NEW:Best of NEW 2021の分析
名勝負 | なし |
好勝負 | アルテミス・スペンサーvs.マイク・ベイリー(9/11/21) |
@トラヴィス・ウィリアムズvs.ジューダス・イカルス(9/11/21)
365 Proの数え歌輸入。
ライバルならではで息が合っているのを活かして
細かく攻防を重ねて魅せていきます。
試合時間は10分くらいですが、
その中で自分たちの数え歌を
短縮版でちゃんと作り上げていて感心しました。
本質を変えずに短くするのは長く質を上げるよりも高度なことですからね。
中々良い試合。
Aダニエル・マカベvs.ジューダス・イカルス(9/11/21)
観客の感じる間を意識した切り込み。
余白で意味づけし、細かなリズムも付けます。
上質な技量ですね。
イカルスは更に緩急が研ぎ澄まされると良いでしょうね。
それは必ずしも体重を絞るだけでなく、
他にも方法があるのは何より相対しているマカベから学び取れるはずで、
このカードはしっかり時間を取って再戦して欲しいと思わせます。
オリジナルのプロレス堪能させて頂きました。
平均的な良試合。
Bニコール・マシューズvs.ダニエル・マカベ(9/11/21)
ニコールは1年半ぶりに久しぶりのプロレス。
マカベはいつものレスリング・ベースではなく
インタージェンダーを考慮しながら
かといって誇張し過ぎずアクションとしての感情を前に出した攻防作りをしていますね。
ニコールの構成力も光る内容。
脚狙いを絡めながらもそれ1本にならず総合的に攻め、
鏡像性も同時並行で作ったのは素晴らしかったですね。
好勝負に少し届かず。
Cアルテミス・スペンサーvs.マイク・ベイリー(9/11/21)
ベイリーのストレートで線のある攻めと
スペンサーのリングを広く使ったハイ・フライが
絶妙にブレンドされて補い合っていますね。
相性の良さを感じさせます。
スポットでは張り合ってしっかりとヒート・アップ。
終盤にスペンサーが場外でテーブル葬を受けたりと
メインとしての演出も十分量用意されていました。
時々スポットが乖離して攻防の流れが途切れた印象もありましたが、
カナダのトップ対決として期待に応えましたね。
ぎりぎり好勝負。
Dニコール・マシューズvs.ジューダス・イカルス(10/9/21)
一般的なインタージェンダー・マッチのイメージに引っ張られず
ハード・ヒットで仕上げていますね。
逆にいうとハード・ヒットを売りにする中で、
コミュニケーション少なめであることの言い訳になっている側面も。
終盤は巻きが入っている印象もありますが、狙いはばっちり。
ミッドカードの良さはNEWの売りですね。
平均的な良試合。
Eジョシュ・アレキサンダーvs.トラヴィス・ウィリアムズ(10/9/21)
ジョシュの胸を借りながら
トラヴィスが脚攻めを武器に細かな攻防を生み出していきます。
ヒールとして手練手管もっと出しても良かったですね。
どうしても軽さも感じるので。
試合時間が長くなっていっても2人の良質な関係性は損なわれず、
最後のテーブル・スポットこそミスありましたが、
しっかりやりきって、中々良い試合としました。
Fダニエル・マカベvs.エル・ファンタズモ(10/9/21)
観客を煽って乗せるファンタスモの試合ですね。
一方でマカベの試合だったかというとちょっと弱いか。
ファンタスモを相手にするに当たっては
もう少しオーソドックスなベビーフェイスのペルソナを被って欲しかったか。
一定のクオリティは担保されていますが、メインとしては少し物足りなかった。
平均的な良試合。
(執筆日:11/?/21)
注目試合の詳細
なし試合結果
@トラヴィス・ウィリアムズvs.ジューダス・イカルス(9/11/21)Aダニエル・マカベvs.ジューダス・イカルス(9/11/21)
Bニコール・マシューズvs.ダニエル・マカベ(9/11/21)
Cアルテミス・スペンサーvs.マイク・ベイリー(9/11/21)
Dニコール・マシューズvs.ジューダス・イカルス(10/9/21)
Eジョシュ・アレキサンダーvs.トラヴィス・ウィリアムズ(10/9/21)
Fダニエル・マカベvs.エル・ファンタズモ(10/9/21)