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3PW:Best of 3PW Vol.3の分析


名勝負 AJスタイルズvs.クリストファー・ダニエルズ(5/15/04)
好勝負 AJ スタイルズvs.クリストファー・ダニエルズ(7/17/04)

2枚組み総時間約3時間。

@ラッカスvs.ロウ・キー(12/27/03)
 お互い自分のムーブを披露して5分超で終わり。
 悪くは無いけどベスト版に入る長さではないですね。 

Aロデリック・ストロングvs.マイキー・バッツ(2/21/04)
 動きだけのバッツをストロングが必死に引っ張っています。
 平均レベル。

BAJスタイルズvs.クリストファー・ダニエルズ(5/15/04)
 まったく時間稼ぎと感じさせない重厚な中身で
 且つ長引く場面一切無しで30分+延長という長時間に及ぶのだから
 絶品と言うしかないですね。
 悪い点、というより残念な点は30分時間切れ直前に
 必殺技が出なかった事(スタイルズ・クラッシュ不発で終わって欲しかった)と
 腹攻めを最後は活かさなかった事ぐらい・・・
 と言いたい所ですが致命的なミスが・・・
 どこぞの素人編集者のせいで
 試合中ずっと耳障りな電子音が邪魔します。
 それでも惹きつけられる、見る方の集中力が途切れない
 その事がどれほどの名品を傷つけたかを如実に語っております。
 ケチがつきましたけど名勝負に変わりありません。
 
Cサブーvs.ラッカス(6/19/04)
 2段跳びやテーブル葬といった
 定番ネタに一捻り加えたりと予想より面白かったけど
 基本的な流れ、展開はこの2人ということで粗い。
 まあまあ良い試合でした。
 
DAJ スタイルズvs.クリストファー・ダニエルズ(7/17/04)
 前回の結果を受けノー・タイム・リミットで
 行われたこの試合も30分超の熱戦となりました。
 開始するなり丸め込みからダイブと
 工夫した展開から始まったものの
 すぐにAJの腕攻め→ダニエルズの腰攻めに入り
 これで15分ぐらい使ってしまいます。
 この2人がするだけに見事な物ではあるんですけれど
 やはり退屈ですね。
 腕攻めvs.腰攻めという構図にしたら良かったのですけど。
 その後は最初と同じく工夫を凝らしている点が見られ
 必殺技の攻防も素晴らしいので、一転して面白いです。
 腕攻めを活かさなかったのは少し残念ですが
 そもそもAJは一極攻めを後に引かせるタイプではないので文句は言えません。
 文句なしに好勝負。
 
E3PW 王座戦、4コーナー・エリミネーション・マッチ:ジョーイ・マシューズ(ch)vs.AJスタイルズvs.クリストファー・ダニエルズvs.クリス・セイビン(8/21/04)
 40分程の長時間な上、王者であるため
 1人実力の劣るマシューズがちょっと脚を引っ張っています。
 他の3人が良い動きを見せていましたが
 長時間ということで軽く手をぬいているシーンも見られ
 もう1つ何かこれはといった特別な物が欲しかったですね。
 好勝負に少し届かず。

Fロウ・キーvs.スリック・ワグナー・ブラウン(11/20/04)
 まったくベスト版に入る要素がまったくなし。
 ロウ・キーの打撃だけが見物の少し悪い試合。

パッケージには8試合目として
ラッカスvs.ホミサイドが表記されているんですが
収録されておらず。

総評
 AJ、ダニエルズ以外はベスト版に入るようなものではないですが
 それは予想の範囲内。
 期待通りの名勝負、好勝負を見せてくれた
 黄金カードが2試合収録されている、
 それだけで十分手に入れる価値はある。
DVD Rating:★★★★☆

注目試合の詳細

BAJスタイルズvs.クリストファー・ダニエルズ(5/15/04)
  フロント・ヘッド・ロックの掛け合いから離れる。
  AJが腕を取り押さえ込む。
  素早く避け合う攻防から離れる。
  AJがヘッド・ロック、ダニエルズがリスト・ロックで重厚なレスリング。
  ロープ・ワークに移行。
  AJはドロップ・キックを避けられ自爆するも
  すぐさま再び狙ってドロップ・キックを決める。
  カバーするもカウント2。
  バック・ブリーカーにニー・ドロップもカウント2。
  ダニエルズはクロス・ボディを狙ったAJにガット・バスター。
  ダニエルズは腹攻めで圧倒する。
  AJがペイレイ・キックを決め両者ダウン。
  AJが反撃して行くが
  ダニエルズも老練でヒップ・トスをアブナミドル・ストレッチに返す。
  AJはヒップ・トスに返して逃れる。
  追撃と行きたい所だがスタンガンを食らう。
  延髄切りを食らったAJは場外に逃れる。
  ダニエルズは休む暇を与えずアラビアン・プレス。
  リングに戻すとスリングショット・エルボーでカバー。カウント2。
  再び腹を攻める。
  殴り返してきたAJにパワー・スラム。カウント2。
  場外で椅子に落としたりしてからリングに戻す。
  AJはチョーク・スラムを防ぐと背中でのバック・ブリーカー。
  両者ダウン。
  AJがヘッド・シザースにハリケーン・ラナ。
  場外に逃れたダニエルズにトペ・コンヒーロ。
  リングに戻し1回転してのリバースDDT。
  カバーするもカウント2。
  ネック・ブリーカーもカウント2。
  ローリング・フォア・アームズへ。
  ダニエルズは避けるとブルー・サンダー・ドライバー。カウント2。
  25分経過。残り5分。
  チョーク・スラムからBMEへ。
  AJは避けるとバック・ドロップにフェイス・バスター。
  カバーするもカウント2。
  ならばとスタイルズ・クラッシュへ!
  ダニエルズは体勢を低くして持ち上げさせない。
  AJは殴りつけて持ち上げる。
  ダニエルズは今度は逆にその動きに合わせることで逃れると
  ロール・アップからバックを取る。
  AJは逃れると一回転してのリバースDDTを狙う。
  ダニエルズはノーザンライトに返す。カウント2。
  サモアン・ドロップからBME。カウント2。
  残り3分。
  AJは不意をついて延髄切り。
  両者ダウン。
  打撃の打ち合い。
  丸め込み合戦に。
  残り30秒。
  ダニエルズがAJを捕らえ担ぎ上げる。
  AJが丸め込みに返すもカウント2。
  どうすることもできないまま30分時間切れ!
  5分延長となる!
  ダニエルズが先手を取る。
  AJはショルダー・スルーを狙ったダニエルズを蹴り上げるとローリング・ラリアット。
  カバーするもカウント2。
  AJが攻めていく。
  残り3分。
  ダニエルズがショルダー・スルーを狙ったAJを捕らえバック・スライドを狙う。
  AJもこらえる。
  ダニエルズは狙いを変えエンジェルズ・ウィングを決める!
  カバーするもカウントは2!
  ならばとラスト・ライツへ!
  スナップ・メアに返されるもSTOでカバー。カウント2。
  残り1分。
  アイコノクラズムを狙う。
  抵抗を受け雪崩式ハリケーン・ラナに狙いを変える。
  AJは防ぐと着地したダニエルズにヘッド・シザース。
  ダニエルズはサンセット・フリップに切り返そうとする。
  AJはその動きを利用してスタイルズ・クラッシュ!
  しかしカウントは2!
  もう1度カバーするもカウント2で5分時間切れ!
  

DAJ スタイルズvs.クリストファー・ダニエルズ(7/17/04) 
  ダニエルズから仕掛けていきなり丸め込み合戦。
  ヒップ・トスの切り返し合いで最後はAJが決めて場外に落とす。
  ダイブは防がれるもスピン・キックでもう1度落としブランチャ。
  殴り合ってカウント9で両者戻る。
  AJがアーム・ドラッグから腕を取りダニエルズを制していく。
  ダニエルズは完全に反撃の芽をつみとられており為す術がない。
  スプリングボード式の技を狙ったAJを殴りつけて落とし攻守逆転。
  バック・ブリーカーを決めると腰攻め。
  ダニエルズはコーナー上のAJに掌底を浴びせるとコーナー上で担ぎ上げる。
  AJがサンセット・フリップ・パワー・ボムに切り返す。
  両者ダウン。
  AJが一回転してのリバースDDTを決めカバー。カウント2。
  20分経過。
  ダニエルズを落としてトペ・コンヒーロ。
  リングに戻すとスプリングボード式の技を狙う。
  ダニエルズはレフェリーを盾にして防ぐとAJを殴りつけて柵にぶつける。
  立てた椅子へのボディ・スラムも決める。
  リングに戻しブレーン・バスター。
  腕が痛むようでカバーが遅れる。カウント2。
  もう1発狙う。
  AJが丸め込みに返していく。
  ダニエルズはクローズラインでAJの動きを止めるとボストン・クラブ。
  25分経過。
  途中で弓矢固めに移行。
  AJがロープを掴む。
  スーパープレックスを狙う。
  AJはダニエルズをロープ上に落として防ぐと雪崩式STO。
  両者ダウン。
  AJが猛反撃を見せネック・ブリーカーを狙う。
  防がれるも狙いを変え垂直落下式ブレーン・バスター。
  カバーするもカウント2。
  30分経過。
  ダニエルズが一回転してのリバースDDTを決める。
  カバーするがカウント2。
  ブルー・サンダー・ドライバーもカウント2。
  チョーク・スラムからBMEへ。
  AJは避けるとジャーマンからバック・ドロップへ。
  ダニエルズは着地するとラスト・ライツを狙う!
  AJは逃れるとエンジェルズ・ウィング!カウントは2!
  ならばとスタイルズ・クラッシュへ!
  ダニエルズはリバース・スープレックスに返すと
  クローズラインを避けると同時にラスト・ライツ!
  カバーするもカウントは2!
  もう1発狙う!
  AJはスナップ・メアに返すとディスカス・ラリアット。
  両者ダウン。
  ダニエルズがハリケーン・ラナを狙う。
  AJが耐えてスタイルズ・クラッシュを狙う!
  ダニエルズはロープを掴んでこらえる。
  AJは蹴りまくってダニエルズをロープから引き離す!
  ダニエルズは逆にその動きを利用し体重をかけることで倒すと
  カバーしてロープを悪用、1,2,3! 


E3PW王座戦、4コーナー・エリミネーション・マッチ:ジョーイ・マシューズ(ch)vs.AJスタイルズvs.クリストファー・ダニエルズvs.クリス・セイビン(8/21/04)
  マシューズ対セイビンで試合開始。
  レスリングにロープ・ワークの攻防。
  セイビンはドロップ・キックを決めると脚を取ろうとする。
  蹴飛ばされたセイビンにダニエルズがタッチ。
  同時にマシューズはAJと交代。
  AJはヘッド・ロックでレスリングを優位に進める。
  警戒されながらもドロップ・キックを決める。
  AJはセイビンと交代。
  ダニエルズはセイビンの脚を取り動きを止めるとマシューズと交代。
  ヘタレな王者マシューズが捕まる。
  マシューズはAJの蹴りを避けるとフェイス・ブレーカー。
  油断したマシューズにAJが不意を突いてのハリケーン・ラナ。
  場外に逃れたマシューズにAJがダイブを狙う。
  密かにタッチしていたセイビンが妨害しダイブを狙う。
  ダニエルズが妨害しダイブを狙う。
  AJはダニエルズを殴り落とすとセイビンと同時に場外へのトペ・コンヒーロ。
  AJはマシューズをリングに戻すとスタイルズ・クラッシュを狙う。
  ダニエルズが延髄切りでカットしマシューズと交代。
  ダニエルズ、マシューズvs.AJ、セイビンという構図になった様子で
  AJが腹を中心とした攻めで捕まっている。
  AJは中々反撃の機会をつかめないでいる。
  AJは連携攻撃を避けるとリバースDDT+DDT。
  3人がダウン。
  ようやくセイビンとタッチ。
  セイビンが猛攻撃を見せる。
  その勢いに AJも襲い掛かるも返り討ちに。
  マシューズがセイビンにダブル・アーム・ロックDDTで1,2,3!
  セイビンが脱落!
  マシューズがAJに襲い掛かる。
  AJは返り討ちにして攻め立てる。
  マシューズはロー・ブローでAJの動きを止めると
  ダニエルズと協力して連携攻撃へ。
  AJは避けて誤爆させるとダニエルズにネック・ブリーカーからカバー。カウント2。
  ダニエルズは反撃してマシューズと交代。
  AJが再び捕まる。
  AJは連携攻撃を避け誤爆させる。
  仲間割れしてマシューズとダニエルズが殴り合い。
  そこにAJがダブル・クローズラインでカバー。カウント2。
  3人で技を打ち合う。
  AJが勢いで2人を圧倒。
  AJはマシューズを落とすとダニエルズにリバースDDTを狙う。
  ダニエルズは体勢を入れ替えラスト・ライツ。
  マシューズはダニエルズを殴りつけるとAJにダブル・アームDDTを決め1,2,3!  
  AJが脱落!
  ダニエルズを攻め立てる。
  椅子を使い柵にぶつける。
  ダニエルズは振り返してマシューズを柵にぶつけると椅子を叩きつける。
  アラビアン・プレスを決めるとマシューズをリングに戻し
  チョーク・スラムからBME。カウントは2。
  マシューズがネック・ブリーカーからリバースDDTでカバー。カウント2。
  ダイビング・クローズラインもカウント2。
  ならばとダブル・アームDDTを狙う。
  ダニエルズは投げ捨てるとエンジェルズ・ウィングを狙う。
  マシューズは脚を取るとシャープ・シューター。
  ダニエルズがロープを掴む。
  もう1回狙う。
  ダニエルズは防ぐと攻め立てブルー・サンダー・ドライバー。カウント2。
  ラスト・ライツへ。
  マシューズはスナップ・メアに返すとスーパー・キック。
  そしてダブル・アームDDTへ。
  ダニエルズは逃れるとエンジェルズ・ウィングで1,2,3!

試合結果

@ラッカスvs.ロウ・キー(12/27/03)
Aロデリック・ストロングvs.マイキー・バッツ(2/21/04)
BAJスタイルズvs.クリストファー・ダニエルズ(30分時間切れ→延長→5分時間切れ)(5/15/04)
Cサブーvs.ラッカス(6/19/04)
DAJスタイルズvs.クリストファー・ダニエルズ(7/17/04)
E3PW王座戦、4コーナー・エリミネーション・マッチ:ジョーイ・マシューズ(ch)vs.AJスタイルズvs.クリストファー・ダニエルズ(新チャンピオン!)vs.クリス・セイビン(8/21/04)
Fロウ・キーvs.スリック・ワグナー・ブラウン(11/20/04)