Demand Lucha:Best of Demand Lucha 2023の分析
名勝負 | なし |
好勝負 | ジャック・カートウィールvs.エル・イホ・デル・ヴィキンゴvs.マイク・ベイリー(6/29/23) |
@ルチャ・プレミア王座戦:グリンゴ・ロコ(ch)vs.アーレスvs.コマンデル(4/27/23)
グリンゴ・ロコvs.アーレスだった所、コマンデルが参加表明し急遽3ウェイに。
コマンデルがハイ・フライを見せ2人に目を付けられる結果に。
とはいえダラダラと1対2なんかせず
アーレスが早期に裏切って見栄えのするルチャ・アクションを展開。
グリンゴもいつもよりハイ・フライに寄せていましたね。
ただコマンデルが途中でアクシデントによりスタッフに連れられ退場。
急遽加わって途中退場するというポカーンな展開に。
予期せぬことなのでシングルに切り替える構成もしていない。
ロコとアーレスはシングルでちゃんと面白い2人ですが、試合としてクオリティを伸ばし切れず。
中々良い試合。
Aジャック・カートウィールvs.エル・イホ・デル・ヴィキンゴvs.マイク・ベイリー(6/29/23)
カートウィールがいることで、よくある攻防すら桁違いのスピードで別物に。
通常攻防を終えるところから更にもう1ムーブ。
後半の3ウェイの絡み方も良く、
ここでもカートウィール効果が見られましたね。
USでルチャ旋風を巻き起こしている彼らに
どんどんカートウィールを混ぜたカードを組んで欲しいですね。
ぎりぎり好勝負。
Bアレックスシェリーvs.アラミス(8/24/23)
特別試合として組まれた一戦。
この2人に求めることと言ったらレスリングの応酬ですよね。
一方でHOG vs.DEMANDの団体抗争興行でもあるので、
シェリーはHOG代表としてヒールのアクセントを加えていますね。
見たことがあるようで見たことない動きで攻防。
戦いとしての流れと魅了する攻防とを端的に切り替え盛り上げていきました。
好勝負に少し届かず。
Cルチャ・プレミア王座戦:グリンゴ・ロコ(ch)vs.ジャック・カートウィール(10/19/23)
カートウィールの回転芸。
グリンゴが安定感ある受け手として働きフォローします。
ちゃんと試合の構成としても良いですね。
カートウィールはシングルだとまだ疲労表現とか
意図的にコントロールしきれていない部分はあるものの魅力的です。
最後はテーブルまで飛び出て盛り上がりました。
好勝負に少し届かず。
(執筆日:11/?/20)