Ice Ribbon:新春りぼん 1/4/10の分析
名勝負 | なし |
好勝負 | なし |
約1時間30分です。
@都宮ちいvs.ひなた
A都宮ちいvs.あいか
新人のお披露目でそれぞれ1分半。
それぞれの新人の両親が我が子の活躍を収めようと
カメラで撮っているシーンしか浮かばない内容です。
@米山香織、真琴vs.夏樹☆たいよう、都宮ちい
ゴングが鳴るなり仕掛ける。
これを毎回やる事に何故違和感を持たないのでしょうか。
米山は動きが雑で、真琴は不安定。
しかもやられている姿が特色なのに下手な技を披露していくばかり。
夏樹は真琴相手にやたらかわしあいをしているが、
それが出来るのは分かるがそれをする相手ではあるまい。
全体設計の意識が低すぎる内容。
ついでにフィニッシャーのダブル・アーム・スープレックス・ホールドは肩が相当浮いてましたけど。
ひどい試合。
Aリボン高梨、三和太、りほvs.ケニー・オメガ、安藤あいか、松本都
アイスリボンの位置づけとしてはケニーと高梨が一番外枠になるでしょう。
しかし当然の事ながら一番動きはしっかりしていて、
特にケニーはアピール能力が異常に卓越している。
踊ってのボディ・プレスとか松本より軽やかです。
このオメガが只健康不良の肥満児にやられるんだから見てられない。
安藤もまともに試合できないし、松本もレベルの低いアピールにご執心。
うんざりする世界です。
ひどい試合。
Bインターナショナル・リボン・タッグ王座戦:高橋奈苗、市井舞(ch)vs.松本浩代、星ハム子
それを成立させるだけの一発の技の重みがないのに
全女の形だけを盲目的に取り入れている。
まあ高橋はハードだけどね。
他の選手に相応の物が見せられる訳もなく勢いは落ちていく。
こんなスタイルの中にアイスリボンの市井の居場所はない。
だからなんでしょう、高橋と市井の不仲というストーリーがついていますが
当然そんな理由からではネタとして賑やかすだけです。
権利は無視され、最後は市井と星の微妙すぎるシングル対決。
テンションを高く維持しているので常に何らかのアクションはあるけどそれだけ。
少し悪い試合。
CSUPER ICE-CUP準決勝、ICEx60王座戦:さくらえみ(ch)vs.みなみ飛香
みなみは相手の動きを待っている瞬間をもう少し減らしたい。
同じティーンならともかくベテランのさくらなんですから
強引に勢いで押していけば良いのです。
実際、同じ技を連発するとかしか方法論がないんですからね。
で、その技なんですが、みなみは長身を活かした魅力的な技を持っているものの
さくらを担ぐ事が出来なかったりして魅力を出し切る事は出来ず。
さくらが多少の厳しい攻めと終盤のクイック、アーム・バー追加で賑やかすも
相手になってなかった内容です。
悪い試合。
DSUPER ICE-CUP準決勝:藤本つかさvs.志田光
序盤は鋭い反応で、リアリティーを感じさせるサブミッション、丸め込みの攻防を見せます。
志田がパワフルなバック・ブリーカーを決め中盤へ。
どちらもしっかりと動けるので安定感はありますね。
只技を受ける側が映えるように見せるとか、
技を受ける際に次の行動を提示するとか、
そういう付加要素がないので本当にそれぞれが技を置いていくだけ。
勿論、序盤で可能性を示した、強さという価値観を含んだ戦いに仕上げる事も出来ない。
悪くない試合。
GSUPER ICE-CUP決勝:藤本つかさvs.さくらえみ
藤本のアピールでDの試合直後に行われたのですがわずか6秒。
メインの決勝でこんな事あって良いのか・・・。
総評
微妙な試合でせめて決勝だけはと思ったら壮絶な肩透かし。
ひどい大会です。
(執筆日:5/11/11)
DVD Rating:☆☆☆☆☆
注目試合の詳細
なし試合結果
@都宮ちいvs.ひなたA都宮ちいvs.あいか
@米山香織、真琴vs.夏樹☆たいよう、都宮ちい
Aリボン高梨、三和太、りほvs.ケニー・オメガ、安藤あいか、松本都
Bインターナショナル・リボン・タッグ王座戦:高橋奈苗、市井舞(ch)vs.松本浩代、星ハム子(新チャンピオン!)
CSUPER ICE-CUP準決勝、ICEx60王座戦:さくらえみ(ch)vs.みなみ飛香
DSUPER ICE-CUP準決勝:藤本つかさvs.志田光
GSUPER ICE-CUP決勝:藤本つかさ(優勝!)vs.さくらえみ