日本プロレス:Best of JWA 1971の分析
名勝負 | なし |
好勝負 | なし |
@第13回ワールド・リーグ決勝戦:アントニオ猪木vs.デストロイヤー(5/19/71)
グラウンド中心の内容。
序盤は猪木が体のバネを活かした動きで盛り上げました。
一方でデストロイヤーは場外の永源を威嚇したりと緩め。
しかし試合が進むにつれデストロイヤーならではのコントロール力を発揮。
抑え込んで猪木を完全に掌にのせています。
場外への落下を上手く演出しながら
コブラ・ツイストと4の字に焦点を集めていきました。
最後は4の字をかけられた猪木が場外に転がり出て、かかったまま両リン。
試合後の諦め切れないやり取りがくどく不完全決着を自ら強く印象付けてしまいました。
当時猪木と馬場の間でぎすぎすしていたのでリアルな部分もあるのでしょうけれど。
尚リーグ戦は4つ巴になっていまして決勝戦はもう1試合あり
ブッチャーに勝った馬場が優勝という結果になっています。
好勝負に届かずも中々良い試合。
(執筆日:3/20/12)