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Freedoms:Best of Freedoms 2023の分析


名勝負 なし
好勝負 蛍光灯+αデス・マッチ:ドリュー・パーカー、アブドーラ小林vs.葛西純、竹田誠志(3/23/23)

KOF王座戦、ガラスボード+αデス・マッチ:ビオレント・ジャック(ch)vs.平田智也(3/23/23)

KOF王座戦、ダブル・ガラスボード&蛍光灯+αデス・マッチ:平田智也vs.藤田みのる(7/6/23)

@セルフ・ボード・デス・マッチ:竹田誠志vs.葛西純(1/3/23)
 10分の時間制限を設けての対決
 究極にはいけないことが分かっている中では
 物足りないという意味になるほど丁寧な試合構築。

 そして普通に時間切れにもならず決着。
 見る側との乖離を感じるブックでした。

 まあまあ良い試合。

A蛍光灯+αデス・マッチ:ドリュー・パーカー、アブドーラ小林vs.葛西純、竹田誠志(3/23/23)
 デス・マッチ引退を決めたドリュー。
 日本でもラスト・マッチをちゃんとやりたいということでこの試合。

 テンポのあるぶつかり合いで
 ドリューもその相手も双方楽しみながら試合を進めます。
 
 アブドーラは脇役として地味な下支えで貢献。

 ドリューと葛西の自傷アピール共演はこの試合最大の見せ場でしたね。

 過度なものはなくとも充実していた内容。
 葛西が言っていたようにプロレスラーあるあるで引退撤回して、
 いつかこの場に戻ってきて欲しいですね。

 ぎりぎり好勝負です。

BKOF王座戦、ガラスボード+αデス・マッチ:ビオレント・ジャック(ch)vs.平田智也(3/23/23)
 それぞれパワーと体格ある中で凶器だけでない肉弾戦を展開。

 これからの平田に対し、ジャックは良いバランスで応対していましたね。
 
 ジャックのサポートを受け、
 不器用ながらタフマンとして輝いた平田。
 平田はストロングBJとも将来的に絡んでみてほしいですね。

 試合が進むほどハードなスポットが後に待ち構えており、
 平田が真っ赤に染まりながらも力尽きない姿を見せ盛り上がりました。

 ぎりぎり好勝負。

CKOF王座戦、ダブル・ガラスボード&蛍光灯+αデス・マッチ:平田智也vs.藤田みのる(7/6/23)
 平田は不器用ながらにタフさを活かしてロング・マッチに挑みます。

 藤田はシャツを脱ぎ、血を流しながら笑みを浮かべるハードコア・モード。

 お題目のガラスを丁寧に保存する等実は基本を大事にしながら
 自分たちが出来ると見えているラインの少し上を目指して到達していきました。

 終盤は迫力あるスポットが幾つも。
 藤田の予想を外すクイック等ともメリハリが利いていてグッドでした。

 ぎりぎり好勝負。

D画鋲ボード&カミソリ十字架ボード+αデス・マッチ:エル・デスペラード、葛西純vs.竹田誠志、山下りな(8/11/23)
 葛西デビュー25周年記念試合。
 デスペがまず画鋲を受けゲストに甘んじない葛西愛を見せます。
 
 葛西と竹田も本職の受けっぷりで盛り上げます。

 この面子に混ざった山下も
 葛西と有刺鉄線椅子への耐え合いを志願する等ノっています。
 
 通常のタッチ・ルールでトルネードではないので
 デス・マッチ的には一線を越えるものではなかったですが、
 葛西vs.竹田の前哨戦に収まらず
 この4人でのカードである意味性はしっかり作っています。

 好勝負に届かずも中々良い試合。
 (執筆日:9/?/23)