TOP日本のプロレスその他 →Freedoms:Best of Freedoms 2023 part.2

Freedoms:Best of Freedoms 2023 part.2の分析


名勝負 KOF王座戦、T.K.D.デス・マッチ:杉浦透(ch)vs.竹田誠志(12/25/23)
好勝負 ガラスボード&蛍光灯+αデス・マッチ:葛西純vs.竹田誠志(8/28/23)

KoF世界王座戦、ガラスボード&蛍光灯+αデス・マッチ:杉浦透(ch)vs.正岡大介(10/11/23)

@ガラスボード&蛍光灯+αデス・マッチ:葛西純vs.竹田誠志(8/28/23)
 葛西のデビュー25周年記念ロードにvs.竹田は欠かせないですね。
 やはりこの2人の数え歌は外さない。
 
 蛍光灯一つとっても思いっきりが良く、
 観客を引き込む見せ方が出来ています。

 じっくりと2人の戦いを堪能。

 狂乱の笑みと苦痛の表情が交錯する濃厚デス・マッチが繰り広げられました。

 期待通りの内容を25年体を痛め続けてきたのに出来る、って相変わらず葛西は凄すぎます。

 文句なしに好勝負。

AKoF世界王座戦、ガラスボード&蛍光灯+αデス・マッチ:杉浦透(ch)vs.正岡大介(10/11/23)
 蛍光灯やガラスを割り血を流しますが、
 あくまでベースは2人の関係性。

 凶器に頼らずにそのライバリティを描いた上で
 デス・マッチに身を投じるから熱い。
 2人の関係性を知らずとも没入できますね。

 その上で試合は20分を超えるロング・マッチとなり
 お互いの上半身は真っ赤に染まりました。

 狂気的で気迫あふれるライバリティは圧巻。

 文句なしに好勝負です。

BKoF世界王座戦、ガラスボード&蛍光灯+αデス・マッチ:杉浦透(ch)vs.葛西純(11/5/23)
 前半は葛西→杉浦の順で
 時間をかけながら一方的な攻め。
 相手を削りながら溜めていきます。

 デス・マッチの試合運びは通常のプロレスよりもリアル混ざっても良いが
 ちょっとテンポ悪いかなと思う場面もありますね。

 それでも手を抜かずに強烈なスポットも慣行。
 両者上半身真っ赤になりながらロング・マッチをやりきりました。

 中々良い試合。

CKOF王座戦、T.K.D.デス・マッチ:杉浦透(ch)vs.竹田誠志(12/25/23)
 竹田が仕掛ければ杉浦もやり返し、
 序盤から熱量あるぶつかり合いとなっていますね。

 テンポ感と過激の調整。
 そして一進一退のバランスが見事です。
 
 シンプルな濃度で訴えかけつつも
 過激度が絶妙に調整されているので胸焼けしません。

 単純ですが、だからこそこれは凄いことです。

 大一番で怪我の印象が強くなっている竹田ですが
 久しぶりに思いっきり最後までやり切りました。

 杉浦のスタイル、良い部分も出ていて
 気持ちよくデス・マッチに浸透、陶酔、狂乱しました。

 ぎりぎり名勝負。

 (執筆日:5/?/22)