Shimmer:Women Athletes Volume.21 8/19/08の分析
名勝負 | なし |
好勝負 | なし |
約2時間35分です。
セリーナが現れサラとのリマッチを要求。
相手にしようとしないサラを挑発。
これにサラが怒って襲いかかった事で試合に。
@サラ・デル・レイvs.セリーナ・ディーブ
試合前のマイクに感情がこもっていてテンションは高かったのだけれど
中盤サラが攻めすぎでセレナの立ち向かって行く姿が前回程には表現できず。
しかし終盤は業界一?のパンチから入って盛り上がる攻防を見せました。
平均レベルです。
Aミス・ナチュラルvs.ローレライ・リー
ナチュラルはオーストラリア出身だそうで今回がデビュー。
凡庸で試合が進むに連れ粗が出て行きますね。
悪い試合。
Bキャット・パワーvs.ダフニー
毛玉というコメディー用小道具に頼ってしまったのは頂けないですね。
前回は真面目にやって悪くない試合だったと言うのに・・・。
ひどい試合。
Cニッキー・ロックスvs.ダンヤ
(映像に色調の問題あり)
ダンヤはまだボディ・バランスが悪いですね。
一方のロックスがTVに出てるだけある、
余裕に満ちた試合運びを見せてくれたので少し悪い試合に。
Dウェスナ・ビューシックvs.アンバー・オニール
Wesna's gonna kill you と言わせたオニールは鉄板のヒールを見せます。
終盤に真っ向から向かう気概を見せて意外性も披露した。
一方でウェスナは大柄な割りにファイト・スタイルにインパクトがないんですよね。
引っ張れるレベルではないのでドミネイト・スタイルにもなれないですしねぇ。
少し悪い試合。
E初代タッグ王座戦ガントレット・マッチ:カナディアン・ニンジャーズ(ポリシア・ペレス、ニコール・マシューズ)vs.ザ・ピンク・レディース(マディソン・イーグルズ、ジェシー・マッケイ)vs.スーサイド・ブロンズ(ルフィスト、ジェニファー・ブレイク)vs.インターナショナル・ホーム・レッキング・クルー(レイン、ジェッタ)vs.アシュリー・レイン、ネヴァvs.ザ・エクスペリエンス(レキシー・ファイフ、マリア・ホサカ)
まずニンジャズvs.レディース。
ニンジャはおどけとヒールを使い分けていましたし
Shimmerデビューのレディースも良い動きをしていました。
特にマディソンは193cmにもかかわらずしっかり動けるのは魅力的。
技の1つ1つが実に絵になります。
是非定着して欲しいですね。
まあまあ良い試合でした。
ニンジャズvs.ブロンズ。
孤立役にもなるブレイクが余りに駄目すぎます。
ルフィストもタッグなんて滅多にやった事ないでしょうし・・・。
ひどい試合。
ブロンズvs.クルー。
クルーは煽り過多で相手を助けません。
ブロンズが前の試合と同じでひどい試合に。
クルーvs.アシュリー、ネヴァ。
クルーは今回いつもより見劣りしましたね。
アシュリー、ネヴァも連携は豊富ながら数で誤魔化そうという狙いが見えてしまう。
悪い試合。
アシュリー、ネヴァvs.エクスペリエンス。
見栄えに走りがちなアシュリー、ネヴァに比べ
エクスペリエンスはベースがしっかりしていますね。
良い感じに相手を引き立てました。
只終盤はややあっさり目。
平均レベル。
F#1コンテンダー・4コーナー・サバイバル:チアリーダー・メリッサvs.アメージング・コングvs.メルセデス・マルチネスvs.プリンセス・アリエル
コング>マルチネス、メリッサ>アリエルというパワー・バランス。
こういう役回りはコングの得意分野なので面白く仕上がっていますが
マルチネス、メリッサはコングと1対1で戦えるレスラーですからね、
アリエルのためにわざわざ、と思わないでもないです。
平均より少し上。
GShimmer王座戦:ミスチーフ(ch)vs.デイジー・ヘイズ
Shimmerの試合で1つの重要なファクターになるのが
最初のレスリングで如何に土台を築けるかという事ですが
デイジーは素晴らしいですね。
イニシアティブをとると上手くリアクションを引き出せるように動いていきます。
アーム・ドラッグに脚を払ってカバーをやりあう、という仕切り直し時点で19分の7分立っていましたから
もはやハイ・クオリティは確約されたというもの。
その後も中心に置いたレスリングで変わったムーブを見せると共に
打撃と投げを織り交ぜて盛り上げていきます。
終盤は逆にミスチーフのお家芸。
工夫した攻防と派手な技でしっかり締めます。
これまでと違い、ベクトルが違うなら違う中で何ができるかを突き詰めた内容で
それでいながら中々良い試合というレベルにまで辿り着いたのは将来に期待させる。
Shimmerは相変わらず面白い。
総評
初代タッグ王座戦がある事もあって
カードは大物が分散した形でしたが
しっかりと内容を出してきました。
DVD Rating:★★☆☆☆
注目試合の詳細
GShimmer王座戦:ミスチーフ(ch)vs.メルセデス・マルチネスデイジーがリスト・ロック。
ミスチーフがリスト・ロックに返しヘッド・ロックへ。
リスト・ロック。
倒して腕を取る。
ミスチーフは起き上がるとヘッド・ロックに返す。
デイジーは膝を押してハンマー・ロックに返す。
ミスチーフはスナップ・メアに切り返し覆いかぶさる。
デイジーはカウント2で返すとヘッド・ロック。
倒してリスト・ロック。
腕にニーを落とす。
起こすと腕を上下に振る。
アーム・ドラッグで倒す。
ミスチーフが丸め込む。
デイジーはカウント2で返しロックを外さない。
起き上がられた所を倒すと腕版インディアン・デス・ロック。
丸め込む。
カウント2で返されるやリスト・ロック。
ミスチーフは脚を挟んで倒す。
デイジーは逃れるとカバー。カウント2。
フロント・ヘッド・ロック。
ミスチーフが丸め込もうとする。
デイジーが脚を絡める。
カウント2で返すとデイジーがバタフライ・ロック。
起き上がられた所でヘッド・ロック。
ミスチーフは逃れるとヘッド・ロック。
ロープに振られショルダー・タックル。
ロープに走りもう1発。
ロープに走る。
デイジーがヒップ・トス。
アーム・ドラッグにドロップ・トー・ホールド。
ヘッド・ロックを決める。
起き上がられた所でグラウンド・ヘッド・ロック。
ミスチーフがグラウンド・ヘッド・シザースに返す。
デイジーが倒立からヘッド・ロック。
起き上がられた所でグラウンド・ヘッド・ロック。
ミスチーフがグラウンド・ヘッド・シザースに返す。
逃れられるもアーム・ドラッグ。
デイジーもアーム・ドラッグ。
ミスチーフが脚を払いカバー。
デイジーはカウント2で返すと脚を払いカバー。カウント2。
仕切り直し。
デイジーがバックを取る。
首に腕を絡めて倒す。
クルーシーフィックス。カウント2。
ハンマー・ロックを決める。
そのままコーナーに叩きつける。
チョップ。
チョップ。
もう1発打つ前にリングを走り回る。
ミスチーフが後を追い胸に張り手。
顔面を蹴りカバー。カウント2。
腕と脚を取る。
デイジーが両肩をつけにいく。
ミスチーフはカウント2で返すも離さない。
デイジーが両肩をつけにいく。
ミスチーフはカウント2で返す。
デイジーの腕を首に巻きつけると背中で締め上げる。
丸め込みにいく。カウント2。
デイジーがミスチーフの腹にパンチ。
ミスチーフはデイジーにフォア・アームズを決めて倒すとブレーン・バスター。
マウントでパンチする。
デイジーが隙をついて丸め込む。
ミスチーフはカウント2で返すと胸に張り手。
スタンディング・ムーンサルト。カウント2。
デイジーを起こすとフォア・アームズ。
殴りつけようとする。
デイジーは避けると丸め込む。
ミスチーフがカウント2で体勢を入れ替える。
デイジーはカウント2で返すと同時にストレッチに捕らえる。
ミスチーフは外すとフォア・アームズで倒す。
サブミッションを狙う。
デイジーがその動きを利用してロメロ・スペシャルのような形に。
ミスチーフはバク転して逃れると同じ形に持っていく。
蹴り飛ばす。
カバーするもカウント2。
デイジーを起こすと腕を首に絡め脚を取る。
デイジーが延髄切りで逃れる。
カバーするもカウント2。
デイジーはミスチーフをロープに振るとクローズライン。
バック・エルボー。
ノーザンライトを決める。カウントは2。
ミスチーフをコーナーに押し込み蹴りつける。
突進しモンキー・フリップを狙う。
ミスチーフはデイジーをコーナーにのせる。
雪崩式スラムを決めカバー。
デイジーがロープを掴む。
ミスチーフは腕を取るとニーを叩き込んで行く。
デイジーはガードすると肩膝をつかせてハイ・キックを狙う。
ミスチーフは避けると背を跨がせる形で起き上がろうとする。
デイジーがサンセット・フリップ・パワー・ボムに切り返す。カウント2。
再びカバーするもカウント2。
ミスチーフをコーナーに乗せる。
雪崩式ハリケーン・ラナを狙う。
ミスチーフはロープを掴んで自爆させるとシャドウズ・オーバー・ヘル。
カバーするもカウントは2。
ミスチーフがデイジーをコーナーに振ろうとする。
デイジーは振り返すとクローズラインへ。
ミスチーフは避けるとデイジーをコーナーに固定する。
そこからパイル・ドライバーのような技を狙おうとする。
デイジーは自爆させるとそこから丸め込む。カウント2。
ハート・パンチへ。
ミスチーフは股下を潜るとケミカル・バランスII。カウントは2。
デイジーをコーナーに振ろうとする。
デイジーは防ぐとハート・パンチ。
ロープに走りビッグ・ブーツ。
カバーするもカウントは2。
マインド・トリップを狙う。
押し飛ばされるも丸め込みに。カウント2。
デイジーがドラゴン・スリーパーの形に。
ミスチーフは体勢を入れ替えるとクローズラインを胸に落とす。カウント2。
デイジーが蹴りを入れる。
ミスチーフがクローズラインを狙う。
デイジーは避けると蹴りを入れる。
そこからバック・スライド。
カウント2で返されるもロックを外さない。
ミスチーフは外すと腹にニー。
腕を捻るとデス・クレイターで1,2,3!
試合結果
@サラ・デル・レイvs.セリーナ・ディーブAミス・ナチュラルvs.ローレライ・リー
Bキャット・パワーvs.ダフニー
Cニッキー・ロックスvs.ダンヤ
Dウェスナ・ビューシックvs.アンバー・オニール
E初代タッグ王座戦ガントレット・マッチ:カナディアン・ニンジャーズ(ポリシア・ペレス、ニコール・マシューズ)vs.ザ・ピンク・レディース(マディソン・イーグルズ、ジェシー・マッケイ)vs.スーサイド・ブロンズ(ルフィスト、ジェニファー・ブレイク)vs.インターナショナル・ホーム・レッキング・クルー(レイン、ジェッタ)vs.アシュリー・レイン、ネヴァ(新チャンピオン!)vs.ザ・エクスペリエンス(レキシー・ファイフ、マリア・ホサカ)
F#1コンテンダー・4コーナー・サバイバル:チアリーダー・メリッサvs.アメージング・コングvs.メルセデス・マルチネスvs.プリンセス・アリエル
GShimmer王座戦:ミスチーフ(ch)vs.デイジー・ヘイズ