LW:Best of LW 2022の分析
名勝負 | なし |
好勝負 | JONAH vs.マイク・ベイリー(3/26/22) アンソニー・ヘンリーvs.ケビン・ブラックウッド(12/31/22) |
@LW王座戦:アレック・プライス(ch)vs.JDドレイク(1/1/22)
プライスが果敢に攻めこむ中を
ドレイクがしっかり受けきった上で圧倒。
ドレイクの構築力の良さが出ていますね。
一方でプライスも魅力が出ているものの
とにかく派手に攻守動くきらいはあって、
もう少しその中でメリハリつけることが出来ればというのはありますね。
時間が経つにつれ攻防のタイミングの精度は上がっているので、
終盤より緩急をつけて上のステップを目指すことも出来たでしょう。
好勝負に届かずも中々良い試合。
AJONAH vs.マイク・ベイリー(3/26/22)
圧倒的体格差。
その中でもJONAHは怪物の王道を行って
片手でボディ・スラムを放ち、
場外からリング内へ放り入れる力技を見せます。
こういった形式性を見せつつも
今のベイリーはアンダードッグに落とさず
ハードな蹴りで一進一退を実現させることが出来る。
受けでJONAHの力強さを倍化させているにも関わらず
そのJONAHを屈させるに足る蹴りの切れ味。
見事な攻防に目が離せなかったですね。
ぎりぎり好勝負。
Bアンソニー・ヘンリーvs.ケビン・ブラックウッド(12/31/22)
演舞ながら攻撃性、鋭さがピカイチでリアリティがあります。
ヘンリーは意図的に試合を途切らせる間を作っていて上手いですね。
バチバチの打撃ファイトを特別な光景として切り取ります。
ヘンリーという他に変えの効かないレスラーっぷりを堪能しました。
ケヴィンもこの世界線の中で上手くやっていて、
それは終盤になっても続いていく。
刹那的一撃が映える世界なので
少しじっくり時間をかけ過ぎた感も一方ではありますが大満足です。
ぎりぎり好勝負。
(執筆日:8/?/22)