新日本プロレス:Best of NJPW 1985の分析
名勝負 | なし |
好勝負 | なし |
@GPTL公式戦:藤波辰巳、木村健吾vs.ディック・マードック、マスクド・スーパースター(11/29/85)
ヘビー級ながらキレのある動きを見せますね。
マードック、マスクドは場外使う構築、スケール感ある技、
煽るヒール・ムーブ、と完成度の高いタッグ・ワークを見せます。
木村がストマック・ブロックを食らいつつも
自陣に転がって孤立を脱するタッチをするも
藤波もまた捕まる展開がその完成度をまた際立たせます。
椅子攻撃という分かりやすい演出や
木村の感情の発露といったアクセントもある。
ただその木村に関して次に何をするか
ミス・コミュニケーションが起きていますね。
最後の演出においてもその問題は起きていて
只でさえ場外に落ちた後リングに戻るのを邪魔し合って両リン、という
終わり方の微妙な印象を強めてしまった。
好勝負に少し届かず。
(執筆日:4/?/20)