AWS:Best of AWS 2017の分析
名勝負 | なし |
好勝負 | ライト級王座戦、3本勝負:レイ・ローザス(ch)vs.ダグラス・ジェームス(9/22/18) |
@ライト級王座戦:レイ・ローザス(ch)vs.ダグラス・ジェームス(7/21/18)
カードとしては良いものの
ストーリーとしては繋ぎの一戦。
レフェリーがヒール王者レイの方につく形で
攻防も端的にまとめて、それ以上にはなっていません。
本人達の間にもズレを一部感じクオリティもそれなり。
平均より少し上。
Aライト級王座戦、3本勝負:レイ・ローザス(ch)vs.ダグラス・ジェームス(9/22/18)
ダグラスが多彩な蹴りで攻めの流れを作ります。
レイもひっくり返すとまったりしつつも
ちょっとテンポ早めにして3本勝負の構築事情に合わせてアレンジ出来ていて
両者良い働きを見せていましたね。
絵となるポイントを作りつつ簡単には決着させず
ニアフォール合戦で盛り上げて10分の試合時間で満足感の高い内容に仕上げています。
2本目はサブミッション・マッチ。
1本目の延長でダグラスが即座にSTFで強烈な締め上げ。
これで決まるなんて信じる人は誰一人いない訳ですが、
こういう所でも手を抜かず本意気で締め上げるその様が移入感を高めます。
サブミッション・マッチとしてのこだわりが詰まった攻防。
最後は鉄柱攻撃からレイがテープを使った反則サブミッションでフィニッシュ。
もう少し手数をかけてヒール・アピールを重ねても良かったですね。
3本目はラスト・マン・スタンディング・マッチ。
ただここは実質ラダー・マッチでしたね。
視覚的インパクト以上に負荷のかかる
強烈なスポットの数々が繰り出され、壮絶な攻防でしたね。
最後はリングのラダー上から場外椅子トラップにビッグ・ダイブ。
派手に一発で綺麗に締めくくる潔さがかえって清々しいですね。
試合後レイが自らダグラスに王座を差し出しフェイス・ターンもして
AWSの歴史に残るビッグ・マッチに狙い通りなりました。
文句なしに好勝負。
(執筆日:3/?/22)
注目試合の詳細
なし試合結果
@ライト級王座戦:レイ・ローザス(ch)vs.ダグラス・ジェームス(7/21/18)Aライト級王座戦、3本勝負:レイ・ローザス(ch)vs.ダグラス・ジェームス(新チャンピオン!)(2-1)(9/22/18)