WRESTLE-1:W-1 TV Matches 2019 part.1の分析
名勝負 | なし |
好勝負 | なし |
@クルーザー・フェス・トーナメント1回戦:カズ・ハヤシvs.エル・リンダマン(2/13/19)
カズが見事なトペなど衰えを感じさせない動き。
ここまで動けるならリンダマンもしっかり追撃して合わせて欲しかったですね。
スポットに対する感覚にズレがある印象。
リンダマンの執拗な腕攻めは見応えがあるものの
そのシンプルさから一歩踏み込んで欲しかった。
レフェリー気絶からのロー・ブロー3連発は
印象的なフィニッシュでしたね。
平均的な良試合。
A芦野祥太郎vs.立花誠吾(2/27/19)
悪くないレスリングから芦野が脚ぜめ。
立花が反撃を試みますが、
状況の見せ方が弱くビジョンが見えません。
定番の竹刀追加から先を用意するも
その竹刀で打たれた腕の痛みを
芦野が耐えてしまうものだから
そうなるともう敵になりません。
平均レベル。
Bクルーザー・フェス決勝:エル・イホ・デル・パンテーラvs.吉岡世起(3/10/19)
吉岡は場外攻撃やマスク剥ぎなど色々仕掛けるも
パンテーラは受け手に回るばかりで
そのリアクションが不十分。
ようやくエプロンでのツームストンにトペコンを決め、
パンテーラの反撃開始かと思いきやアクシデント。
このトペコンで潰された吉岡は前歯が折れ、大出血。
尤もこれで吉岡が大ピンチに陥れば不幸中の幸いなのですが、
吉岡はこれでも受けに回らず攻めて攻めて攻めまくる。
この異常な攻め気はパンテーラが同じくらいの攻め気を見せる
特殊条件でないと成り立たないですね。
決勝という失敗できない舞台で
何故こういうチャレンジ且つ共通認識に欠ける結果になったか疑問。
吉岡のインテンシティは驚異的ながら試合としては失敗。
平均より少し上。
C近藤修司、黒潮イケメン二郎、立花誠吾vs.芦野祥太郎、児玉裕輔、羆嵐vs.T-Hawk、エル・リンダマン、山村武寛(3/10/19)
ドラゲーのお家芸にW-1が挑戦。
SHが極端に不利な展開になることもなく
技の攻防というより個性を活かした立会いを見せてくれます。
リンダマンと立花のガンの付け合いは笑いましたね。
場外大乱闘を挟んでからシングルの質もあげてきて
良質な内容でしたが、ドラゲー的な凄さまではなかった。
平均的な良試合。
Dクルーザー級王座戦:児玉裕輔(ch)vs.エル・イホ・デル・パンテーラ(3/21/19)
結局吉岡は負傷が重く響き欠場。
クルーザー・フェス準優勝のパンテーラが挑戦することに。
児玉がヒーリッシュにらしさを見せます。
相変わらずパンテーラの攻め気の無さが気になるも
コダマのスタイル上、クルーザー・フェス程の問題ではありません。
しかるべきタイミングで反撃を開始すると
ロープ渡りからのドロップ・キックなど印象的なムーブ。
吉岡を負傷させた思いがあるか
意欲的で良い働きをしてくれました。
終盤に見せた武藤アピールからのシャイニング・ウィザードも
良いアイディアで盛り上がりましたね。
中々良い試合。
E芦野祥太郎vs.関本大介(3/21/19)
チョップの打ち合いなど
芦野にしては珍しい状況に追い込まれていますが、
関本サイドから見ると
関本の退屈な試合のワン・オブ・ゼムに
当てはまってしまう単純な張り合い。
エースの芦野の勝機が薄く、
声援で後押ししようという展開も
どうしようもないまま終わってしまうので
自団体なのに団体の格付けを押し付けられているようで
爽快感にも欠けてしまう。
リマッチ等まで考えてのブックなのでしょうか・・・。
まあまあ良い試合程度。
F黒潮イケメン二郎vs.立花誠吾(3/30/19)
イケメンが脚攻めを行い、
立花が腕攻めを行う。
それぞれ一定ラインのクオリティになる土台は作りますが、
特にそこから上げる努力を余りしていないですね。
展開もまたイケメン優位のまま波乱がないので解決にはならず。
平均レベル。
(執筆日:5/?/19)
注目試合の詳細
なし試合結果
@クルーザー・フェス・トーナメント1回戦:カズ・ハヤシvs.エル・リンダマン(2/13/19)A芦野祥太郎vs.立花誠吾(2/27/19)
Bクルーザー・フェス決勝:エル・イホ・デル・パンテーラvs.吉岡世起(優勝!)(3/10/19)
C近藤修司、黒潮イケメン二郎、立花誠吾vs.芦野祥太郎、児玉裕輔、羆嵐vs.T-Hawk、エル・リンダマン、山村武寛(3/10/19)
Dクルーザー級王座戦:児玉裕輔(ch)vs.エル・イホ・デル・パンテーラ(3/21/19)
E芦野祥太郎vs.関本大介(3/21/19)
F黒潮イケメン二郎vs.立花誠吾(3/30/19)