TOP女子プロレスSTARDOM →STARDOM:Best of STARDOM 2023 part.7

STARDOM:Best of STARDOM 2023 part.7の分析


名勝負 なし
好勝負 5STAR GP優勝決定戦:鈴季すずvs.舞華(9/30/23)

ワンダー・オブ・スターダム王座戦:MIRAI(ch)vs.渡辺桃(10/9/23)

@5STAR GP公式戦:葉月vs.鈴季すず(9/23/23)
 葉月の綺麗な試合運び、構成。

 すずが受け手に回りながらも
 自分の価値を損ねないタイミングを見極め対抗しています。

 葉月の柔軟性も活き終盤に向けて加熱。
 印象に残るかというと少し弱いが内容は間違いなしでした。

 好勝負に少し届かず。

A5STAR GP優勝決定戦:鈴季すずvs.舞華(9/30/23)
 序盤から早くも場外乱闘。
 らしさを出しつつ優勝決定戦としては掴み弱めでしたね。

 それでも自分の道筋を分かっていて
 外れないのでしっかりクオリティを積み上げ。

 舞華がスーパープレックスから離さず投げを連打。
 すずも受けつつ力強く応対し終盤へ。

 どちらも決勝というシーンに合わせて
 単発で終わらせないラッシュでガツガツ攻め合い見応えがありました。

 GPの中ではトップと言えないものの
 決勝として合格点の内容といえるでしょう。

 ぎりぎり好勝負。

Bワンダー・オブ・スターダム王座戦:MIRAI(ch)vs.渡辺桃(10/9/23)
 桃がエプロン幕や椅子を使ってラフ・ファイト。
 
 これに対してMIRAIが適量の反撃で織り交ぜ。

 桃の攻めの重量感が際立つ中、MIRAIのカウンターが冴えます。
 MIRAIは王者になってから一皮むけ、
 彼女ならではの良さが出た試合が増えて来ましたね。

 最後は敢えてのラリアット・フィニッシュ。
 そこに持って行ってまとめるだけのエネルギーに満ちた内容に拍手。

 ぎりぎり好勝負。

C羽南vs.星来芽依(11/17/23)
 星来が機動力を活かして動き回り、
 羽南も一歩も引かず対抗。
 ミッドカードながら行動量多い競り合いとなっています。

 試合時間残り5分になってからも
 サブミッションや打撃の張り合いなど
 やれることを全部出せて、且つ綺麗に整っており、おそらく2人のキャリア・ベストでしょう。

 平均的な良試合。

Dワンダー・オブ・スターダム王座戦:MIRAI(ch)vs.安納サオリ(11/18/23)
 安納が軽く仕掛けてペースを見出そうとするも
 MIRAIがぶれずに応戦。
 
 安納が脚攻めを行えばMIRAIは腕攻め。

 構図は明確でクオリティは安定しています。

 しかしお互い得意ゾーンに入り込めない消耗戦で、
 クオリティが頭打ちになっていた所もありましたね。

 中々良い試合。

 (執筆日:11/?/23)