NCW:Best of Femmes Fatalesの分析
名勝負 | なし |
好勝負 | なし |
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@チアリーダー・メリッサvs.へイリー・ヘイトリッド(Vol.8 3/10/12)
最初は拍子抜けするほど普通のレスリング。
ショルダー・タックルのぶつかり合いへと転じます。
同ロープ走りなどで変化をつけていますが
2人共スピードは余りないのでちょっと絵になっていませんね。
その後は一般的なグラウンド・ベースの試合運び。
しかし攻めは重く、着実に疲労感がたまって激戦の雰囲気が作り上げられます。
丸め込みも混ぜながら意外にバランスのよい攻防。
特に奇をてらった策に頼ることなく、
何かのシーンを長時間行うということもなく、
オーソドックスな王道で20分時間切れ+延長のロング・マッチをやり遂げました。
中々良い試合。
AWSU王座戦:メルセデス・マルチネス(ch)vs.ルフィスト(Vol.9 7/7/12)
前回と同じく入場してきたルフィストをメルセデスが奇襲し、
WSUの激しさをそのままに輸入・・・と思ったのですが、
カナダの団体ですからベビーフェイス/ヒール・テイストが加わっていますね。
ただ異常な試合ではなくなったというだけで
ハード・ヒットは決して劣っていないし構成としては綺麗にすっきりしている。
場外カットを両者使いながら打撃戦を維持。
椅子、場外投げを契機に終盤へとヒート・アップさせ、
技を効果的にのせて盛り上げました。
その到達点として場外で殴り合い両リン。
NCWのエース、ルフィストが他団体の王座に挑むとあってこれは仕方ないでしょう。
十分内容が伴っていたので問題ない。
中々良い試合。
BFF王座戦:カラミティ(ch)vs.サラ・デル・レイ(Vol.9 7/7/12)
WWEとの契約前とあってサラは気持ちがのっているはず。
そう期待していました。
いやサラ自体の仕事には文句のつけようがなかったのです。
しかしカラミティが何もできなかった。
序盤は切れ味鋭いレスリングで完封され、
試合運びを委託した中盤では、そこに荒い打撃まで付け加えられる始末。
ルフィスト二世にならなければならないカラミティとしては
打撃を打ち返す気概を見せなければならなかった。
サラのおかげで試合としては成立していますが
カラミティの良さが全然出ていない点で期待外れです。
平均より少し上。
(執筆日:12/31/12)
注目試合の詳細
なし試合結果
@チアリーダー・メリッサvs.へイリー・ヘイトリッド(20分時間切れ→5分時間切れ)(Vol.8 3/10/12)AWSU王座戦:メルセデス・マルチネス(ch)vs.ルフィスト(両者リングアウト)(Vol.9 7/7/12)
BFF王座戦:カラミティ(ch)vs.サラ・デル・レイ(Vol.9 7/7/12)