STARDOM:STARDOM Matches 2021 part.2の分析
名勝負 | なし |
好勝負 | なし |
@ワールド・オブ・スターダム王座戦:林下詩美(ch)vs.刀羅ナツコ(7/4/21)
刀羅がタックルからのマウントだったり
豆タンク体系の強みを表現できていますね。
朱里の後の挑戦者としてハードルは高かったものの
良いポジショニングを最初から作り上げて期待感が高まります。
林下も王者として最低限の主張を加え、やられっぱなしではありません。
刀羅がセコンド介入から強烈なクロス・ボディ・アタックにテーブル葬。
大きく中盤に向けて試合を動かしビッグ・マッチ仕様で盛り上げます。
しかしここでほんの何気ない場面。
刀羅が馬鹿にするようにエプロンからダブル・ストンプした所で踏み外して足を負傷。
好勝負も狙えるポテンシャルこそ感じましたが、
中盤に入るタイミングで、しかも攻め手側の負傷ということで
試合自体の評価、印象としては大きく落とさざるを得ない、
両者も残念で悔いの残るレフェリー・ストップとなってしまいました。
悪くない試合。
(執筆日:8/?/20)
Aフューチャー・オブ・スターダム王座戦:ウナギ・サヤカ(ch)vs.吏南(8/29/21)
吏南が不意打ちを仕掛け勢いのあるドロップ・キック。
環境を使って自分のスター・パワーの不足分を補っていますね。
ロープを使った腕攻めは良かった。
ウナギはカウンターでボディ・スラム
腕を犠牲にしてというより
カウンターのレパートリーが少なくて、という状況でしたね。
吏南は攻めは一定のレベルにありましたが、
相手の技に対する起き上がるまでの時間はいまいち。
そのせいもあってかウナギも
技をインパクトよく決めたい気持ちが先走り。
両者可能性はあるもののまだ相手と融合して試合を伸ばすには若い。
平均レベル。
(執筆日:10/?/20)
Bハイスピード王座戦:スターライト・キッド(ch)vs.渡辺桃(11/3/21)
ハイスピード王座戦ということで桃が一歩歩み寄って演舞。
キッドはセコンドの大江戸隊も介入させ
ヒール味強めでもてなしますね。
桃は蹴りを打った後、キッドに張り手で応戦させてみたり、
もう少しドミネイト色強めないとストーリーにのらないですね。
最後の暴走モードへの変転を強調するとはいえ、
もう少しラフに寄せた方が良かったですね。
攻防自体はクオリティ高かったものの
ストーリー・テリングがまずまずに留まりました。
中々良い試合。
Cハイスピード王座戦:スターライト・キッド(ch)vs.コグマ(11/27/21)
こぐまの重さを感じさせつつスピードも維持。
全編を通して安定感がありましたね。
ハイスピードならでは目まぐるしい攻防で
終盤の畳みかけは良かったです。
両者充実していて大会の中で務めるべきパフォーマンスをこなしました。
中々良い試合。
(執筆日:3/?/22)