TOPルチャ・リブレLucha Libre その他 →DTU:Best of DTU 2017

DTU:Best of DTU 2017の分析


名勝負 なし
好勝負 なし

①マーカス・クレイン、クレイジー・キングvs.マット・トレモント、ポルックス(7/2/17)
 最初は飛ばさず普通のプロレスですが、
 そうしたときにレベルの低さが目立つ。
 リングも大きすぎてカット・ワークの格好がつかない。
 蛍光灯も出てきますが、どうしようもないですね。
 最後こそ技の激しさで持ち直しかけているが、
 とりあえずトレモントが来た、で終わっている内容。
 悪い試合。

②ライト・チューブ・バンドルズ:メンテス・ペリグローサス(トキシコ、パラノイコ)、オベットvs.マーカス・クレイン、ジミー・ロイド、マット・トレモント(6/30/17)
 重量級レスラーばかりですが、
 意外に機敏な連中なので
 乱闘スタートからスムーズに展開。
 トリオとしてのスケール感が感じられず
 1vs.1でつなぐには中盤やや失速が見られるものの
 連携技はできているし火炎スポットまで出てきます。
 最後はトレモントvs.キングへの
 ストーリーを絡めたノー・コンテスト・フィニッシュですが、
 注射器もそこで使われているのも合って
 強く印象付けた流れになっています。
 まあまあ良い試合。

③ライト・チューブス、シザー・ボード&スキュワーズ:ロス・マシーソス(シクロペ、ミエド・エクストレモ)vs.ジミー・ロイド、マット・トレモント(6/29/17)
 相手に不足なしのはずですが
 凶器量が足りないのか少し空虚さを感じる内容。
 悪くはないのだけど実に物足りない。
 次の試合への繋ぎを絡めてフィニッシュ。
 悪くない試合。

④スキュワーズ、カンズ、ステープルガン&サムタックス:クレイジー・キングvs.マット・トレモント(7/1/17)
 トレモント来墨より盛り上げてきたカード。
 場外でホッチキスで札を打ち付けたり
 椅子に座って殴り合ったり、
 はたまたロープに押し付け観客に見せ付けるように
 フォークを突き立てたりと
 イノベーションこそ感じませんが、
 これまでデス・マッチ・シーンが作ってきた
 定番を地道に積み重ねていきます。
 最後は注射器で幕閉じ。
 試合後はトレモントが相手をたたえて握手を交わします。
 ワン・オブ・ゼムの内容ながら
 巡業してローカル・ヒーローを相手にやるには
 お手本のような内容です。
 平均的な良試合。
 (執筆日:3/?/18)

注目試合の詳細

なし

試合結果

マーカス・クレイン、クレイジー・キングvs.マット・トレモント、ポルックス(7/2/17)
②ライト・チューブ・バンドルズ:メンテス・ペリグローサス(トキシコ、パラノイコ)、オベットvs.マーカス・クレイン、ジミー・ロイド、マット・トレモント(ノー・コンテスト)(6/30/17)
③ライト・チューブス、シザー・ボード&スキュワーズ:ロス・マシーソス(シクロペ、ミエド・エクストレモ)vs.ジミー・ロイド、マット・トレモント(6/29/17)
④スキュワーズ、カンズ、ステープルガン&サムタックス:クレイジー・キングvs.マット・トレモント(7/1/17)