Highspots:Best of Stan Hansen Disc Threeの分析
名勝負 | なし |
好勝負 | なし |
Highspots製。
約2時間15分です。
RWTL決勝で全日にカム・バックしたシーンを収録。
@スタン・ハンセンvs.阿修羅原(1/15/82)
ハンセンが一通り技を見せてスカッシュ。
APWF王座戦:ジャイアント馬場(ch)vs.スタン・ハンセン(2/4/82)
馬場Xハンセンの初対決。
まずは猪木がやっていたクロス・ロープ・ワークから16文を決め開始時から熱狂させます。
馬場が特徴だった腕攻めでハンセンを押さえつけ、
ハンセンはグラウンドで体力回復しながらも良い打撃無視を見せて緩急をつけます。
ハンセンのグラウンドに攻めの目的意識が無く、
馬場は3本勝負じゃないと各展開の意味合いを重くできないのが辛い所ですね。
最後は不透明決着、とても年間最高試合と呼べるクオリティではありませんが、
当時の状況を上手く利用して盛り上げており新日ばりのブックの妙であったといえます。
好勝負に少し届かず。
Bタッグ王座戦、3本勝負:ジャイアント馬場、ジャンボ鶴田(ch)vs.ブルーザー・ブロディ、スタン・ハンセン(4/20/82)
1本目は速いペースで迫力ある
攻防を見せてくれた素晴らしい内容なのですが
2本目で抑えられるもこの試合自体が繋ぎ的位置づけなので
3本目はそのままフェード・ダウン。
こういうのも必要ですがベスト版に入るのは疑問符をつけますね。
まあまあ良い試合。
(執筆日:?/?/08)
CPWF王座戦:ジャイアント馬場vs.スタン・ハンセン(4/20/82)
いきなり殴りかかりヒート・アップ。
しかし乱打戦では各行動に意味がもちにくく、
馬場が腹に狙いをつけた所で繋ぎようがありません。
クライマックスには馬場がラリアートをかわしダイビング技を狙う、という工夫が見られましたが結局はいつもの両リンに落ち着きます。
悪くない試合。
Dジャイアント馬場vs.スタン・ハンセン(6/1/82)
初戦に近い形に戻りましたね。
両者自分の立ち位置を見失っていません。
ラリアート炸裂後、熱を失わせず自然に展開しフィニッシュまで持っていきました。
ノン・タイトル戦として狙っていた内容は遂行できています。
平均より少し上。
Eスタン・ハンセンvs.テリー・ファンク(9/11/82)
ハンセンの猛攻にテリーは良いセールを見せます。
そこから拳で反撃できるのもテリーならでは。
相性の良い組み合わせですね。
ただホーガンチックな展開で、最後は両者レフェリーに暴行を働いたのに
無駄に試合を続けリングアウトという意味不明なエンディングでした。
何故ノー・コンテストではいけないのでしょう。
平均レベル。
FPWF王座戦:ジャイアント馬場(ch)vs.スタン・ハンセン(9/14/82)
入場時の奇襲で馬場が完全ダウン。
その反撃に対しハンセンは受けすぎ。
まるで構築もない中で場外に出ます。
嫌な予感がする中、無事リングに戻ったかと思いきやハンセンがレフェリーの制止を聞かず反則。
いくらなんでも中身が無さ過ぎる。
悪い試合。
試合後鶴田とハンセンが乱闘。
Gリッキー・スティムボート、ジェイ・ヤングブラッドvs.スタン・ハンセン、ブルーザー・ブロディ(11/26/82)
ハンセンが相手に調整し、ブロディがハンセンに同調する事で
大きな力関係を維持しながらも一進一退を行う事を可能としています。
両者の魅力が出ています。
ただ勝ちが見える所まではいっていないので本格的な孤立シーンを持ち込んで欲しかったですね。
スリリングなタッチ・ワークで対応していたけれどもタッチ・シーンだけの行動では熱狂は生めませんから。
また最後スティムボートが自ら見落とす形に陥りジェイがラリアートを食らったのはいけませんね。
体格で劣るタッグとしてこういう部分でイメージの落ちる筋書きは良くない。
好勝負に届かずも中々良い試合。
(執筆日:8/8/10)
Hスタン・ハンセンvs.ジャンボ鶴田(12/7/82)
鶴田とあってハンセンとまともにぶつかっていきます。
ただそれ故に展開ははっきりせず。
腕狙いや鉄柱を戦略的に使ったものの
最後に両リンではその価値が一気に減ってしまう。
決着方法で台無しにされた内容。
悪くない試合。
I世界最強タッグ・リーグ戦:ブルーザー・ブロディ、スタン・ハンセンvs.ジャイアント馬場、ジャンボ鶴田(12/9/82)
ハンセンがいきなり賢い介入スポットを見せて充実しています。
馬場はインサイド・ワークで変化をつけながら、
ブロディとは良い絡みを、瞬間的に魅せられないハンセンの相手は鶴田に譲りタッグのペースを優先。
鶴田は仕切りすぎな感じもしますがその大役を適切に勤め上げましたね。
リーグ戦の1試合という範囲を超えないもののそれぞれの細かい業が光った内容。
中々良い試合です。
J世界最強タッグ・リーグ最終戦:ブルーザー・ブロディ、スタン・ハンセンvs.ザ・ファンクス(12/13/82)
Eのような試合もあって観客の状態が良く観客、レスラー共に乗りながら
熱のこもった攻防を繰り広げたのですけれど
この大舞台で12分という試合時間と反則フィニッシュにしたのには全然納得がいかないですね。
中々良い試合ではあるのですけれど。
(執筆日:?/?/08)
DVD Rating:★★☆☆☆
(執筆日:8/26/10)
注目試合の詳細
@PWF王座戦:ジャイアント馬場(ch)vs.スタン・ハンセン(2/4/82)ゴングが鳴るなり両者垂直に走る。
ハンセンが中央に陣取りショルダー・タックルを受けてみせる。
ロープに走る。
そこに馬場が16文。
これにはハンセンもダウン。
しかしすぐに起きあがってくる。
ハンセンは馬場をコーナーに押し込みチョップを放つ。
馬場が避けて張り手。そして16文。
ハンセンも負けじとニー・ストライク。
ヘッド・ロック。
馬場は上体を起こすとロシアン・レッグ・スイープ。
カバーするもカウント1。
馬場は腕に狙いをつける。
ハンセンも蹴りまくって反撃。
再びヘッド・ロック。
馬場はロープに押し込み殴りつける。
殴り返してきたハンセンに脳天チョップ。
腕狙い。
ハンセンは馬場を倒すと脚に狙いをつける。
馬場がレッグ・ロックをアーム・バーに切り返すもハンセンの脚がロープにかかる。
腕を攻める。
ハンセンがサミングで逃れ打撃の打ち合い。
ロープに振りバック・エルボー。
馬場は場外で間をおく。
馬場はレッグ・ロックを複合サブミッションに返す。
ハンセンがロープに脚をかける。
打撃戦。
馬場が腕にチョップを打ち下ろす。
ハンセンが延髄切り。
ボディ・スラムにエルボー・ドロップ。
カバーするもカウント2。
馬場がハンセンをロープに振り32文。
ハンセンは振り返すとショルダー・スルー。
ニー・ドロップを決めカバー。カウント2。
ロープに振りウェスタン・ラリアート!
馬場はロープに後頭部を打ち付ける。
ハンセンは馬場を蹴り落とすと打撃を打ち込んで鉄柱にぶつけようとする。
馬場が体勢を入れ換えハンセンを鉄柱にぶつける。
乱打戦。
止めようとするレフェリーも殴られる。
ハンセンがリングに戻るもカウントを取るレフェリーは気絶中。
馬場をエプロンに上げ殴りつけていく。
止めに来た若手も蹴散らす。
馬場がリングに入り反撃。
ハンセンは場外に避難するも
戻ってきてボディ・スラム。エルボー・ドロップへ。
馬場は避けるとロープに降って16文。
ハンセンはリングを降りるとウィー。
両者反則裁定が告げられる。
Gリッキー・スティムボート、ジェイ・ヤングブラッドvs.スタン・ハンセン、ブルーザー・ブロディ(11/26/82)
スティムボート対ブロディで試合開始。
組むとブロディがヘッド・ロック。
ロープに振られショルダー・タックル。
組むとブロディがヘッド・ロック。
グラウンドに倒す。
グラウンド・ヘッド・シザースに返されるもすぐ跳ね除ける。
組むと見せかけブロディが蹴り。
フロント・ヘッド・ロックを決めタッチ。
ハンセンが殴りつける。
スナップ・メアからチン・ロック。
スティムボートがリスト・ロックに返しタッチ。
ジェイがコーナー上から飛び腕を殴りつける。
リスト・ロック。
ハンセンがサミングからボディ・スラム。
蹴りつける。
タッチ。
ブロディがロープに振りバック・エルボー。
ロープに振りドロップ・キック。
バック・ブリーカー。
カバーするもすぐ返される。
フロント・ヘッド・ロックを決めタッチ。
ハンセンが羽交い絞め。
ブロディが殴りつける。
ハンセンがスナップ・メアからチン・ロック。
ジェイが起き上がり自陣へ。
タッチしたスティムボートが殴りつけチョップ。
ロープに振るとジェイに持ち上げてもらいドロップ・キック。
カバーするもすぐ返される。
ハンセンがグラウンド・ヘッド・ロック。
グラウンド・ヘッド・シザースに返されるもすぐ跳ね除ける。
脚を取りに来たスティムボートの顔にパンチ。
スナップ・メアからエルボー・ドロップ。
タッチしコーナーに押さえつける。
ブロディがロープに走りビッグ・ブーツ。
場外に落とすとエプロンからとび殴りつける。
椅子に叩きつける。
椅子を叩きつける。
スティムボートも椅子を手にする。
ブロディもその椅子を使い引っ張り合い。
ハンセン、ジェイもやってくる。
スティムボートが椅子を叩きつけるもガードされる。
ブロディがスティムボートを鉄柱にぶつける。
チョップを打ってきたジェイにサミング。
スティムボートをリングに戻しエプロンへ。
スティムボートはロープに走るとハンセンを殴り倒す。
チョップ。
ロープに振りチョップ。
ハンセンは耐えてそのままロープに走ると蹴りへ。
スティムボートは受け止めると倒して喉にチョップを打ち下ろす。
殴りつける。
控えのブロディも殴りつける。
ハンセンにチョップ。
自陣コーナーに振る。
タッチすると2人でロープに振りチョップ+ドロップ・キック。
ハンセンは耐えるとジェイに蹴りを入れロープに振る。
ドロップ・キック。
ブレーン・バスター。
エルボー・ドロップ。
押さえつけタッチ。
ブロディがコーナー上から飛び殴りつける。
ロープに振り蹴り。
持ち上げコーナーに逆さ吊りにする。
レフェリーが離れさせスティムボートが引っかかっている足を外す。
タッチしたハンセンがベア・ハグ。
ジェイが耳をはたいて逃れようとするもハンセンは耐え自陣へ。
交代したブロディがロープに振りベア・ハグ。
ジェイの体が後ろに倒れる。
体を起こすと顔を引っかいて逃れるもブロディが離さずタッチ。
ハンセンが殴りつけ顔を引っかく。
ロープに振りショルダー・スルー。
バック・ブリーカー。
交代したブロディがスナップ・メア。
レッグ・ドロップ。
カバーするもカウント2。
ロープに振りショルダー・スルーを狙う。
ジェイが拳を打ち下ろす。
チョップ。
自陣コーナーに振ると待ち構えていたスティムボートがチョップを打ち下ろす。
交代したスティムボートが10カウント・パンチ。
チョップ。
ロープに振り腹にパンチ。
ブロディは痛みに苦しみながらもタッチ。
スティムボートはハンセンの下を潜り抜けるとダブル・チョップ。
チョップにパンチ。
チョップ。
コーナーに振ろうとする。
ハンセンが振り返しハイ・ニー。
ニーをこすりつける。
スティムボートがチョップ。
ハンセンが顔にパンチ。
スティムボートが蹴り倒す。
ハンセンが先に起き上がり腕を取って倒す。
タッチしたブロディがストンピング。
ニー・ドロップを決めカバー。カウント2。
殴りつけてきたスティムボートをロープに振りパンチ。
拳を振り上げる。
スティムボートがチョップを売っていく。
ロープに振りショルダー・スルーを狙う。
ブロディが蹴り上げタッチ。
ハンセンがスナップ。メア。
エルボー・ドロップもかわされる。
もう1回狙うもかわされる。
スティムボートは股下を潜り抜けタッチ。
ジェイはロープに走るとエルボー。
控えのブロディにフライング・エルボー。
ロープに走りハンセンにドロップ・キック。
ブロディにチョップ。
ハンセンの頭を掴むとステップを踏んでチョップを打ち下ろす。
ドロップ・キック。
チョップ。
自陣ターン・バックルにぶつけてタッチ。
ハンセン、スティムボートが殴りあう。
ハンセンが引きながらタッチ。
押さえつける。
ブロディがロープに走りビッグ・ブーツ。
スティムボートがブロディを殴りつけていく。
ロープに振りドロップ・キック。
カバー。カウント2。
タッチ。
2人でブロディをロープに振りチョップで倒す。
スティムボートはロープを引っ張り、その勢いでエプロンのジェイがボディ・プレスを狙う。
しかしブロディが膝を立てて迎撃。
ブロディがタッチ。
スティムボートが入りブロディを殴り落とす。
そのまま場外で襲い掛かる。
ハンセンがジェイにウェスタン・ラリアート。
カバーし1,2,3!
ハンセン、ブロディの勝利!
試合結果
@スタン・ハンセンvs.阿修羅原(1/15/82)APWF王座戦:ジャイアント馬場(ch)vs.スタン・ハンセン(ダブルDQ)(2/4/82)
Bタッグ王座戦、3本勝負:ジャイアント馬場、ジャンボ鶴田(ch)vs.ブルーザー・ブロディ、スタン・ハンセン(1−1)(ダブル・リングアウト)(4/20/82)
CPWF王座戦:ジャイアント馬場(ch)vs.スタン・ハンセン(ダブル・リングアウト)(4/20/82)
Dジャイアント馬場vs.スタン・ハンセン(リングアウト)(6/1/82)
Eスタン・ハンセンvs.テリー・ファンク(リングアウト)(9/11/82)
FPWF王座戦:ジャイアント馬場(ch)vs.スタン・ハンセン(DQ)(9/14/82)
Gリッキー・スティムボート、ジェイ・ヤングブラッドvs.スタン・ハンセン、ブルーザー・ブロディ(11/26/82)
Hスタン・ハンセンvs.ジャンボ鶴田(ダブル・リングアウト)(12/7/82)
I世界最強タッグ・リーグ戦:ブルーザー・ブロディ、スタン・ハンセンvs.ジャイアント馬場、ジャンボ鶴田(12/9/82)
J世界最強タッグ・リーグ最終戦:ブルーザー・ブロディ、スタン・ハンセンvs.ザ・ファンクス(DQ)(12/13/82)