STARDOM:Best of STARDOM 2016の分析
名勝負 | なし |
好勝負 | ゴッデス・オブ・スターダム王座戦:サンダー・ロック(紫雷イオ、岩谷麻優)(ch)vs.宝城カイリ、里村明衣子(3/21/16) ワールド・オブ・スターダム王座戦:紫雷イオ(ch)vs.岩谷麻優(5/15/16) |
@ワールド・オブ・スターダム王座戦:紫雷イオ(ch)vs.宝城カイリ(1/17/16)
細かな意趣返しを混ぜながら攻防
自分のペースに持ち込もうとするイオに対し、
カイリが打開を図るも裏目隣完全主導権を渡します。
アクション、試合運び共に一定以上のレベルですね。
イオの入場口上からのダイブという定番を
逆にカイリがやってのける等定番ムーブの奪い合いで
この団体での2人のポジション付け、その争いを語っています。
ただストーリー・テリングに関してはやや浅めでもある。
目の前のことに囚われてしまっている印象はある。
一生懸命になるとそうなりがちだけれど。
同時に2つの視野を持ちたいところ。
同技の連発でお互い執念の攻防を見せるも
タフ・マッチの泥仕合感も少しあります。
好勝負に届かずも中々良い試合。
(執筆日:7/?/16)
Aゴッデス・オブ・スターダム王座戦:サンダー・ロック(紫雷イオ、岩谷麻優)(ch)vs.宝城カイリ、里村明衣子(3/21/16)
サンダーロックのタッグの形で
序盤の流れは綺麗に作られました。
カイリの孤立はオールド・スクールな
中々タッチできないという見せ場。
良い出来でしたね。
タッチした里村も連携の前に流れを返せない。
シングルでもレベルの高い面子だが
タッグを最優先で構成考えているのは好感が持てます。
里村が前半影を潜めていたものの
カイリが岩谷と素晴らしい攻防で勢いをつけると
終盤には里村も本領を発揮し更に盛り上がりました。
前半と異なり後半のタッグ要素が薄かったのだけが惜しい。
ぎりぎり好勝負。
(執筆日:8/?/18)
B岩谷麻優、宝城カイリvs.松本浩代、花月(3/26/16)
まずは岩谷、カイリが会場を暖めます。
2人でサブミッションを相手にかけて
観客にこんにちは、と呼びかけたりね。
松本、花月側はややタッグとしての完成度が物足りない。
ただ花月が良質な切り返し合いを提供していることもあり、
地方興行としては十分なニア・フォールが堪能できました。
まあまあ良い試合。
(執筆日:8/?/18)
Cゴッデス・オブ・スターダム王座戦:サンダー・ロック(紫雷イオ、岩谷麻優)(ch)vs.松本浩代、花月(4/2/16)
先に主導権を掴んだのは挑戦者組。
岩谷にエプロンへのパワー・ボムを決めイオを鉄柱にぶつけます。
イオの孤立を松本が前面に出て成立させましたね。
ホット・タッグをイオではなく
岩谷が努めますが、花月と良質な攻防。
気持ちが出ていて見応えがある。
連携技や同時技で絵を作った上で最後はフィニッシュ。
中々良い試合でした。
(執筆日:8/?/18)
Dワールド・オブ・スターダム王座戦:紫雷イオ(ch)vs.岩谷麻優(5/15/16)
打撃の激しさでインパクトを与え、
相手の動きを見て作り出した
かわす動きで意表を突いていく。
リアル・タイムで思考・熱を作っている素晴らしい出だしです。
イオが主導権を握った時にその要素はなくなるものの
緩急への意識が飛び切りでクオリティは落ちない。
かわし合いにしても岩谷の蹴りを背面そらしてかわしたり、と
パズルのような複雑怪奇なジャズ・セッションです。
岩谷も顔に蹴りを入れるなど
無駄な配慮の無いがむしゃらなファイトで食らいつく攻防。
それ故に一部攻防、受身にわざとらしさが出ていたのは残念。
それがなければ違和感無くこの凄い試合にのめりこめた。
文句なしに好勝負。
(執筆日:9/?/17)
注目試合の詳細
なし試合結果
@ワールド・オブ・スターダム王座戦:紫雷イオ(ch)vs.宝城カイリ(1/17/16)Aゴッデス・オブ・スターダム王座戦:サンダー・ロック(紫雷イオ、岩谷麻優)(ch)vs.宝城カイリ、里村明衣子(3/21/16)
B岩谷麻優、宝城カイリvs.松本浩代、花月(3/26/16)
Cゴッデス・オブ・スターダム王座戦:サンダー・ロック(紫雷イオ、岩谷麻優)(ch)vs.松本浩代、花月(4/2/16)
Dワールド・オブ・スターダム王座戦:紫雷イオ(ch)vs.岩谷麻優(5/15/16)