TOPルチャ・リブレLucha Libre その他 →Tijuana:12/21/01

Tijuana:12/21/01の分析


名勝負 なし
好勝負 なし

約1時間55分です。
(画質は悪い方です)
SlamBamJam製。

@3本勝負:ゲパルド、ネオンvs.ハロウィーン、シャム
 (他よりカット数が多くハイライトに近い形)
 ゲパルドは大技小技区別なく立体的に見せる意識がある。
 ネオンはゲパルドに見劣りするも、下手なレベルの割りにスピードは維持している。
 ハロウィーンらルードもしっかり支配すべき所、
 ラフ・ファイトでは主張しており思ったより充実した内容に見えます。
 平均より少し上。

A3本勝負:エル・サルセロ、パンディジェロII vs.エクストリーム・タイゲル、エル・コリブリ
 (他よりカット数が多くハイライトに近い形)
 ルードは決して節制の取れている体とは言えないけれど気合が入っている。
 煽りだけでなく攻撃もハードで観客席に投げ込んだりします。
 当たらない攻撃だからといってその動きを緩めるという事もしません。
 テクニコも高いダイブを見せて盛り上げましたね。
 ただ流石に3本目にふさわしい迫力はなく、使いまわしの攻防も見られました。
 平均レベル。

B3本勝負:スペル・ムネコ、スペル・パルカ、ブルー・デーモンJr vs.ペンタゴン・ブラック、ディアブロJr、パンディジェロI
 (他よりカット数が多くハイライトに近い形)
 釣られて味方を殴ったり、尻をタッチして沸かせたりと
 ちょっとばかり知名度があるからといって悪い意味で遊び過ぎ。
 技をかける際もサンドバックにかけているように緊張感、強引さがない。
 ひどい試合。

Cレイ・ミステリオ、レイ・ミステリオJr、ハロウィーンvs.ロス・ヴィジャノスIII,IV & V
 グラウンド・レスリング後、ルードのヴィジャノスがリングを制圧し1本。
 短時間の間に逆転して1-1になるというCMLLのテンプレートな展開です。
 流石にメジャーな面子なだけに洗練されていますね。
 やる事がはっきりしているとはいえ粗雑な因子の混入は少ない。
 3本目変なポイントで仕切るとそれまで全然目立たなかったミステリオJrの出番。
 他を圧倒する敏捷度を見せています。
 スピード、攻防で戦う相手ではないので只派手なムーブが見られるぐらいだが
 このような単純な内容においてはそれ以上の事は必要ない。
  悪くない試合。

Dマスカラ・コントラ・カベジェラ、ケージ・マッチ:ラ・パルカvs.ダミアン666
 攻守の切り替えに無頓着で、何も考えていない。
 しかも乱戦というには一方的で休みを入れすぎです。
 基本的に単調な内容ながらわずかに褒められる点は
 初代パルカから遺恨が感じ取れる事と
 脱出しようとする相手を引っ張って落とす際
 綺麗に落ちれないのでリアリティーがある事。
 演出としてはリングに穴を開けるネタを使用。
 WWEのような洗練された使い方ではなく、
 ケージ内に乱入したパルカの仲間が一人一人引きずりこまれては這い出てきて
 パルカに誰かがリング下にいるんだと教えた所で
 ようやくダミアンの仲間が穴から出てくるというまどろっこしいものです。
 この展開からパルカの仲間を排除、ダミアンが仲間を下げて1対1に戻るも
 最後はやっぱり仲間の介入から決着するしつこさ。
 試合時間は30分を越えるので潰しあいの雰囲気は出ているが当然評価は低い。
 少し悪い試合。
 
総評
 ローカルのハイライト試合が思いのほか楽しめたものの
 知名度のある選手の後の試合がグダグダです。
DVD Rating:☆☆☆☆☆

注目試合の詳細

なし

試合結果

@3本勝負:ゲパルド、ネオンvs.ハロウィーン、シャム(2-1)
A3本勝負:エル・サルセロ、パンディジェロII vs.エクストリーム・タイゲル、エル・コリブリ(2-1)
B3本勝負:スペル・ムネコ、スペル・パルカ、ブルー・デーモンJr vs.ペンタゴン・ブラック、ディアブロJr、パンディジェロI(2-1)
Cレイ・ミステリオ、レイ・ミステリオJr、ハロウィーンvs.ロス・ヴィジャノスIII,IV & V(2-2)(ダブル・リングアウト)
Dマスカラ・コントラ・カベジェラ、ケージ・マッチ:ラ・パルカvs.ダミアン666