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DPW:Best of DPW 2023の分析


名勝負 なし
好勝負 DPW世界王座vs.キャリア、カロライナ・ウォーフェア・マッチ:ラッキー・アリ(ch)vs.コルビー・コリノ(2/25/23)

タッグ王座戦、ケージ・マッチ:ヴァイオレンス・イズ・フォーエバー(ドミニク・ギャリーニ、ケヴィン・クー)(ch)vs.ワークホースメン(アンソニー・ヘンリー、JDドレイク)(3/26/23)

山下りなvs.バリヤン・アッキ(4/25/23)

駿河めい、水波稜vs.小石川チエ、小林香萌(4/25/23)

@DPW世界王座vs.キャリア、カロライナ・ウォーフェア・マッチ:ラッキー・アリ(ch)vs.コルビー・コリノ(2/25/23)
 軽快なところら始めると徐々に凶器を加えていきます。
 
 ハードコアとハイ・フライ、そしてちょっとのデス・マッチ要素を上手く織り交ぜていますね。

 最終的には34分に及ぶロング・マッチですが、
 テンポ良く絵を変えていくので、
 長ったらしい印象を与えることもありませんでした。

 終盤はリング剥ぎに火炎スポットまで。

 コリノの本領発揮の試合でしたが、まさかの敗北。
 DPWにおいてコリノの存在は大きかっただけにこれからどうなっていくか注目が集まります。

 ぎりぎり好勝負。

Aタッグ王座戦、ケージ・マッチ:ヴァイオレンス・イズ・フォーエバー(ドミニク・ギャリーニ、ケヴィン・クー)(ch)vs.ワークホースメン(アンソニー・ヘンリー、JDドレイク)(3/26/23)
 トルネード式のため最初から4人で攻防。

 ホースメンが担いでドミニクをケージ扉に投げると
 そのまま場外に流れ込みホースメンが制圧。
 流血にも追いやる一方的な展開ですが、
 強烈なストーリー・ラインでしたね。

 熱狂的なDPWファンが後押しを受け、
 ストレートな流れを手を抜かず、緊張感もって作り上げました。

 簡単なようでいて、この内容でこれだけ魅せるのこのタッグ対決ならではです。

 ぎりぎり好勝負。

B山下りなvs.バリヤン・アッキ(4/25/23)
 (PPV放送日は5/7/23)
 DPWと我闘雲舞がまさかの合同興行を新木場で。

 山下のシンプルな魅力に
 バリヤンが合わせに行き一進一退。

 脚攻めを加えると山下が歌舞いて見得で応対。
 リアルさが曖昧になる中でにかえって引き込まれましたね。

 攻守を場面で適切に調整しており、
 山下の独特の感性も光りました。

 ぎりぎり好勝負。

C駿河めい、水波稜vs.小石川チエ、小林香萌(4/25/23)
 (PPV放送日は5/7/23)
 とにかくファン。
 日本人オンリーのカードですが、
 ここに水波が入ることに対してDPW要素を感じてしまったらDPWファンですね。

 初見の小林もユーモアを振りまいており、
 化学反応は最初から最後まで途絶えず続きました。

 目まぐるしく見応えある攻防で盛り上がりました。

 ぎりぎり好勝負。

DDPW世界タッグ王座戦:ヴァイオレンス・イズ・フォーエヴァー(ドミニク・ギャリーニ、ケヴィン・クー)(ch)vs.カラマリ・ドランケン・キングス(クリス・ブルックス、高梨正弘)(4/25/23)
 (PPV放送日は5/7/23)
 ViFに対して初見もありえることを意識して
 硬派なレスリングを見せましたね。
 細かなやり取りも集中力高く見させる良質なもの。

 表面的なもので賑やかさず自信を持って実で勝負しました。

 ちゃんと出し切ってフィニッシュ。

 好勝負に少し届かず。
 (執筆日:4/?/23)