TOPアメプロ大賞アメプロ大賞2020→アメプロ大賞2020投票B

アメプロ大賞2020投票B:時祭京之介さん


2021年が平和な世界となりますように祈りそして苦しい状況を乗り越えて戦い続けたレスラーに敬意を込めて。
アメプロ大賞2020投票させていただきます。

MVP
1位 フィン・ベイラー
2位 ジョン・モクスリー
3位 ドリュー・マッキンタイア

1位はNXTに戦場を移しポテンシャルを最大限に発揮したフィン。オライリーとの死闘で欠場した期間はあるもののそれを補う活躍ぶりでした。
2位モクスリーはAEWの中心人物としてブロディ・リーやキングストンとのインディ時代の因果をメジャー団体で実現するプロレスドリームを見せてくれました。
3位マッキンタイアはロイヤルランブル優勝、レスナー撃破と今年のWWEを象徴する活躍をしましたね。

年間最高試合
1位 GCW王座戦:リッキー・シェイン・ペイジ(ch)vs.ニック・ゲイジ(2/15/20 GCW)
2位 NXT女子王座戦:リア・リプレイ(ch)vs.シャーロット(4/5/20 WWE)
3位 AEW タッグ王座戦:ハングマン・ペイジ、ケニー・オメガ(ch)vs.ヤング・バックス(3/1/20 AEW)

1位はこの試合でデスマッチファイターのカリスマになったRSPとデスマッチのリビングレジェンドのゲイジの至極のデスマッチ。コロナ禍によりこの盛り上がりのデスマッチを見る事ができないのかという不安、違う。そうじゃない。必ずやデスマッチシーンは不死身でありさらなる巻き返しを見せてくれるだろうと希望を込めてこの試合を1位に選評。
2位は最高のWWE女子ディビジョンから選ぼうと思いサーシャvsベイリーのHIACマッチorリアvsシャーロットのNXT女子王座戦。どちらにするか迷いました。HIAC戦も世紀に残る名勝負でしたがコロナ禍により絶望的な状況のなか光を見せてプロレスに希望を取り戻したというべきNXT女子王座戦を2位にしました。
3位は純粋に現在、過去、未来において素晴らしいタッグマッチを見せたタッグ王座戦を。この試合をきっかけにAEWタッグディビジョンは大きな盛り上がりを見せました。

最優秀タッグ
1位 ストリート・プロフィッツ
2位 FTR
3位 モーターシティーマシンガンズ

1位ストリート・プロフィッツは1年を通しWWEのタッグ王者として牽引しました。試合面で名勝負を残せていない事だけが課題か。
2位FTRはAEWに登場して持ち味を見せてくれました。皮肉にも彼等がAEWに登場してからWWEはタッグ部門が霞んだ印象を抱くほど。
3位MCMは復活を遂げるとノースやグッドブラザーズとimpactのタッグ部門を盛り上げましたね。

乗り越えようコロナ危機大賞
(団体、試合、選手とそれぞれに選評)
・PWG
・ソーシャル・アイソレーション・マッチ:TKクーパーvs.チャック・マンボー(ETM73 4/18/20)
・マット・トレモント
PWGは頑張りま賞に入れるべきか迷いましたが今年はイベントが出来ず2021年はもしかしたら消滅するのでは?と囁かれる中最先端のプロレスシーンを見せてきたPWGのプロレスを再び見たい。この状況を乗り越えて欲しいと思いを込めてこちらに選評。
試合としてこの状況でこんな形のプロレスがあるのか!?と興味深い試合でした。この試合をきっかけにプロレスの幅が更に広がったと思います。
トレモントは2010年代のデスマッチを引っ張りRSPとの引退試合は本当に感無量でした。これからはプロデューサーとしてデスマッチを盛り上げてくれる事を期待ですね(とは言えテリー・ファンクや大仁田を崇拝している彼の事ですから復帰も時間の問題かも?)

敢闘賞
1位 MJF
2位 ラレド・キッド
3位 ダミアン・プリースト
1位MJFはレスリングテクニックはもちろんスキット含めレスラーとしてエンターテイナーとして最大限の成長をしましたね。
2位ラレド・キッドはメキシコマットを大いに盛り上げたニューウェーブ。ケニー・オメガとの王座戦は素晴らしかったの一言。
3位ダミアン・プリーストはNXTノースアメリカ王者として戦い続け彼の色気も発揮した活躍をしました。

最優秀女子
1位 サーシャ・バンクス
2位 志田光
3位 サンダー・ローザ
1位サーシャはアスカとの数え歌。ベイリーとの決着戦含めアイコンと称される活躍ぶりでした。
2位はジャパニーズスタイルレスリングをAEWで見せた志田。
3位はNWA女子王者としてAEWにも登場したローザ。彼女の登場はAEWの様々な団体の橋渡しになったか

個人的イチオシで大賞
1位 AKIRA
2位 クリス・ベイ
3位 オモス
1位AKIRAはシュートスタイルからデスマッチファイターになった根性系選手。日本のデスマッチをリスペクトしているようなので是非とも来日してほしい。
2位クリスはバネを活かし期待したいハイフライヤー。SJC USAにも参戦したので新日本にやってくる可能性アリ。
3位オモスはその存在感!NXTハウスショーにも試合をしているので2021年は大暴れか!?

新人賞
1位 ドミニク・ミステリオ
2位 パワーハウス・ホーブ
3位 リーモリアーティ
1位はセス VSミステリオ抗争をきっかけにデビューしたドミニク。セスやマーフィー相手に物怖じしないファイトはぜひ期待したい。
2位ホーブはチームタズの一員として暴れるパワーファイター。ECW時代のタズを思い起こすコスチュームも似合っています。
3位はシェリーとの数え歌で新星となったモリアーティ。グレシャムとのテクニックマッチも良かったですね。

最優秀団体
1位 WWE
2位 AEW
3位 ICW No Holds Barred
1位はサンダードームのスクリーン型観戦でプロレスを盛り上げ続けたWWE。
2位はスタジアムマッチなどエンタメプロレスの境地を見せたAEW。
3位はオライン・ベイトとジョン・ウェイン・マードックの数え歌やカオスな雰囲気が魅力のICW No Holds Barred!

頑張りま賞
1位 カリアン・クロス
2位 デイビッド・スター
3位 マット・サイダル
1位カリアンは戦慄のNXT王座を獲得するも怪我で即返上と不運に見舞われました。2021年は是非ともポテンシャルを発揮して欲しい。
2位スターはある意味コロナ禍で一番被害を受けたレスラーか。多くのインディ団体が開催出来ない状況を見るとメジャー団体を視野に入れるべきかも。
3位は華やかにデビューかと思いきやシューティングスタープレスを大失敗しbotchamomentを作り失速中のサイダル。2021年はキャラチェンジをするべきか。
次点を挙げるならレドリュビューション。それぞれは確かな価値のあるレスラーながらさんざん登場を引っ張っておきながら今ではハートビジネスにその存在を置かれている状況。更なる隠し玉を出すか早めに解散かある意味2021年の動向が気になるユニットです。

年間最高大会
1位 NXT Halloween Havoc (10/28/20)
2位 AEW Dynamite Winter Is Coming (12/2/20)
3位 AEW Dynamite Live Brodie Lee CELEBRATION Of LIFE (12/30/20)
1位は大会のコンセプトを活かし復活した大会。キャメロン・グライムズvsデクスターの試合はエンタメプロレスファンは必見!
2位はスティング登場。ケニー・オメガがAEW王者としてimpactに乗り込むという2021年アメプロの歴史が変わる予感をさせる大会でした。
3位はブロディ・リー、ルーク・ハーパーというレスラーがいかにレスラーからファンから愛され素晴らしいレスラーだった事が思えた大会でした。
どれもPPV大会ではなく通常放送ですが通常放送も素晴らしいクオリティを見せてくれた事に感謝したいですね。

年間最優秀抗争
1位 アンディスピューテッド・エラ VSパット・マッカーフィ
2位 ジョン・モクスリー VSエディ・キングストン
3位 ローマン・レインズ VSジェイ・ウーソ
1位は様々なメディアにも取り上げられたマッカーフィNXT登場。ウォーゲーム決戦も最高の盛り上がりでした。
2位はインディ時代の因縁を取り込んだ血戦。2人の盟友のダニー・ハヴォックの死もあり2人の感情は本物でしたね。
3位はアノアイファミリーの血の繋がりを絡めた抗争。今のところレインズの配下になっているウーソズですがステップアップを否定されたジェイはそのままでいいのか...その行方が気になる2021年です。
2021年も素晴らしいプロレスイヤーとなりますように。2021年も何卒よろしくお願い致します。