マニングvs.エリック・キャノンvs. TJマックvs.ヒューマン・トルネード
A準々決勝:ラッカスvs.カナディアン・クーガー
B準々決勝:ジョーイ・ライアンvs.ロッド・スティール
C準々決勝:デリリウスvs.クレイジーK
D準々決勝:TJウィルソンvs.ミラノ・コレクションAT
E準決勝:ジョーイ・ライアンvs.ラッカス
F準決勝:ミラノ・コレクションATvs.デリリウス
G決勝:ラッカスvs.ミラノ・コレクションAT(優勝!)
Hナフタリvs.ハボックvs.OGスカーフェイス
Iブルース・サンティー、プリティー・フライvs.モダン・デイ・セオリー
Jレックス・ラベットvs.ビリー・キッドマン