Journey Pro:Best of Journey Pro 2021の分析
名勝負 | なし |
好勝負 | なし |
@ゲートウェイ・ヘリテイジ王座戦:ジェレミー・ワイアット(ch)vs.ゲイリー・ジェイ(12/19/19)
ジェレミーがゲイリーを馬鹿にして
グラウンドで封殺しようとする展開。
ジェレミーらしい細かなこだわりが見えますね。
10分経過し、技を解禁しつつも
ジェレミーが主導権を渡さず細かな一進一退。
地味ではありますが、気にせず自分らしく。
ダウンするゲイリーの腕を攻めて追い込んでいきます。
ブレイク権がルールとしてあるので、
それを消費させることで追い込んでいるのを明示します。
ただロング・マッチなので、
攻めるポイントが腕から腰に変わっていって
テクニカルに追い込んでいるはずのジェレミーが
ロング・マッチを作るための試合運びに見えてしまいます。
30分経過。
一方、ダウン・モードで試合をするゲイリー。
彼もこれで試合を作るのを好みますが、
そのメリハリだけで作るにはこの試合は長すぎる。
もっと意識して細かなディティールを詰めるべき所も多い。
40分経過。
ハイ・インパクトなスポットをコンスタントに入れ込み
壮絶な試合っぽさを出していきますが、
それだけで残り20分を行うには足りない部分がある。
前半もそうでしたが、ピュア・ルールとの兼ね合いがいまいち出来ておらず、
最後がエルボーの打ち合いで終わってしまうのもなんだかなぁ。
悪くはないけれども30分で同じことをするべき内容。
まあまあ良い試合です。
(執筆日:7/?/21)