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NEW:Best of NEW 2023の分析


名勝負 なし
好勝負 なし

@ジューダス・イカルスvs.鈴木みのる(3/24/23)
 一つ一つの所作大事にして観客を巻き込みます。
 
 みのるの張り手とイカルスのチョップ。
 両者それを軸に据えながら正しく次の動きを行い、
 構築のために足を精力的に使います。

 みのるが試合を通してイカルスを格下に見つつも
 その構図の中で繊細に調整して完成させました。

 好勝負に少し届かず

Aコマンデルvs.エル・イホ・デル・ヴィキンゴ(6/9/23)
 スピードもあるし、ムーブも凄い。

 ただ試合展開のリズムがいまいち良くないですね。
 ムーブありきの試合運びです。

 ルチャ・リブレをするならするで、それでも良いと思うのですが、
 USに寄せて持ち味を出せていない訳でもなく…。

 上記課題はありつつも後半にかけて
 ここぞでノッた時のフロー感は最高で、それを忘れさせます。
 
 平均的な良試合。

Bコマンデルvs.エル・イホ・デル・ヴィキンゴ(7/30/23)
 Luchamaniaとわざわざ銘打った6月興行のメインが
 次の興行のセミで再び行われるのは大判振る舞いなのか…。

 それはともかくとして野外興行ということで場を温めることに意識。
 ポージング・サブミッションも大きく見えるようにアレンジしています。

 観客と距離がある中で一体感を整えて配慮もして良いですね。

 前回よりも試合作りはしっかりしているものの
 技を見せる為の間であっても前の技のダメージ感としてはおかしな間が多々あるのは改善点ですね。

 好勝負に届かずも中々良い試合。 
 (執筆日:11/?/23)