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H2O:Best of H2O 2023の分析


名勝負 なし
好勝負 蛍光灯700本デス・マッチ:マット・トレモントvs.ネイル・ダイアモンド・カッター(6/11/23)

@デス・マッチ:佐久田俊行vs.ネイル・ダイアモンド・カッター(1/22/23)
 試合運びは調和なく、
 それぞれ体を張って耐えて
 自分のターンが来るのを待つ形。

 ただ後半佐久田がニードルを取り出すと
 ネイルの鼻にXで貫通させ、頬もXで貫通させます。
 そのシーンが凄まじすぎて目が覚めましたね。
 
 平均的な良試合。

A蛍光灯700本デス・マッチ:マット・トレモントvs.ネイル・ダイアモンド・カッター(6/11/23)
 400本くらいならば稀にありますが何と700本。
 蛍光灯と蛍光灯の間に隙間なく、
 リングはコーナーを除いて蛍光灯の壁に囲まれたような様相。
 
 丁寧に蛍光灯を1本1本見せた後は
 まとめて蛍光灯にぶつけていきますが、
 全然蛍光灯の数が減らない!さすが700本。

 トレモントが上半身身を晒すと手元に大量の蛍光灯を用意して
 相手の頭部へのひたすらに叩きつけ合い。
 定番シーンながらこれまたその物量で異次元の光景に見えます。
 
 その後も体をボロボロにしながらお題目の本数に果敢にチャレンジ。
 
 トレモントの団体の象徴としてのカリスマ感、献身と
 その期待に応えるネイルの奮闘が実に感動的です。

 文句なしに好勝負。
 
Bロックド・アップ・トゥ・ザ・ケージ・マッチ:H2OGs(バン・サリバン、ジミー・ライオン、ルイス・ラモス、マット・トレモント、マウス)vs.プレジデンツ・キャビネット(アドニス・ヴァレリオ、アンスラックス、ブラックス、フランク・ボネッティ、プレジデント・ホーキンス)(9/24/23)
 ロープの代わりに2面はケージ、2面は有刺鉄線になっており、
 各種凶器が事前にリング周囲に用意されています。
 
 時間毎に各チームレスラーが追加されていく形式です。

 凶器があるので余り技量関係なく場は盛り上がっていきます。
 
 全員揃うとリングも狭いので戦場は場外にも展開。
 
 無駄に引き延ばさずテンポよく脱落シーンで盛り上げ。
 最後はストーリー上の演出でアクセント。

 他団体ファンが見る程ではないにしろ一定の充実を見せていたハードコア・マッチです。

 中々良い試合でした。

 (執筆日:10/?/23)