IWRG:IWRG 2001 V.5の分析
名勝負 | なし |
好勝負 | なし |
1枚、約2時間です。
SlamBamJam製。
@スペル・リブレ、3本勝負:エル・イホ・デル・サントvs.ドクトル・セレブロ(2/22/01)
セレブロのマスクはチープ過ぎてルードっぽくないですね。
間を使わず鉄柱という最大の攻撃を見せるし、
ニー含め技の打ち方も雑ならば、マスク引き裂きもまるで観客を見ていない。
普通にレベルが低いといわざるを得ない選手です。
サントは攻める時は素晴らしい勢いを生むし、
場外でダウンしたセレブロにセカンド・ロープを超えてのトペコンを決めますが、
それ以外は完全にセレブロまかせですからねぇ。
最後の攻防もレフェリーを映しているせいで見えず。
期待していたのに只セレブロが大量の流血をしただけでした。
流血量だけで試合の出来が左右されれば楽なものですがそうはいかない。
平均レベル。
A3本勝負:スペル・パルカ、ランボー、ミッキー・セグラ、ファンタズマSrvs.スコルピオJr、ブラック・メタル、エル・イホ・デル・ディアブロ、エル・エンテラドアー(3/1/01)
1本目はインパクトに欠ける乱闘。
2本目の攻防も同じく。一部高さを使ったムーブは良かったですけどね。
3本目パルカらがコメディーを挟んだりします。
終盤のコンビネーションからのトペが独創的で、
最後のフィニッシュにも繋がるので終わりよければ全て良しで少し悪い試合となる。
Bマスカラ・コントラ・マスカラ、3本勝負:エル・イホ・デル・サントvs.ドクトル・セレブロ(3/1/01)
1本目。
セレブロがそのレベルにたどり着いていない事を感じさせながらも
サントの仕掛けに助けられまずまずのレスリングで乗り切ります。
テンプレート通りスタンディングへの移行からクァックが良く使うジャベで決着。
2本目。
2人の間にコネクションが見られないのが気になりますね。
それぞれが適当にこなした後、
最後キャメル・クラッチを決めるまでの過程でちょっと工夫をこらしただけです。
この試合だけに限ればフルコースでそのままキャメル・クラッチが決まっても違和感はなかった。
3本目はサントのダイブから開幕。
売れ線の攻防を取り入れていますが、
セレブロが思いつきのままにというか、
まだ自分の行動として一度も確立できていない行動を行っているのが目に付きますね。
サントがその後もダイブを続け、フィニッシャーに雪崩式ベリー・トゥー・ベリーを選んで
マスカラ戦らしい激戦風味を加えたけど、
全体的に力量の差がそのまま出て埋まらなかった印象。
まあまあ良い試合程度です。
Cブラック・スターvs.ゲラC3(3/15/01)
1つのムーブに瑣末な余計な行動がやたら多い
最後まで何も褒める所がない
ひどい試合。
D3本勝負:ツキ、シクロンシート・ラミレス、ファイヤーvs.ソンブリータ、トリート、フェリート(3/15/01)
体重差、身長差もあるとはいえバラツキが目立ち芯がしっかりしません。
特にシクロンシートが長身を活かした飛びを見せる一方でムーブ以外の粗さが目立ちました。
工夫にしようとしてもそれが逆にマイナスになったりする残念な内容。
少し悪い試合。
総評
セレブロvs.サントの抗争2試合が目玉ですが前回より遥かに劣ります。
サントのマスカラ戦がある、というコレクター向けの内容になるか。
(執筆日:9/21/10)
DVD Rating:☆☆☆☆☆
注目試合の詳細
なし試合結果
@スペル・リブレ、3本勝負:エル・イホ・デル・サントvs.ドクトル・セレブロ(2−1)(2/22/01)A3本勝負:スペル・パルカ、ランボー、ミッキー・セグラ、ファンタズマSr vs.スコルピオJr、ブラック・メタル、エル・イホ・デル・ディアブロ、エル・エンテラドアー(2−1)(DQ)(3/1/01)
Bマスカラ・コントラ・マスカラ、3本勝負:エル・イホ・デル・サントvs.ドクトル・セレブロ(2−1)(3/1/01)
Cブラック・スターvs.ゲラC3(3/15/01)
D3本勝負:ツキ、シクロンシート・ラミレス、ファイヤーvs.ソンブリータ、トリート、フェリート(2−1)(3/15/01)